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立体 ━影と光━

立体には、光が当たる部分と影の部分の二つの部分が存在する。
これらは、人間の性格にも同様の事が言える。
例えば、あまり好きでは無い人が隣席になった場合、大半の人はどんなに相手の事が好きでは無かったとしても表面は愛想良く接するだろう。
しかし、相手が『トイレに行ってくる。』と言い自席を外したら?
恐らく、多くの人は自分の周囲の人達と相手の事について愚痴をこぼすだろう。
そして、相手が自席に戻ってきた途端何事も無かったかの様に先程と同じように接する。
この様な出来事を体験した事はあるだろうか?それとも、自身がその様な態度を取ってしまったという事は無いだろうか?
私も実際にこの様な出来事によく遭遇したものだ。
人というのは、裏表がはっきりしていて場面によって簡単に態度を変えることが出来てしまう生き物なのだと私は考えている。
勿論、人により個人差もあり、球体の様に
滑らかで裏表はあるが余りはっきりしないという人も少なからず存在すると考えている。
つまり、私が何を言いたいのかと言うと
立体とは人間の性格を反映したものだと思っている。
そしてなにより、大切なのは個々人の性格を多角度的に見て、良い部分(光)も悪い部分(影)もどちらも自分自身であると認識することである。

光も影もどちらも『立体』の一部分である。

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