見出し画像

国交省の取り組みがガチ!

「標準的な運賃」の見直しがスゴイ

 昨年頃から「物流2024年問題」が一般のテレビ番組にもとりあげられ、けっこうな話題となっていました。今年は2024年。とうとう「その年」が来たわけです。
 昨年末、国交省が「標準的な運賃」の見直し案を公表しました。これがあらゆる面でスゴイのです。

「標準的な運賃」をさらに引き上げ

 「相場からみたら相当高い」と言われていた「標準的な運賃」ですが、これをさらに平均8%値上げするとのこと。
 そして発表資料の中には下記アンケートが提示されていました。
 

 2023年の全日本トラック協会会員事業者向けアンケート調査結果として、標準的運賃の8割以上で契約している運送事業者が全体の45%もいた、、、ということです。
 トラック運送事業者6万社弱といわれるなかで1593社の回答ですから、相場とまでは言えないものの、標準的運賃が絵空事ではないことになってきたと言えると思います。

引き上げの根拠は燃料等の高騰

 現在、身近な食品等でも原材料の高騰などを理由に値上げが相次いでいます。標準的運賃の引き上げについても、その根拠は燃料等の高騰であり、引き上げが必要な理由は他産業と変わりはありません。
 燃料は1リットル当たり100円から120円へと改定されました。サーチャージも120円が基準価格として設定されました。
 ほかにもスゴイことがたくさんあるのですが、今回の紹介はここまでといたします。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?