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私が英語絵本の読み聞かせ会を始めた理由

今年の9月からバイリンガル絵本読み聞かせインストラクターとしての活動をスタートし、活動のひとつとして、保育園の園児さん達を対象に英語絵本の読み聞かせ会をさせていただいています。

将来、幼稚園や保育園などで読み聞かせをしたい!とインストラクターになる前から思っていたのですが、ご縁がありこのような機会をいただけて本当にありがたいです。

私がこのような子ども達向けに読み聞かせを始めた理由ですが、ひとつは、世の中の風潮として、「子どもの頃から英語!」となってはいるものの、英会話スクール等に通っているお子さんや、おうち英語をやっていらっしゃるご家庭以外は英語絵本に全く触れた事がなく、馴染みのないお子さんが多いですよね。

そんなお子さん達に、まずは英語絵本の存在を知ってもらい、英語絵本の世界の楽しさに触れるきっかけになってほしかったからです。

英語が勉強になってしまう前に、もっと自然な形で英語と出会って、その子の中に溶け込んでくれればいいなと思っています。

もうひとつは、ネイティブでもなく、バイリンガル幼稚園の先生でもなく、「その辺にいるお母さん」である私が英語絵本を読み聞かせしている事で、より英語絵本を身近に感じてもらえるのでは?という期待もあります。(読み聞かせ会場に3歳の娘も同席させてもらっています)

英語を自分とは違う世界のものとしてではなく、身近にいそうな母親が読んでいることで、緊張せず安心して聞いてもらえるかもしれません。

もちろん、読み聞かせ会をしたからといって、それだけで子どもたちが英語できるようになるとは思えませんし、それを目指しているわけでもありません。

ただ、今は何も思わなくても、子どもたちが少し大きくなった時に「誰かに英語の絵本読んでもらった事がある気がするなぁ」とか、「なんか英語の読み聞かせやってる人いたなぁ」とか、断片でいいので覚えてくれていたり、その子の中に少しでも残ってくれればいいなという思いはあります。

小さい頃の記憶ってほとんど忘れてしまいますが、あの時の、あの部分の残像だけ今でもなぜか自分の中にある、みたいな事ありますよね。

子ども達が成長して、英語の勉強に限らず、何かに行き詰まったりした時に、そういえば英語絵本あったな、と思い出して、あわよくば英語絵本を開いてくれたらいいなと思っています。

(もちろん、誰かが読み聞かせしてくれたり、自分で読めるようになって続けていってくれるのがベストではありますが)

英語絵本が子ども達にとって決して特別なものではなく、日本語の絵本と同様に、普通に手にとって楽しんでもらえるようなものになればいいなぁと思い、これからも活動していきます。

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