春の東京開催～マイナビ仙台レディースvsサンフレッチェ広島レジーナ
脳梗塞で入院して3か月。やっと退院となり早速日立台へ柏レイソルvs浦和レッズを観戦。久々のスタジアムでの観戦でレイソル勝利と忘れられない試合になった。
その2日後には年1回のマイナビ仙台レディース(以降仙台L)の東京開催。相手はサンフレッチェ広島レジーナ(以降広島R)で今季のリーグ戦では広島Rは初観戦。退院は浦和戦とこの試合に合わせたと言っても過言ではない。浦和戦から帰宅後にチケットを購入。体は思うように動かなかったけど、楽しみにしていたので何とか行ってみた。
西が丘の春
本蓮沼駅で降りて階段を登りきると春の陽気が感じられた。春とは言いつつも日差しは初夏に近いかもしれない。観戦する方はいいが、選手にとってはややキツイかもしれない。
出口から右に向かい歩道をしばらく歩くと西が丘。スタジアム沿いの歩道は桜が咲いていた。満開は通り越しやや葉桜の状態でも舞い散る花びらが何とも風流でいい。
チケット売り場の方まで歩きホーム側入り口に到着。宮城県の物産展やマイナビブース、グッズショップと密集していた。無理やりだが春の祭典と言えなくもない。
マイナビまつり
到着は12時前。Aゲートの入口では各ブースに入場待ちの人達が集まっていた。
既に限定萩の月の販売が始まっており、仙台L公式応援アイドルのTan.San.Sui.さんが呼び込みをされていた。去年に続いて早速購入。その流れでメンバーの自分と同じく廣澤選手推しの彗夢にこさんと少しお話できたのだが、あまりにも気さくで驚いた。しかし、この後でもっと驚く事に遭遇する。
萩の月売り場とグッズ売り場の間にはマイビィを発見。早速写真撮影してみた。
今シーズンの仙台行きは厳しそうなのでグッズをちょこちょこ購入。かなり散在してしまった･･･
先行入場が終わったのを確認してから入場。今回はゴール裏にお邪魔してみた。
萩の月の売り場では去年に引き続きシンガーの佐々木佑紀さんがお手伝い。主に女性ファンで行列ができていた。
今シーズンの東京開催はグッズ売り場での選手の手伝いはなかったようだ。もしかしたら時間帯が合わなかっただけかもしれないが、少なくとも自分は選手を目にすることは無かった。
今回のスタグル
今回は体調と経済的な面からスタグルはパス。Aゲート入口内には常設の店舗で、こちらはカレーやからあげなどを販売。Cゲート外にケータリングカーが出店。BlueTarpさんでステーキライスなど、Y.Y.Kitchenさんでは牛すじトマト煮込みチーズライスなど美味しそうなメニューが揃っていて自粛するのが惜しい。食べたいなと思いながら持参のパンを頬張った。
入場及び再入場後
入場時にマイビィとシールと選手カードをポケットティッシュと共に受け取る。カードはオケケだった。
席を確保してから宮城県の物産展でずんだどら焼きを購入。
その後はマイナビブースでスタンプラリーはいかがですかと勧められて参加。Cゲートの方までスタジアムを半周し質問の回答とスタンプを押し、再びブースへ戻る。まだ右手の筆記がヘロヘロで大変なことになっていた(汗)。一応OKとのことでガラガラを回しエコバッグをいただいた。これはいろいろと使えそうだ。
再入場して席に戻る。しばらくしてTan.San.Sui.さんのライブ、そして佐々木佑紀さんのライブと連続歌唱ショー。今回もダンスのキレがあってカッコいい。
すでに選手も入り準備を始めていた。すごく近くて見てるこちらが緊張する。
しばらくして両チームGK、そしてフィールドプレイヤーが入場しアップを開始。
試合開始
アップが終わり選手入場。入場時は選手はエスコートキッズと入場するのだが、最後尾の高平選手はキッズではなくマイビィがエスコート。なんとなく小学校のフォークダンスで人数のあふれた人を思い出した･･･
試合は前半の早い時間に広島Rが立花選手のゴールで先制。サイドからの長いクロスを走りこんだ立花選手がダイレクトで決めたゴラッソだった。
広島Rの個人的印象ではサイドを使いワイドに展開するサッカーで、立花選手や島袋選手、昨シーズンは川島選手といった香車のような縦に速い選手を活かしている。その中でも中島選手のように中央への切り込みも鋭い選手は相手にとって脅威。
一方の仙台Lはパスが合わずフィードもいま一つ合わない。プレスをかけボールを奪っても広島Rの勢いの前にうまく繋げず。それでも前半終了前に廣澤選手のクロスから走りこんだ高平選手がうまく合わせて振り出しに戻す。
で、コアサポーターの方を見るとTan.San.Sui.さんが一緒に跳ねとるやんけ！
ゴール裏で一緒に応援するアイドルなんて初めて見た。試合中はメインスタンドで見ているのはよくあるのだろうけど、これは凄い。
ハーフタイムは再び佐々木佑紀さんのミニライブショー。
後半はやや膠着した展開。試合が動いたのは試合終盤。広島Rの左サイドからの長いクロスに仙台GKとDFが交錯しこぼれたところに途中交代で出場した李選手がしっかり決め勝ち越し。このチャンスを見逃さなかったのはさすが。
そのまま広島Rが逃げ切り勝利。仙台Lにとっては痛い連敗。残念ながら3年連続で東京開催は敗戦になった。
試合後の雑感
目の焦点が合わず観戦には難儀したが、かなり楽しめた。ライン際の攻防の迫力も小さくまとまったサッカー専用スタジアムならでは。このスタジアムの良さを改めて実感。
昨年の東京開催でファンサービスしていただいた武田選手と廣澤選手は今年はスタメン。今思うと今シーズンの萩の月の総選挙の1位と2位がファンサービスしていたのだ。なんとなく感慨深いものを感じる。
仙台Lでは16歳の若い選手を起用。これがデビュー戦となった菊池選手でチャンスメイクで貢献。負けはしたものの使い続けることで才能を伸ばしていくだろう。
同世代では津田選手といった大型FWも控えており、若手がいかに台頭するかという楽しみがある。それだけに選手が安心してプレーできるよう登録関係などでは二度と問題を起こさないようお願いしたい。
メインスタンドではマイナビの社員が招待され賑わっていた。東京開催も社員向けのお披露目なのかもしれないが、応援で盛り上がっているのと関東地方で興味ある人たちを引き込むのはいいと思う。仙台のサポーターにとってはホームなのに遠征となってしまうのは大変かもしれないが。
帰りはTan.San.Sui.さんがお見送り。写真撮影OKとのことで撮影させていただいた。歌って踊ってゴール裏で跳ねてドラム叩いてお見送りするアイドルは彼女たちぐらいだろう。これからも仙台Lを盛り上げてほしい。
どっときた疲労感の中、桜を眺めながら家路へと向かう。まだまだ体調的に厳しいものはあるけど、やはりスタジアムでの観戦はいい。また来年も観戦したいなと思いつつ、疲れ果てて帰りの電車で熟睡してしまったのはまた別の話。
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