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Is it ok as it is? in AKASHI.

明石のゴミ拾い5月3日@江井ヶ島海岸

5月3日はごみの日。ということで、全国各地でゴミ拾いが行われ、SNS上で盛り上がりを見せた。
このムーブメントはインスタグラムアカウント@isitokasitis_japan ※1を運営するbrokerメンバーでプロカメラマンの岸本純さんが全国に呼び掛けを行った。

※1このムーブメントは「Is it OK as it is?(このままでいいのか?)」という合言葉(ハッシュタグ)を掲げ、全国各地で毎日のように投稿され、広がり続ける。

そんな中、SDGs未来都市の明石市でも若者発信のアクションが行われた。
ゴールデンウィークの真っ最中、各地から19人が明石の江井ヶ島海岸に集まり、漂着したゴミを拾った!

彼らはそれぞれ別のドラマがあってここにきた。
ゴールデンウィークに行くところがなかったから、家族総出で。
昔静かだったのに、最近かっこよくなった同級生を応援しに。
環境問題って何?から「楽しそう」だけで。
「梅田から歩いて7時間かかった」って聞いたときはさすがにびっくりした。

さすがゴールデンウィーク、ビーチには人がいっぱい。
でも、全然ゴミが落ちていない…いいことだ。

人が集まるビーチには地域の方々がゴミを拾ってくれているみたい、
そんな気のいいビーチを歩いていると、ビーチの隣にゴツゴツとした岩場が。
よく見ると、、
たくさんの“漂着ごみ”がそこにはあった。

今日のゴミ拾いの場所はここだ。ここしかない。
海流に乗ってやってきたたくさんのゴミたち。

どのくらい意味を彷徨っていたのだろう。やさしく波が置いていった。
人にも捨てられ、海からも返却された可哀想な“かつて必要だったもの“。

私たちが“それ“に手を差し伸べることで、果たして正解だったのか間違いだったのか、そこは重要ではない。
私は、みんなのやりたくないことを楽しんでできるものたちが集まるこのひとときにとても価値を感じた。
そして、そのものたちが何者であったかなんて関係ない。

この時ばかりは人種・信条・性別・立場、自分が今何をしているのかも忘れることができる。
私はこの時間が好きだ。

私はもう一つ楽しみにしている時間がある。
それは、一仕事を終え、みんなで集まる時間だ。

今回は、海ということでみんなでビーチバレーを楽しんだり、エモい写真を撮りあったりした。

何分の1の確率になるんだろう。
その場所で、そのメンバーでその時間を過ごす。
二度とそこで同じ楽しみを味わうことはできないのだろう。

次こそは…次こそは…
以前の私ならそう考えていたのだろう。
時間ならいっぱいあるって思っていた。
「今日という日は人生の中で1番若い日」なんだ。
そうだとわかれば楽しもう!

次の記事は今回の明石の立役者にお話を聞いてこようと思う。

photo by Atsushi Kishimoto
writed by Zimu-Kyoku

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