29歳になりました
本日9/5、
29歳の誕生日を迎えることとなりました。
敬愛するフレディーマーキュリーも、今日が誕生日だそうです。
そろそろ、年齢的にターニングポイントに差し掛かってきたということもあり、人生の振り返りをやります。
29歳という、若者でもおっさんでもない微妙な年齢になってみた所感をまとめていきます。
9月が誕生日であるということ
関東に住んでいると、9月というのはほぼ毎日雨が降っていて、結構な確率で梅雨より雨が多い季節だったりします。
そして9月といえば新学期ですが、夏休みが終わり新学期が始まるプレッシャー、2学期の長さへの憂鬱、1学期に既に固定化したクラスの人間関係など、全体的に閉塞感を感じる時期です。
クリスマスが誕生日だと、せっかくの誕生日がクリスマスに吸収されてプレゼントをもらえる日が減る、なんて話を聞いたことがありますが、
誕生日のタイミングというのは案外、人生にうっすらと影響を与えるような気はしますね。なんか9月生まれって根暗多そうな印象あるし…(偏見)
みたいなことを考えて自宅でのんびり過ごしています。外はやはり雨です。
誕生日を楽しく過ごすコツがあれば、ぜひ教えてください。
29歳になるということ
29というのは非常に微妙な年齢です。
というのは、若者と大人、どちらに対しても距離を感じる年齢だからです。
仮に20代を若者の時期とするなら、若者として生きる最後の年ということになりますが、ぶっちゃけほぼ30でもあり(しかしまだ30ではないという煮え切らなさ)、壮年期の入り口あたりの年齢でもあります。
若者としての人生が終わり、大人として生きて行かなければいけないラインが大体この辺りなのかなと思います。
つまりもう若者ではないが壮年期にしては若すぎる、というアンビバレントな年齢です。精神面でも、大きな入れ替わりがある時期なのかもしれません。
自分の20代を振り返る
正直かなり充実していたと思います。
自分の中で大きな成果はいくつも挙げられたと自負していますし、それは努力や熱意の大きな結実だと思っています。
何より、20代の頃の悩みの大半をみずからの努力で解決したというのは、正直なかなかできる人はいないでしょうし、幸運だったと思います。
今までの頑張りを誇りに思いますし、自分を労ってやりたいです。
一方で、目標が実現してしまったことで次なる悩みに直面することにもなり、人生に悩みは尽きないということをより強く実感しました。
また、成果と言っても仕事や趣味の分野で一定の功績をあげた、みたいな社会的なものではなく、あくまで自分の中での目標を達成しただけなので、ここまでの努力を社会的評価に結びつけるのが20代最後の課題かもしれません。
残り1年しかない20代でいきなり結果は出ないにせよ、後悔のない30代への下地作りはしておきたいと思っています。
もう少し具体的に
ギターが上手くなった
趣味で10年以上ギターを続けているのですが、ここ2、3年で急に上達したと思います。
もともと私は練習しても全然上手くならず、しかし諦めきれず、投げやり気味に細々と練習を続けていたのですが、
弦やピックなどの小物類や、細かいセッティングなど色々と見直す作業をここ数年続けていた成果がようやく、最近になって実を結び始めています。
また、今まで練習や努力に対して投げやりだった自分にとって、コロナ禍で自宅から出られない生活も良い方向に作用しました。
自分の好きなことにまとまった時間を使う経験を20代のうちにできたことは、今後の人生でも貴重な財産になると信じています。
病気が治った
鬱、睡眠障害、アトピーなど、私の20代は常に病気と共にありましたが、全て治しました。
これが地味にすごく大変だった・・・10年間以上、読書とネットサーフィンを続け、良さげな本は迷わず買い、保険適用にならない高価なサプリも相当数試し、睡眠障害に至っては先日鼻の手術まで受けてきました。
お金はかかりましたが、結果としてどの取り組みも上手くいったのはやはり幸運だったと思います。どの病気も、治すために僕の何倍もお金をかけて治せていない人はたくさんいます。
もちろん、病気と無縁な、健康な若者時代を送りたかったという後悔は尽きませんが、
若さを失い切ってはいない20代最後の年までに、難治性の病気が3つ一気に、一応の解決を見たのは、自分の人生で誇るべき大きな成果だと思っています。
今後どうするか
総じて、今まではとにかくこのクソみたいな人生をどうにかしないといけない焦りと絶望と闘い続けてきた人生でしたが、それがひと段落してホッとしています。
一方で、マイナス要素に足を取られすぎて、思うように前に進めなかった20代でもありました。
やっと前に進む準備が整った20代残りの1年で、以下の目標を達成したいと考えています。
貯金をする
先述の通り病気を治すことにお金を使いまくり、
それでいて趣味も諦めず、
さらに同世代と同じ生活水準を維持したいという見栄まで張ってしまったせいで、
この年齢にしては貯金額が少なすぎることは本当にヤバいと思っています。
20代の貯金の中央値は8万円なんて話も聞きますが、新社会人や20代前半も含めての数字なので、真に受けず粛々と貯金をしていきたいですね。
現在、30代に突入する生活基盤を整える意味で、部屋に溢れかえるものの断捨離と貯蓄を猛スピードで進めているところです。
実家を出る
さらにヤバいことになんと現在実家。
病気を治すのにお金と時間を使いたいと両親を説得して、浮いたお金は全て自己投資に突っ込む生活をしてきましたが、
それに対して文句は言いつつも(笑)結果的に許容してくれた両親には感謝しています。
しかし病気は大方治り、部屋の断捨離も進んだ今、これ以上実家でダラダラする理由はもうありません。
30歳になる前に、一人暮らしを経験しておくことは現在、明確な目標としています。
成果物を世に出す
せっかくギターを10年以上練習してきているので、YouTubeでもTwitterでもいいから音源をアップロードしてみようかなと思っています。
上手くはないですが、上手くなってからアップロードしよう、と自分を追い込んでも別に上手くなるわけじゃありません。
結果を求めて競争するよりも、自分が努力した成果を何かしらの形で残すことが大事だと思えるようになったのも、一つの成果かもしれません。
まとめ
この先の1年は、20代を諦めず、それでいて若さに固執しない、充実した1年を過ごしたいですね。
後悔しない人生を、なんて言葉もあったりしますが、人生を後悔しないなんて不可能だと思っているので、
後悔も人生の不平等も理不尽も、もがきつつ受け入れながら前に進むしかないよな〜みたいなことを考えながら、
本格的にアラサーに突入してしまった焦りで記事を書き上げてしまいました。
歳をとるのはやっぱり怖いですが、
頑張ってきた人間にとって、歳を重ねることは実績を積み上げ、自らを助けてくれることでもあります。
今を楽しみつつも、将来への投資も怠らず、肩の力を抜いて生きていきたいものです。
ちなみにこの記事は朝書き始めたのですが、
書き終えようとしている今、外は快晴になっていました。
これから、無理を言って地元に来てもらう友人と、焼肉を食べに行ってきます。
それでは。
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