2021年の春。

2021年5月26日、私はジャニーズWESTのファンクラブに入った。
この1年間で彼らから貰った沢山の愛を振り返って、一筆認めようと思う。


まだまだ自粛ムード漂う2021年の春、久しぶりの遠出に緊張と高揚感を覚えながら新幹線に乗り込んだ。
そう、ジャニーズWESTのライブ「rainboW」を観に行く為。


ジャニーズから離れようと思った時期


中学生からジャニーズにハマり、気が付けば青春時代を嵐に捧げていた。やっとの思いでファンクラブに入れたのは大学生の時だった。特別チケ運がいい訳ではなかったけど、コンサートもワクワク學校もとりあえず行けて嵐と会える機会はあった。当たり前の日常だった。でも、人気に拍車が掛かるとだんだんチケットの値段も倍率も上がっていった。好きなのにライブに行けない…落選メールばかりを見て好きと現実のギャップに打ちのめされ、日に日に熱が冷めていってしまった。
そんなタイミングで別界隈の某スリーピースバンドにハマっていったのが2015年辺りの出来事。


WESTの印象

正直、ドラマや歌番組で見かけるなぁ~くらいだった。基本的に超ゆるめの事務所推しだったので、歌番組はそれぞれのグループにおいては一通り見るし、シャッフルメドレーもカウコンも毎年楽しみにしていた。ジャニーズWESTもその中の一組に過ぎなかった。ドラマでは小瀧やしげはよく見かけてた方だし、流星は再放送のサムライせんせい観て名前のインパクトが強くて覚えてた。淳太くんや照史くんはヒルナンデスで知ってはいた。神ちゃんは正ロクまで名前も知らなかったし顔も覚えてなかった。WESTに関して全く知識が無かった訳でもないけど、強いて特別ハマる要素もなかった。何より自分と真反対なくらい陽キャな集団と認知してたので、どうも馴染みにくい部分はあったかもしれない。嵐との絡みで関ジャニは好きだったけど、関西のグループに沼ることはないだろうと思ってた。


そんなこんなで誘われたライブ


嵐が活動休止に入り、数か月経ったある日。
ジャス民の友達からLINEが来た。

「WESTツアー決まったよ🌈🌈ぜひ一緒に行きましょう♪♪」

色々と制限はあるものの、有観客で2年ぶりのコンサートツアーが決まったらしい。この自粛ムードに限界を感じていたこともあり、開催される頃には世の中が少しでも良くなっているといいなぁと願いつつ、私は二つ返事で行くことにした。



さて、話を2021年5月8日に進めよう。

会場のちょっとモヤがかかったあの感じ、久しぶりに味わうワクワク。あぁ、そうそう。ライブってこんな感じだったよなぁ…と物思いにふけつつ、買ったばかりの神ちゃんうちわを握りしめて開演を待つ。曲は一通り予習してきたけど盛り上がれるかな…ええじゃないかとズンドコパラダイスしか踊れないけど。そんな一抹(この頃、別れ話でメンタル超どん底まで突き落とされていたので心の底から楽しめるかどうか)の不安を抱えて幕は開いた。

オープニングアクトが終わり、Big Dipperのイントロと共にゆっくりとゴンドラで降りてくるメンバー。いつどの界隈のライブでも、この本人達が現れる瞬間というのは何者にも変え難い。
かと思えば、2曲目のBig Shot!!で静→動へ切り替え。なにこの陽キャ集団。想像通りだけど、想像以上に凄すぎる、惹き込まれる………MCがあまりにもくだらなさすぎて、気付けば涙が出るほど笑ってた。コロナになってからあんなに心の底から笑ったのは久しぶりだった。声が出せない分のもどかしさはあったけど、そんな中でも全力で盛り上げてお客さんを喜ばせようとしてるメンバーを見て虜になるのに時間はかからなかった。



…とまぁ、ここまで大した文章力もなく書いてきた訳だけれども、会場出る頃にはすっかりどハマりしていたよっていうお話。何も考えず、ノリと勢いも時として大事だなと思った瞬間でもあった。あの時ファンクラブに入ろうと決意した私に言いたい。ライブ行く前はこの世の終わりみたいに絶望的だったかもしれないけど、1年後の私、ジャニーズWESTからでっかい愛もらって毎日めちゃくちゃ楽しいぞ。幸せだぞ。
すごく大袈裟だけど、あの日私の中でジャニーズWESTは紛うことなきスーパーヒーローとなったのだった。


ライブに行かなければ自分の意志だけではジャス民になることはなかったし、恐らくフラれたショックで相当病んでヤバい人間になっていたかもしれない。誘ってくれた友達には本当に感謝しかない。
Twitterのフォロワーさんはじめ、改めて色んなご縁とタイミングに感謝だなぁと思ったファンクラブ入会日でした。


彼らの次なる挑戦を見届けるべく、
今日も私はお金を稼ぐ。


やっぱりジャニオタ最高🤘