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Britiaの「学べるニュース!」

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2024年3月の記事一覧

乳製品メーカーでは、瓶牛乳の販売を取りやめする動きが出ているようです。瓶の回収や洗浄の手間が負担となっているようです。一方で、瓶の場合は飲み口が狭いため、凝縮された香りを楽しめることと、銭湯でレトロ感を楽しみたい層は一定数いるようです。

1ドル151円と円安の動きが加速しており、輸出企業やインバウンドには期待が広がる一方、輸入価格の高騰が懸念されています。日本酒の輸出企業は期待が高まるものの、燃料エネルギー企業は、円安で価格高騰につながってしまうという状況にあります。物価高が懸念されています。

日銀によるマイナス金利の解除が昨日行われ、メディアが賑わっています。都市部と地方の賃金格差や、これから住宅ローンを組む方の不安もあります。銀行サイドでは利上げする発言はありませんので、状況を注視しましょう。24年は日本経済が大きく発展することを願っています。

「書店」の休廃業はコロナ禍から横ばいの約70件で推移しています。以前は書店はどこにでもありましたが、見かけることが少なくなりました。電子書籍やネット購入が増加する中で、苦境に立たされていることが分かります。本を探す楽しみが無くなってしまうのは寂しく感じますね。

政府は、AIへの法規制の検討に入ることとなりました。 EUの他、各国で規制の活発化を踏まえた対応です。規制の前に「ガイドライン」を作成し、公表されます。EUでは2026年6月より違反時に制裁金を課す対応が行われます。AI開発や利用者は、今後の動向をチェックしておきましょう

日銀では、本日(2024年3月19日)にマイナス金利政策の解除を決定します。賃上げ5%と物価上昇率2%の条件が揃ったことが決定要因です。解除後も長期金利を1%を上限としていますので、急激な利上げは起こらないと予測されています。24年は日本経済が大きく変わる瞬間となりそう。

24年前の2000年と比較すると、30歳の大企業と中小企業の賃金格差が3倍になっています。中小企業の経営体力が十分でないことと原材料の高騰が影響しています。ポイントは、賃上げと適正な価格転嫁となりますが、一方で物価高という側面もあります。難しい舵取りを迫られています。

アトツギ甲子園の決勝大会で山形県天童市の 株式会社半沢鶏卵 が優秀賞を獲得しましたね。販売力を活用したブランド卵で1玉2000円という取り組みを紹介しています。卵は付加価値をつけにくく、消費が安い方向に向かいがちです。生産者と消費の架け橋になる事例と思います。

山形県鶴岡市のサイエンスパークに、資生堂が「ファームラボ」を開設しました。腸内環境や漢方をテーマに研究を開始。研究機関との大企業とのコラボが進み、最終的には町全体が活性化する事例です。今後に期待が高まります。

2023年の生活保護申請件数は、2013年以降最多の25万5千件となっています。コロナや物価高の影響が続いていると考えられます。その他にも要因は色々と考えられます。例えば、中小企業企業が賃上げや原材料高騰、人材不足によって倒産が増加し、働く場所を失っている状況も考えられます。

山形県酒田市は「日本ご当地ラーメン総選挙」で全国ナンバーワンになり、山形市は2023年家計調査でラーメンの消費額が全国ナンバーワンです。私も外食はラーメンです。 このような契機や強みを活かし、インバウンドや観光につなげ、地域経済を強く牽引する力にしていきましょう。

ウーバーイーツの自走ロボの料理宅配が、3月6日から開始されます。自走ロボは歩道を走行し、店で料理を受け取り配達する仕組み。現在は2店舗のみの対応ですが、徐々に販路を拡大。AIを取り入れ衝突を避ける仕組みです。しばらくすれば、東京都内はロボットだらけになりそうですね

山形県上山市にある「下大湯共同浴場」は、400年の歴史があるそうです。創業は寛永元年。近年、昭和レトロな温泉ブームが見えてきており、銭湯をカフェとしてリノベーションする取り組みなども増えています。日本文化をインバウンドにも繋げられれば面白そうです。