キス釣りの基本とコツ 『虫エサ』3種の使い分けを意識しよう
キスの生態
その美しい魚体から「砂浜の女王」などとも言われるシロギスは、その呼び名の通り砂地に棲む底生魚です。
本州以南の日本全国に広く分布しており、水深50mまでの浅い海に生息しています。
底生魚ではあるものの、海底に張り付いて暮らしているわけではなく、海底よりも少し上の層(10~20cm)を泳いでいます。
そのため意外と遊泳力も高く、良型が掛かったときは引きも楽しめる魚です。
また普段は群れで過ごしており、1匹釣れると同じポイントで複数尾釣れることも多く、いかに多点掛けを狙って数を伸ばせるか工夫するのも、キス釣りの楽しみの一つと言えるでしょう。
キス釣りの時期について
キスは水温によって深場と浅場を行き来する魚です。
季節によって狙うポイントが変わってきます。
春は遠投が必要な場面も
キスの適水温はおよそ15度~25度で、15度以下になると水温の安定した深場に落ちます。そのため、春先はまだ深場にいることが多く、サーフでの遠投釣りなどがメインです。
徐々に水温が上がるにつれて浅場に移動し、水深の浅い堤防のちょい投げでも釣れるようになります。
夏は産卵期で尺ギスが狙える
6月頃になるとキスが産卵で浅場にやってくるため、近距離でも釣れるようになります。
成長した親のキスが狙えるので、良型ゲットのチャンスといえる季節です。
水温の上昇で活発にエサを追う時期でもあり、ピンギスも含めて数釣りを狙えます。
秋は落ちギスシーズン
水温の高い9~10月頃はまだまだ近距離で狙えるものの、水温低下とともに徐々に深場に移動しはじめます。
この深場に移動するキスを「落ちギス」と呼び、この時期は越冬を意識してエサの食いも良くなるため好釣果が望めます。
晩秋の11月ごろになると深場を狙う必要が出てくるため、遠投するなど狙い方を変える必要があります。
冬はポイント選びが鍵
冬になると完全に深場に落ちるため、10m以上水深のある入り江や湾内など限られたポイントでしか狙いにくくなります。
また、水温が低く活性も落ちるため、誘いもゆっくり行うなど工夫が必要です。
テクニカルな釣りにはなるものの、この時期の越冬ギスは脂を蓄えており非常に美味しく、狙う価値は十二分にあります。
キスの狙える場所
まず、底質が砂地や泥であることがキスを狙えるポイントの前提条件となります。
その上で、カケアガリや窪みなどの起伏を好むため、堤防なら船道、サーフなら沖のブレイクラインや河口周りを狙うなど凹凸のあるスポットを集中的に攻めるといいです。
岩場や海藻などが絡む場所も好スポットとなります。
また、前述したキスが生息する水深の関係で、季節によって釣り場選びや、釣り場の中で狙うポイントが変わってきます。
水温の高い時期は波打ち際など非常に浅い場所にいることもあり浅場狙い。
水温が低い時期は深場狙いを基本にポイントを選んでみましょう。
キスの釣れる時間帯
キスは昼行性で明るい時間に活発に動きます。
特に活発になる朝夕のマヅメ時を絡めて釣行に行くのがオススメです。
夜は釣れない?
基本的に夜は寝ていることが多いキス。
ただ、エサを取る個体もいるようで、アタリの数は昼間よりも減るものの夜でも狙うことができます。
特に警戒心の高い大型のキスは夜に動くことが多いのか、夜に釣れるキスはサイズが良い傾向があります。
夜釣りのコツとしては、あまり仕掛けを動かさず置き釣りスタイルで狙うほうが釣果に繋がることが多いです。
特に暑い夏場は涼みながら狙うことができるので夜釣りも選択肢に入れてみましょう。
キスを狙う際のタックル
近場狙いのライトな装備で行えるちょい投げと、本格的な遠投投げ釣りでタックルがガラリと変わるのが特徴です。
2つの釣り方の、タックルの詳細と釣り方を解説します。
ちょい投げ
夏場など浅瀬までキスが入り込む時期や、水深のある堤防で近距離からも狙えるポイントの場合、ライトに楽しめるちょい投げ釣りがオススメです。
ロッドは、専用ロッドはないので3~8号程度のオモリを投げられるルアーロッドや汎用竿などを使うことが多いです。
あまり硬くてパワーのあるロッドではなく、アタリを取りやすいロッドのほうが引きも味わえて楽しめます。
リールはスピニングリールで2000~3000番。道糸は「飛距離」と「感度」に優れたPEラインの1号程度が基本。
また、天秤への絡み防止のため、PEラインの先にはフロロカンボンライン3号程度のリーダーを1mほど付けるといいでしょう。
ちょい投げに使う天秤
天秤は各メーカーからチョイ投げ専用のものが発売されています。
固定式、遊動式、半遊動式、ジェット天秤など様々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットがありますが、ロッドを手持ちして行うちょい投げ釣りなら固定式のテンビンがオススメ。
アームの形状はL字型が以前まで定番でしたが、ここ最近売られるようになった逆V字型がアタリを取りやすく使いやすいです。
オモリの号数としては3~8号程度が標準で、軽いほど感度が良く、キスの群れを散らさないので釣りやすくなります。
潮の流れなどに応じて、手持ちのなかで軽いものを使うといいと思います。
ちょい投げに使う仕掛け
扱いやすさと感度を重視して1m以下の短いものがオススメです。
短い仕掛けではキスがエサを食べたときに違和感を感じて離してしまう可能性がありますが、ちょい投げでは軽い小さなテンビンとオモリを使用するのであまり問題にならないことが多いです。
針はエサを吸い込むように食べるキスの特徴に合わせた、キス専用のものを使用します。
主な針の形は流線針、きつね針、袖針などがありますが、小型も含めた数釣りであれば吸い込みやすく針掛かりの良いキツネ針か袖針タイプの4~6号程度の小針。
大型を狙う場合は軸が長い流線型の7号以上のハリを使うといいでしょう。
ちょい投げの釣り方
ちょい投げの一連の動作は以下が基本となります。
仕掛けが狙いのポイントを通過するように、狙ったポイントのやや沖にキャストします。
魚影が濃い場合は置き竿でも釣れるものの、誘いが有効な場面が多いです。
誘い方はリールを巻くか、竿を横に構えて手前に引き、天秤で底を引きずるのが基本です。
カケアガリなどの狙いのポイントだけで誘い、それ以外は高速で巻いて手返しを早くするやり方も効果的となります。
探ってきてアタリがなければ違うポイントにキャストし広範囲に探ります。
もしアタリがあれば、キスのアタリはブルブルと明確なので、アタったら軽くサオを立てるくらいのアワセを入れ、テンションを緩めないように巻き上げてきます。
また、キスは群れでいるためアタリがあったら直ぐに回収せずに追い食いを待つのも手です。
完全に仕掛けを止めていると掛かったキスが暴れて仕掛けが絡まるので、ゆっくりと巻いて追い食いを待ちます。
なお、魚影が薄いポイントや活性が低いときや、良型が掛かって仕掛けが絡む可能性が高そうなときなどは追い食いを待つより一匹ずつ確実にキャッチしていく方がいい場合もあるので、ケースバイケースで対処しましょう。
投げ釣り
キスが深場に生息している時期などは、投げ釣り専用タックルを使用して遠投して狙う必要がある場合が多くなります。
また、ちょい投げで使うタックルと比べて投げるのにコツがいるものの、遠投が利き群れのいるポイントを広範囲に探れるので、広大な砂浜の釣りに向いています。
投げ竿には先調子と胴調子があり、胴調子は遠投性に優れているものの、キスのアタリが伝わりにくく使いこなすのに時間がかかるため上級者向けです。
最初の一本であればキスのアタリに敏感で、ハリ掛かりが良く扱いやすい先調子をオススメします。
また、ロッドの長さは4m程度が使いやすいです。
ロッドのオモリ負荷は、大きいほど反発力があり、キャスト時にパワーが必要になるため、一般的には男性なら25~33号、女性なら20~27号を目安に選ぶといいと思います。
リールは大型の投げ釣り専用スピニングリールが使われ、道糸は25mごとに色分けされた専用のPEラインにチカライト(テーパーライン)をつないで使用します。
投げ釣りに使う天秤
遊動式や固定式の逆V字型等はアタリ感度がいい反面食い込みづらく、固定式L字型は感度が劣るが飛距離は出やすくキスの食い込みも良くなります。
そのため広範囲を探る必要がある投げ釣りでは、遊動式・逆V字型でポイントを探り、ポイントを重点的に攻める際はL字型にチェンジといった使い分けも有効になります。
ロッドの感度や使いやすさなどに合わせて、自分にあった天秤と使い方を探し出してみましょう。
オモリはロッドの標準負荷が基本ですが、少し軽いオモリを使うと身体への負担も少なく扱いやすいです。
投げ釣りに使う仕掛け
ロッドが長い分、ちょい投げよりも針数が多く長い仕掛けを扱えます。
針数は初心者なら4本程度ではじめてみて、慣れてきたらもっと針の数が多い仕掛けを使うといいです。
また、針のタイプの選び方は、ちょい投げと同じ基準でOKです。
投げ釣りの釣り方
投げる距離などに違いはありますが、基本的にはちょい投げと一連の動作は変わりません。
違いがあるとすれば、回収までに時間がかかることや、針の多い長い仕掛けを扱えるため、より多点掛けを積極的に狙っていくスタイルが基本となります。
仕掛けを絡ませないでいかに多点掛けを成功させるかという点も、本格的なタックルを使用したキスの投げ釣りの醍醐味の一つでもあるので、仕掛けが緩まないよう意識しながら狙ってみましょう。
効果的な誘い方
キス釣りでは前述したように仕掛けをサビく、いわゆる「引き釣り」が一般的な誘い方になります。
引き釣りではサビくスピードをその日のキスの活性によって変化させるのがコツです。
サビくスピードが遅いほど遊泳力のないフグなどのゲストにエサを取られる確率が高くなりますが、キスの活性が高くないとあまり速いスピードのサビキでは食ってこないこともあります。
キスがエサを食べられる適度な速さを見つけましょう。
また、リールの巻き抵抗が変わるカケアガリなどで仕掛けを一旦ステイさせ、キスに食わせのタイミングを取るのも効果的となります。
そのほかの誘いでは、天秤を底から持ち上げて落とすリフト&フォールのような誘い方が有効な場合もあります。
キス釣りの代表的なエサ3種
エサをハリに刺して投げ込むので、外れやすいエサは使いにくく、ゴカイなどの虫エサが使われることが多いです。
また、虫エサは軸の長いハリに刺すことでまっすぐになり、エサを吸い込むように捕食するキスに向くという理由もあります。
よく使われる虫エサは「イシゴカイ(ジャリメ)」「アオイソメ」「チロリ(東京スナメ)」の3種類。
イシゴカイやアオイソメは通年流通しており年中使われ、チロリはキスには非常に有効なエサではあるものの、寒さに弱いため、ほとんど夏季限定の釣りエサとなります。
ちなみにゴカイの仲間は環形動物門多毛綱の多毛類に属する動物です。
いわゆるゴカイはもちろん、嫌われもののウミケムシなども含まれる大きな分類群で、世界に8000種以上が知られており、まだまだ未分類の種類も多いです。
イシゴカイ(ジャリメ)
イシゴカイは多毛類のイシイソゴカイという名で、イシゴカイ、ジャリメ、砂虫などと呼ばれるポピュラーなエサです。
1980年代に養殖技術が確立して、現在は大半が養殖物ですが、希に中国から輸入されてきているものもあります。
使い方としては何と言っても日中の引き釣りやちょい投げのエサとして重宝されます。
先ず、昼間にキスを釣るなら必携したいエサです。
動きだけじゃないイシゴカイの魅力
特徴は細くてよく動く点です。
また、身体が柔らかいのでキスの吸い込みもよく、投げ釣りでは引き釣りでの数釣りに多用されます。
このイシゴカイ、動きでアピールするだけかと思いきや、そうではなく1cmほどに切ってハリの軸いっぱいに刺したくらいでもキスがよく釣れます。
イシゴカイのニオイや成分そのものがキスに好まれていると推測できます。
ただし、夜釣りで使うと、日中ほど効果が得られず、日が暮れると急にイシゴカイが触られなくなるシーンに遭遇することが多いです。
例外もありますが、どちらかというと日中に強いエサと認識しておくといいと思います。
キスに合わせて長さ調節
爪楊枝を少し太くしたくらいの大きさで、体長は長くてもせいぜい7、8cmです。
これをキスの食いに合わせて切ったり、1匹掛けにしたりして使います。
キスの食いに合わせてというのが少々難しく、1匹掛けでないと反応しない時や、タラシ(ハリから出た部分)が長いとそこばかりかじり取られたりします。
釣りをしている最中にアタリの出る刺し方、ヒットしやすい刺し方を毎回試してみてその日のパターンを見つけましょう。
保存については低温には弱く、15度前後が適温となるため、日陰やクーラーの効いた部屋なら部屋の中に置いておくぐらいが、活きの良さを保てます。
ただ、そう長くは持たず、死ぬとすぐにとろけてきて、その体液が周囲のイシゴカイをも弱らせてしまうので、2日くらいをメドに保管しましょう。
アオイソメ
安価で強いので使いやすく、数多くの釣りジャンルで利用されているポピュラーなエサのアオイソメです。
実は日本には生息していないゴカイで、アオゴカイという名で中国や韓国から年間を通じて供給されています。
エサとして輸入されているのは、小型のものから体長25cmくらいの大型もあり、エサ店で大(太)、中、小(細)などと分けられて販売されていることが多いです。
キス釣りに使用するなら、基本的に小(細)サイズを選んで購入しましょう。
置きザオでの良型狙いに最適
全体に身体が柔らかく吸い込みはいいものの、イシゴカイに比べると全体に大型が多いので、キス釣りでは引き釣りよりも、置きザオでしっかりと食わせる釣りに適しています。
小サイズでもまずまず長いので、適当な長さに切って使いますが、イシゴカイのようにあまり短く切って使うと効果がない場面が多い印象です。
実は発光しないアオイソメ
よく言われるのは「アオイソメは光るので夜釣りにいい」です。
しかし、実験ではアオイソメが光るのではなく、アオイソメに付いた微生物が光っていることが多く、アオイソメ自体は光らないことが分かっています。
それでも、夜釣りに強いエサであることにかわりはなく、キスの夜釣り、特に置きザオでの釣りでは効果を発揮します。
保存方法は10度前後が適温なので、冷蔵庫の野菜室などがオススメです。
しっかりと管理すれば4、5日は持ち、毎日海水で洗えばさらに長持ちします。
ただし、弱ってくると身体が柔らかくなり、身切れを起こすのであまり長期間の保存はやめましょう。
チロリ(東京スナメ)
関東では東京スナメとも呼ばれるチロリは、多毛類のチロリ科に属する生き物で、普段泥底に住んでいます。
市場に出始めてまだ10数年といった新しいエサで、当初はキス狙いというよりは、夜のマダイ狙いに効くエサとして登場しました。
チロリも国内には生息しておらず、釣りエサとして中国から輸入されています。
低温に弱く、釣りエサとして出回るのは5~10月くらいとなります。
特徴としては、力を抜いた状態?のだらんとした柔らかさと、締まった時の硬さが非常にメリハリのある虫エサです。
そして、動きも他の虫エサと違って、素早くキュッと締まったかと思えば、だらんとしたりとにかくよく動くエサで、動きはミミズに似ている気もします。
反応の善し悪しが明確に出る
このチロリは日中のイシゴカイ、夜のアオイソメの利点を兼ね備えた虫エサですが、キスの反応がいい時と悪い時が明確に別れる印象です。
以前からかなり万能なキスの引き釣り用エサとして愛用されていますが、それでもイシゴカイと併用するとチロリには全くキスが見向きもしなかったり、逆にチロリにばかり食ってきたりと日によって偏りが出る傾向があります。
引き釣りの場合は、1cmくらいの長さに切ってハリの軸いっぱいに刺して使います。
夜釣りの場合はアオイソメ同様、4、5cmに切って少しタラシを出します。
特に夜の大型キスの特効薬的なエサですが、マダイなどもよく釣れるため、このエサを使用する時は大型魚がヒットしてもいいように太仕掛けを使用するといいでしょう。
上記の2種よりも低温には弱く、釣行時もあまりクーラーボックス内で氷に近づけないようにしておきましょう。
イシゴカイ同様、釣りエサに使用するための保管は2、3日で、弱ると極端に動きが鈍くなり食いも悪くなります。
また、個体差がかなりありますが、元気なチロリでもハリに刺そうとすると、自切して切れ切れになるものもいます。
虫エサを使い分ける
3種類の虫エサの特徴を解説しましたが、要約すると、
・日中の引き釣りならイシゴカイ
・置きザオの釣りならアオイソメ
・チロリは常に少量持参しておく
といった感じでしょうか。
相手が自然界の生き物である以上、これが全てではなく、例外も数多くありますが、傾向として参考にしていただければ幸いです。
それ以外の虫エサ
キス釣りを始めとする投げ釣り、チョイ投げでは定番の虫エサの他に多種多様な虫エサが存在します。
たとえば、昔からカレイ釣りの特効薬として知られるマムシ、ホンムシなどもキス釣りに使われることもあるエサです。
た、アオイソメの変異型であるアカイソメも最近では、「アオ」と「アカ」で分けられて市販されています。
そして、前述のように世界にはまだまだ知られていない種も含めて多様な種類のゴカイ類が生息しており、いつ新しいエサとして登場するか分からないのが現状です。
もし、エサ店で新しい虫エサを見つけたら、使ってみるといい思いができる可能性は十分あるでしょう。
虫エサ以外のエサ
基本的には虫エサがオススメですが、見た目などを嫌って虫エサが苦手な人は多いと思います。
そういった場合の代用としてはバイオワームが使えます。
本物には食いで劣り、飲まれるほどしっかり食い込んでくれることは少ないので、使用する際には置き竿ではなく誘ってアピールし、アタリがあったら積極的にアワせるのがコツとなります。
また、仕掛けをしっかりと投げる必要のない、堤防の足元などのポイントでキスが釣れる状況ならオキアミでも釣れるほか、スーパーやコンビニで買えるイカの塩辛も意外に釣れます。
キスは美味しい魚
キスは非常に美味しい魚として知られています。
天ぷらが定番ですが、塩焼きや干物、良型は刺身にしても美味しいです。
キスの天ぷらは絶品です。
持ち帰る際は、複数尾釣れても手間を取られない氷締めをして持ち帰るのがオススメです。
クーラーボックスに海水と氷を入れて、釣れたらすぐにキスをクーラーボックスにいれましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?