足し算の健康方とありのままではいられない症候群


巷では足し算の健康法が流行っては消えてゆく。
アレを食べたら身体にいいとか。
コレを食べたらいいとか。
テレビで放送されれば、スーパーの棚からそれらが消えてゆくのだとか。
そういうヤツ。
あと、この健康食品飲めば元気‼️みたいなヤツ。

それはまるで
私は不健康です。私は足りていないです。
と主張しているように聞こえる。

そしてそれは
私はアレができない
私はコレができないダメ人間

って自分にダメ出ししているのと
とてもよく似ているように思う。

何者かになろうとせずにはいられない不足感。
不調を健康食品やサプリで埋めずにはいられない不安感。

似てない?

身体と心は
面白いほどリンクしている。
そして不調を作っている大元は
心だったりもする

ありのままがいいとかいいながら
結局不足感に苛まれてるんじゃないか。
いつだって、本当は何かで埋めたくて仕方ない
そんな失速感や息苦しさを
本当は自分で作っている。

こんな憧れの自分になれますよって
サプリができたら
ありのままでいいって言えなくなって
飲んじゃうんだろうか。

そんなサプリいらないです
って言えるくらいには、
ありのままの自分を好きになりたいなって思う。

常に依存したい自分との戦い。
知識を増やすことで自信を作ろうとしたり、成長っていう方向性があるって信じたり
そうやって、知識や成長しているってことに
依存したくなる。
何か健康食品とってれば、健康活動してますよ、ずっと元気にいられますよって
信じたい。その健康食品に依存したい。

ね、似てる。

依存…
したい、依存したい。
乗っ掛かりたい。
騙されててもいいから、全く疑うことなく信じていたい。

あぁ、なんて
ありのままでいいってのが
難しいことか…

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