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よちよちある記#304『早朝の景色』

夜が明けていくとき
雪をかぶった山々が
薄紅色に染まりゆく
空には一羽の鳥

画になりますなぁ

ここから徐々に朝日を浴びて
キラキラと明るくなっていって
この色味の美しさは消えていく 

ようようしろくなりゆく山ぎは
すこしあかりて

と清少納言に詠まれたのは
春はあけぼのから始まる
有名な春の景色なんだけど

きっとこんな景色を
愛でていたのでしょう

冬はつとめて
雪の降りたるは言ふべきにもあらず

雪が降っている朝はサイコ~
って当時から思われていた
みたいだけど
雪が降って素直に喜べるのは
小さな子どものうちだけ

今じゃ雪が降ったら
事故らないように
滑って転ばないように
渋滞するから早めに出かけなきゃ
アレヤコレヤと心配ばかりで
素直に喜べないのは
仕方のないことかしら…?

心に浮かぶあれこれを
少しでも明るく豊かなものに

こんなにも美しい景色を
見せてくれてるのだから

今日もいい1日✨

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