【大阪市】話題の新観光名所「うめきた公園」の見どころ7選
「グラングリーン大阪」がJR大阪駅前に先行まちびらき
“関西最後の1等地”とも呼ばれるJR大阪駅北側の「うめきた」エリアで進められている再開発「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」。2期エリアが2024年9月6日に一部先行オープンし、多くの人々でにぎわっています。
敷地面積約9万平方メートルの再開発で、そのシンボルとなるのが、半分の約4.5万平方メートルを占める「うめきた公園」。大規模ターミナル駅に直結した都市公園としては世界最大級の広さ。
空や街の風景を鏡のように映しこむ噴水広場や、目に染みるような青々とした広い芝生、都市デザインに優れた空中回廊や大屋根など、心をくすぐる洗練された美しい都市景観が、多くの人々を魅了しています。大屋根は、芝生広場と利用することで1万人規模のイベントを開催することも可能。
そこで、「うめきた公園」で押さえておきたい7つの見どころをご紹介。大都市のど真ん中にいながらハイキング気分を楽しむこともできるので、残暑も落ち着いた秋の行楽シーズンにお出かけしてはいかがでしょうか?
「グラングリーン大阪」とは?
「グラングリーン大阪」は、JR大阪駅北側に広がる梅田貨物駅の跡地(うめきた)で進められている大規模再開発のこと。先行開発された「うめきた1期」は、すでに2013年4月に完成。オフィスやショッピングモール、ホテルなど高層ビル4棟が並ぶ「グランフロント大阪」は多くの人々でにぎわう人気スポットになっています。
「うめきた2期」では、「南街区」「北街区」「都市公園」の3つのエリアに分かれ、このうち9月6日にまちびらきしたのは公園の約8割と、ホテルや文化施設のある北街区の一部で、全体の約4割。2027年春ごろの全体開業を予定しています。
うめきた公園の場所、アクセスは?
「うめきた公園」は、JR大阪駅の中央改札口から北へ徒歩約5分の場所にあります。写真は、「うめきた公園」からJR大阪駅方面を振り返ったもの。右のビルが「ルクア」のあるJR大阪駅。左のビルが「グランフロント大阪」です。
見どころ その1「洗練された都市公園」
「うめきた公園」の見どころは、洗練された都市公園。写真の百日紅(さるすべり)をはじめ、桜やアジサイなど、約320種約1500本の樹木がゆるやかな広がりを見せています。写真は色彩ガーデンと呼ばれる庭園。季節によって表情が異なる、色彩豊かな日本の草花を楽しみながら散策することができます。大都市にいながら瑞々しい自然が感じられ、この開放感がたまりません。
見どころ その2 空中回廊「ひらめきの道」
「うめきた公園」は、南公園(サウスパーク)と北公園(ノースパーク)からなり、南北の公園はS字状に延びる空中回廊「ひらめきの道」でつながれています。眼下の広い道路を走る車が川の流れのように感じられ、都市の谷間にかかるつり橋といった印象を受けます。「うめきた公園」を見下ろす展望台にもなり、都会ならではの空中散策を楽しむこともできます。
見どころ その3 ゲートランタン
さきほどの「ひらめきの道」の起点となるのが、こちらの「ゲートランタン」。どこまでも続くようならせん状の階段が神秘的。空間をシャープに切り取ったデザインに圧倒されます。夜はランタンのようにライトアップされ、ロマンチックな夜を演出。会社帰りのデートにもおすすめです。
見どころ その4 芝生広場
いちめんに広がる青々と茂る芝生。太陽の光を浴びて、鮮やかな緑に輝き、柔らかな風に草の香りがほのかに漂います。目が休まり、思考がリセット。心が軽くなり、リラクゼーション効果が絶大です。
見どころ その5 噴水の水盤
噴水のある水盤は、水遊びができるので親子連れたちにも大人気。「めっちゃきれい!」と、子どもたち幼い子どもたちが笑顔で元気に走り回り、その笑い声が絶えません。こんな自然のあるところで子どもたちを思いっきり遊ばせたいですね。
見どころ その6 大屋根
大屋根(ロートハートスクエアうめきた)は、ドーム形の屋根の骨組みが三つ連なったドーム施設。自然に溶けこむような、おおらかな曲線を描いているデザインが特徴となっています。カフェやレストラン、無料の休憩スペースもあるので、のんびり過ごすことができます。ここから眺める公園は最高の眺め。“空中庭園展望台”で知られる「梅田スカイビル」(写真下中央)の独特のフォルムがひときわ目を引きます。
見どころ その7 アートスポットめぐり
公園内には、ユニークなパブリックアートが散策する人々の目を楽しませています。アートやカフェを楽しめる文化施設「VS.(ヴイエス)」もあり、ガラス張りで壁面緑化された独自の建物が公園の風景に溶けこんでいます。
まとめ
いま大阪で話題のスポット「グラングリーン大阪」。そのシンボルとなる「うめきた公園」。残暑もやわらぎ、これからどこかへお出かけしたくなる秋の行楽シーズン。JR大阪駅前の大都会の谷間で、“小さな秋”を見つけてはいかがでしょうか?
※写真は、公園北にある開発エリアの「ノースプラザ」に入居しているコーナンで見つけた“こだま”。
<うめきた公園の基本情報>
名称: うめきた公園
住所 :大阪府大阪市北区大深町
アクセス:JR大阪駅中央改札口から徒歩約5分
料金:無料
利用時間:(店舗・トイレなど)を除き、24時間開放
ご注意:犬などについてはリードを付けるか、抱きかかえることでペットと⼀緒に園内を散歩することは可能。ただし、植栽帯などペット⽴⼊禁⽌エリアがあります。
公式サイト:https://umekita.com/
※特に商用での写真・本文の引用を固くお断りいたします。
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