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将来こどもを英語嫌いにさせないために親が自宅でできること

ずいぶん前の話になりますが、短期間ですが高校の英語教師をしていました。この教員時代も、日々英語コンプレックスとの闘いだったのですが、笑
それはまた別の記事で書くとして。。。

まず驚いたのは、入学してくる時点で英語嫌い!英語苦手!という生徒がものすごく多かった事!
中学の時点で既に文法でつまずいてしまっている子がとても多い印象でした。

あとは、好きだけどできない、習った英語をどう使っていいかわからない。つまりアウトプットの仕方がわからない生徒。
授業にも頑張ってついてきてくれるんですが、なかなか結果が出なくて、なんとかしてあげたいな、と思っていました。

◉この生徒達が、小さい頃からたくさんの英語絵本に触れていたら

あれから約10年後、わが子に英語絵本の読み聞かせを行うようになってからよく考えることがあります。

あの生徒たちが、勉強としてではなく、もっと自然に小さい頃から英語絵本の読み聞かせをたくさん聞いていたら、つまりたくさんインプットできていたら、あんなに苦労しなくても済んだのかもしれないなぁ。

なぜ英語絵本が良いのかについてはこちら

英語はそれほど苦手ではないという生徒は、文法は説明すればだいたいわかってくれます。英語が苦手な子でも、頑張ってついてきてくれます。
例えば、現在完了はこんな形で、こんな意味があるよ、みたいな事です。

ですが、いざ現在完了を使ってアウトプットしてみよう、となると、それを文脈の中でどう使っていいかわからない、どんな時に使っていいかわからない。

アウトプットするためには、それまでにたくさんのインプットが必要です。教科書でちょっと読んだくらいではやはり足りないです。

小さい頃から絵本の中でたくさん英語に触れて、難しそうな文法にも文脈の中で自然とたくさん触れてきていたら、こんなに苦労しなかったかもしれないな、と思います。

◉わが子の近い将来のためにも…!

親御さん達は、将来仕事の選択肢が狭まらないように!とか、仕事で使えるように!と英語を小さい頃から始められるご家庭も多いですよね。

将来の仕事のため!とそちらに目が行きがちですが、英語絵本の読み聞かせをやっていれば、それ以前、割と近い将来、中学・高校でも、お子さんを英語嫌いにさせなくて済む、苦労させなくて済むかもしれません。

親が少し頑張って、1日10分でもいいので小さい頃から英語絵本の読み聞かせを続けていくことで、わが子が中高英語でつまずくことを避けられるなら…わが家もちょっとやってみようかなと思えるかもしれません!
お父さんお母さんが読んでくれる英語絵本は最高のインプットになります。

日本語の絵本と同じように、小さいころから当たり前のように英語絵本の読み聞かせをするご家庭がもっと増えるといいなぁ。

そんな事を考えながら、わが家でも毎日寝る前の英語絵本の読み聞かせを続けています!

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