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「握り」と言っても「鮨」ではなく…、
「剣」の握り…否、「竹刀」の握りについてです。敢えて「竹刀」と書いたのにはそれなりの理由があります。
私の子供の頃からの竹刀の柄革の鍔元1㌢くらいのところに、マジックインキで鍔と同方向に線が印されていました。
それは、右の握りの位置を記したもので
「鍔元一杯を握るな…。」
ということです。
又、竹刀を床に置いて柄革の真ん中にある(はず)縫い目にVの字が書かれていました。
「右手の親指と人差し指の股
「痛くな~い・・・?」
高等学校の授業に於いて「剣道」の指導を40年ほど携わってきて言える一つの事柄に
「初心者で相手に強く打ちつける人は居ない!」ということです。
どんなヤンチャな子でも「そっ」と打ちます。
「もうちょっと音がするように打っていいよ・・・、」
というくらいです。
もちろん、それには早い段階で直に面を打たせる事が必要かも知れません。
「痛くな~い?」
「もうちょっと大丈夫・・・、」
この「強く打つ」ことを
「直心」 (直筆の部旗)
揚石先生に纏わる話をいくつか…。
「正月の過ごし方」の回にある書は、高校時代の書道の揚石先生に書いていただいたものです。私は、美術選択だったのですが美術室に行く前に通る書道室から声を掛けていただき「一途に行う大切さ」等の話をしてくださいました。母校勤務時代はもちろん高校生時代から可愛がっていただきました。
「一念一生」
この言葉は実際には無いらしいのでそういったものを書家の方はなかなか書かれません
合気の悦び ヽ(´∀`)ノ
凄く楽しい稽古ででした。
いつか、その日が来るのを楽しみにしていました。全員とできた訳ではありません。
仕事や体調などあって揃いは出来ませんがそれでも十分です。そして、
おそらく彼等からすると以前のイメージと違っていた私かも知れませんが精一杯立ち合いましたよ…。
出足の良さを生かして大きく来る子、手数少なくひたすら機会を狙っている彼…、竹刀を触って崩しに来る君…みんな自分の持ち味を活かした稽古で嬉