言語化の練習 サリンジャー読んでる途中
寂しがり屋のひとり好きというか。
サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」を半分ほど読みました。
なんか、人に優しくしたいんだけど、そんな愛を本当は沢山、誰よりも持ってるのに、人に優しさを与えられるほど自分に自信もないし、それ故に友達もあんまりいない、みたいな。だから小説を書く、とか、創作をしてる人ってそんな人が多いんじゃないかと思わされる。もちろんそうとは限らないわけですが。そういうタイプの創作屋さんは自己嫌悪の力も強い気がして。周りに作家さんは多いけれど、そこまでの自己嫌悪を持ってる作家さんは多くは無い。
創作も感情の仕事だから、まあ多少があるんだろうけども。
そんなこと考えたけどまだまとまってないな、これは。
もう、しょうがない人だなあ、でも愛してる、これは本当。愛しくてたまらないんだ、私もあなたもバカだから。
そう思うのがナイン・ストーリーズ。抱き締めたくなる、人の愚かさ、でも愚かな所も含めて愛しくてたまらない。読んだ後、ふう、と、心が暖かくなって、愛しさに包まれるこの感じ。読書による没入の高揚感も関係あると思うけれど。
芸術は爆発ですからね、やっぱ愛なんじゃないかと思うよ。
愛の形は人それぞれなので、同じでは無いけれどね。
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