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2022年マイベストアルバム(選外16枚)

ザ・ベストテンは20位から11位が面白い。ワールドカップも準々決勝ぐらいが面白い、という説を目にしてなるほど…と12月1日に発表済みの1〜20位に入らなかったもの(その後リリースしたものも含む)16枚をピックアップしてみました。順不同、アルファベット順、あいうえお順になります。では早速。


Amber Mark/Three Dimensions Deep

NY拠点のインディーR&Bシンガー。オーガニック、ちょっと低音でクール。全体的に明るくお洒落な雰囲気なのがいいですね。


Calvin Harris/Funk Wav Bounces Vol.2

豪華なゲスト陣と作り上げたズルい作品なのかも知れないけどソウル、ディスコ、AORを丁寧に最新鋭のプロダクションで紡いでる感じが好き。


Charles Stepney/Step On Step

1976年に亡くなった伝説のプロデューサー/音楽家チャールズ・ステップニー。アース、ウインド&ファイアーなどの作品に携ってきた彼の秘蔵音源集を娘たちが世に出したもの。超ローファイだけど暖かい!お人柄なのかな?厳密には今年の作品と言えないかもしれないけど入れたくなる内容。


Florist/Florist

しっとり優しく清廉なフォーク・ロック!虫の声などの効果音もふんだんに用いられアンビエント的要素も強い!素敵!


Little Simz/NO THANK YOU

去年の個人的ベスト1だった4thに続く5th。しかし11月にソーの5作品が出てインフロー疲れした頃合いの12月リリースで僕の中では年ベス組み直すほどのインパクトは得られず…タイミング悪すぎない?でも大好きなアーティストだし内容も申し分ない!


Moonchild/Starfruit

とろける極上ネオソウル。検索すると今年3回もこの人達についてツイートしてた。


Nilüfer Yanya/PAINLESS

ロンドン出身でバルバトスとトルコにルーツを持つSSWニルファー・ヤンヤの2nd。吐息のようで芯のある魅力的な歌声とクールなギタープレイに痺れた。UKソウルの新星なんて言われてたりするけど実際聴くとかなりロック寄り。爽やかさと骨太さの匙加減が絶妙!


Ravyn Lenae/HYPNOS

alternative R&Bとかネオソウルとかそんなドストライクのやつ。ファルセット取り混ぜのウィスパー系でうまいと思う!


Sault/11

音数少なめ、残響感強めの洗練されたインフロー流ソウル。尾道旅行中に聴いていたので個人的に思い出深い。


Syd/Broken Hearts Club

ジ・インターネットの主要メンバー、シド。フジロックのステージでシャーデーのTシャツ着てた。なんかカッコいいぞ!↓


SZA/SOS

12月に入って出た1時間超えの大作。内容もジャケットも素晴らしい。


Weyes Blood/And In The Darkness, Hearts Aglow

カレン・カーペンターと見まごう正統派の輝き。20位内に入れるべきだったかな〜?…と後で1番思ったのはこれかもしれない。


Wild Pink/ILYSM

ブルックリンのインディーロックバンド。静かだけど芯の強さを感じさせる良曲揃い。
“Hold My Hand”でジュリアン・ベイカーとデュエット。”See You Better Now”でダイナソーJr.のJ・マスシスがギター・ソロ。ゲストの選択と活かし方がまた素晴らしい!


Wu-Lu/Loggerhead

サウスロンドンのウールー。ヒップホップ、ダブ、ソウル、ポストパンク、ジャズ等々渾然一体…ジャンルはもはや要素でしかない…レーベルはWARP。本作についてツィートしたら本人公式からいいね貰って嬉しかった!


アジカン/プラネットフォークス

ナンバーガールもSUPERCARもリアタイ体験できなかったのでアジカンとくるりは新作を大切に聴いていきたい。


スカート/SONGS

つい最近初聴きしたらめっちゃ粒揃いで「えぇっ?」っとなった1枚。暖かみのあるポップ・センスが光る。


総評

(僕の1位から20位はこちらです↓)

先に発表した20枚も入れて合計36作品も選ぶと自分の嗜好が分かってくる…上位こそアクモンやThe 1975だけど傾向としてはR&B/ソウル系とUSインディ寄りかもしれない。

ビヨンセはいいと思ったけどメジャーなメディアにお任せで… ビッグ・シーフ、ブラック・ミディ、BCNRにbetcover!はたしなみ程度で…

さて、自分で選んだものは可愛いので選んだ作品を順番に聴いていくのが実は一番楽しかったりします。それが今回16枚増えたぞ!😆

最後までお読み頂きありがとうございました!

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