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よちよちある記#560『修善寺駅』

四十九日の法要で
伊豆の真ん中辺り修善寺まで

秋の行楽シーズンで
紅葉が見られれば
楽しいドライブになったのに
まだまだ見頃には早くて
木々は青々と繁ってる

告別式に行ってから
早いもので1ヶ月ちょっと?
あっという間に過ぎてるけど
おじさんがいないっていう
現実を受け入れていくには
まだまだ時間がかかるだろうな

自分の記憶にある
駅前の風景とは一変してて
懐かしさみたいなものは
何もこみ上げて来ず…

小学校1年生にして
東京からひとりで電車に乗り
この修善寺駅まで来たんだね〜
なんて話も話題に出て
ワイワイと昔話に花が咲く
旧き良き時代?だったのかねぇ
今じゃ治安の面でできないだろうね
なんて形で話が終わる

会食の場で隣に座ったおばさんが
実は魚が食べられない!
という衝撃の事実を聞きびっくり
好き嫌いなく何でも食べなさい!
と怒られるイメージがある
その本人がまさか
食べられないモノがあるなんて!!
しかもこの年になるまで
全く知らなかった
別のいとこも「え〜〜〜っ!」
なんて驚きの声を上げてた

縁あって同じ時に
親戚として生まれてきて
せっかくなんだから
子どものころのように
大勢で集まって
にぎやかに楽しみたいね〜
年寄りはそこに便乗させてもらうから
あんたたちいとこ会やりなよ
なんておばさんたちが
おしゃべりしてる

湿っぽい席で下を向かず
明るい話題で未来に向けて
おしゃべりできて良かったかな

誰が旗振り役になるのか?

やれない理由を探すことなく
やれる方法を考えてみよう
誰が音頭をとっても
みんなが笑顔で集まる姿が
想像できる

あれこれ考えず
まずはやってみりゃいーのか
考えるほど腰が重くなる
何事においても同じこと
こんな話題が出たんだから
いいチャンスだと捉えよう

今日もいい1日✨

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