スプリンターズS

2024年9月28日 17:08

こんばんは。
今回はG1スプリンターズSの予想を書いていきます。
回収率高め的中率は低めなので長い目で見ていただけると幸いです。
Xでも予想を出しておりますので、
是非フォローをお願いします🙇

それでは予想に入ります。

スプリンターズS

中山芝1200m右回り、外、Cコースで行われるG1定量戦。
コース形態としてはおむすび形の外回りを使用。
坂の頂上でのスタートで高低差約4.5mの下り坂が直線の途中まで続く。
コーナーは緩やかだが最後の直線が短く約310m。
直線ではゴール前に約2.4mの急坂が待ち受けるコース。
スプリンターズSはとにかく前半ラップが速くハイペースになりやすい。

2023年　前半3F33.3 後半3F34.7
2022年　前半3F32.7 後半3F35.1
2021年　前半3F33.3 後半3F33.8
2020年　前半3F32.8 後半3F35.5
2019年　前半3F32.8 後半3F34.0

過去5年で見ても違いは明らかで、スローからの末脚勝負で戦ってきた馬にはかなり厳しいレース。
狙うならハイペースでの好走歴がある馬でロスの少ない内枠、先行馬を狙いたい。
現状の馬場を見るに高速馬場で時計が出やすく、
2021年や19年のような前決着が考えられるが今週末は雨模様で馬場が悪くなることが想定される。
この2年は4コーナーが8番手以内での決着で馬券内6頭の内5頭が内枠。
グランアレグリアのような化け物でない限り後ろからでは届かない可能性が高い。

逃げ馬候補はピューロマジック、ビクターザウィナーの2頭で馬場も含めてかなりペースが速くなると想定。
ピューロマジックは鞍上が横山典騎手になりどう乗ってくるか不気味な点はある。
好成績は平坦なコースであるため坂が苦手な可能性も無くはない。
ビクターザウィナーも上がりがかかる馬場での好走が多く現状の高速馬場でどうかだが、血統を見るに高速馬場でも対応できそうではある。
モレイラ騎手が鞍上で勝負度合いは高め。テンの速さはピューロマジックよりも速いためこの馬が逃げる可能性が高そうだ。
となれば先行ポジションから競馬のできる差し馬を狙っていくべきか。

全頭診断

Xでは枠順発表前の全頭診断をポストしましたが、
枠順確定後の評価となります。
評価はS～Cまででつけてます。

🐎サトノレーヴ🐎　1番人気想定
総合評価A
前走キーンランドC1着。
目下3連勝中。
前走は4番手での競馬。
600m33.6とミドルペースの中好位のポジションを取れた。
直線で抜け出して2着エイシンスポッターに0.3秒差をつけて快勝。
後ろから差してくる馬が好走した中のな馬は先行して快勝。
1200mでは6連勝中で中山1200mでは
【2-0-0-0】、キャリアは全て右回りで
【7-0-1-1】と圧巻。
中山では3戦負けなし。
ゴリゴリのスプリント血統で馬券外は1400mであるため度外視できる内容。5歳だがキャリア9戦と経験が少なく今回が初のG1でどこまでやれるかだが能力は本物。オッズとの兼ね合いになるが現時点では特に嫌う理由が見当たらない。6枠を引いてしまった点はマイナスで少し評価を下げたいが鞍上のレーン騎手は一鞍入魂で勝負度合いは高め。

🐎ママコチャ🐎　2番人気想定
総合評価A
前走セントウルS2着。
前走は勝ち馬のトウシンマカオ、ママコチャが抜けていた印象。
昨年のスプリンターS勝ち馬で1200mでは【1-2-0-1】と安定。馬券外は重馬場の高松宮記念で良馬場であれば評価↑。
鞍上が川田騎手に変更予定で勝負度合いはかなり高い。
ただ中2週とタイトであるためどこまで仕上げられるか。
とはいえあくまでこの馬にとって本番はスプリンターズSで裏を返せば前走の仕上げであそこまでの高いパフォーマンスを出せるのであればここでも期待したい。
枠も3枠を引き好枠。極端な不良馬場にならなければ。

🐎ビクターザウィナー🐎　3番人気想定
総合評価A
前走海外6着。
斤量61kgのため度外視。
3走前の高松宮記念では３着に好走。
重馬場の中、ハナを奪ったが勝ち馬マッドクールとは0.5秒差。
ロスがあった分を考えるとそこまで評価を下げる内容ではない。
時計のかかる馬場での好走が目立つため現状の高速馬場の中山でどうかだが週末の雨予報はかなりプラス。
同型のピューロマジックも出走なためやりあわなければだがスタートの速さはピカイチで自分のペースで逃げれれば前残りの展開もある。

🐎ナムラクレア🐎　4番人気想定
総合評価B
前走キーンランドC5着。
勝ち馬サトノレーヴとは0.4秒差。
直線で不利があり評価を落とさなくても良い内容。
2走前の高松宮記念では重馬場の中上がり最速33.2の末脚を使い2着。
1200mでは【5-2-2-2】と高い安定感で
着外に敗れたレースでも1秒以上離されたレースはなく能力は高い。
叩き2戦目で浜中騎手から乗り替わりで横山武騎手が鞍上予定だがどう乗るかが焦点だが最終追い切りで坂路ラスト1F11秒台と万全だが、枠が3枠。
展開によっては出しどころがなくなるリスクもあり得る枠。

🐎トウシンマカオ🐎　5番人気想定
総合評価B
前走セントウルS1着。
前走は大外枠での出走で上がり2位の33.1をマーク。
外枠と内枠でパフォーマンスがかなり変わる。
展開が向かず差し損ねる可能性もあるが外枠に入れば評価↑だったが、
最内枠はマイナス。

🐎マッドクール🐎　6番人気想定
総合評価A
前走チェアマンズ11着
前走は海外でメンバーレベルが高く評価を落とさなくても良い内容。
2走前の高松宮記念は内枠を活かしロスのない競馬。
タフな馬場に強い馬で高速馬場となるのは少しマイナス材料。
小回り適性が高い馬で先行できる点は強み。
トウシンマカオとは逆で内枠を引ければ評価↑だったが4枠と好枠で評価を上げる。

🐎オオバンブルマイ🐎　7番人気想定
総合評価A
前走キーンランドC3着。
前走は4コーナー最後方から上がり最速33.2をマークし勝ち馬サトノレーヴと0.3秒差の3着に好走。
初のスプリントでも結果を出した。
末脚はメンバー随一で今回も後方からの競馬になると思うが最内枠を引いた。前走のように外を回して末脚勝負になりそうで、馬場が渋る点はプラス。最終追い切りでも軽快な動きであるため鞍上のレジェンド武豊騎手の腕の見せ所。

🐎ルガル🐎　8番人気想定
総合評価B
前走高松宮記念10着。
高松宮記念では1番人気に支持されていたほどの馬であり能力は高い。
骨折の休み明けかつ初の関東遠征と不安材料は多いが3走前の京阪杯では出遅れながら勝ち馬トウシンマカオと0.3秒差の2着。
状態面次第だが現状の人気であれば妙味はある。もっと道悪になれば狙いたい1頭だった。

🐎ピューロマジック🐎　9番人気想定
総合評価B
前走セントウルS13着。
平坦なコースでは好成績を収めていたが前走は坂で止まってしまった。
ただ賞金は足りており前走の勝負度合いとしては低め。
そして横山典騎手に鞍上変更でかなり不気味な存在。逃げ一辺倒の競馬からの脱却を狙うのかどうかだがテン乗りの時は無難に乗ることが多い。
ペースの鍵を握る馬でありテンの速さはトップレベルだが同形のビクターザウィナーがいるため厳しい戦いにはなりそう。

🐎ウインマーベル🐎　10番人気想定
総合評価S
前走京王杯SC1着。
レッドモンレーヴが外から32.2という鬼脚で突っ込んできたが本馬も並んでからさらに脚が落ちずに加速。
上がり3位33.2をマークして勝利。
高速馬場で先行有利だったとはいえ外枠からの出走で評価できる内容。
2走前の高松宮記念は持ち味の先行力が発揮できずかつ重馬場ということもあり度外視できる内容。
阪急杯ではサトノレーヴ、阪神Cではママコチャに1400m戦ではあるが勝利している。
今回はピューロマジックとビクターザウィナーが出走でハイペース必至。
前半600mが32秒台になるようであれば同じく前半32秒台だった2022年で2着に好走した本馬に展開が向く。
1400mがベストとは思われるが、
1200mでも【3-3-3-5】。
複勝率64%と高い数字。
枠も2枠と絶好枠。

🐎エイシンスポッター🐎　11番人気想定
総合評価C
前走キーンランドC2着。
道中のポジションを普段より前で競馬。
モレイラ騎手が完璧に乗りすぎた印象。
前走のようなポジションが今回は取れなさそうなメンバー構成で後方からの競馬になりそう。G1でどうか。

🐎モズメイメイ🐎　12番人気想定
総合評価B
前走セントウルS３着。
前走は内をロスなく回り３着に好走。
夏競馬で覚醒。
鞍上の国分騎手とは【1-0-3-0】と相性抜群。
馬群に揉まれた方が力を発揮するタイプで
4枠は好枠。

🐎ウイングレイテスト🐎　13番人気想定
総合評価B
前走アイビスサマーダッシュ2着。
勝ち馬モズメイメイと0.1秒差。
2走前の函館SSではサトノレーヴに0.2秒差2着と好走。
函館SSではサトノレーヴと2kg差の59kg＋海外帰り初戦であるにも関わらず2着と強い内容。
昨年のスワンSでは1400mではあるがルガル、ウインマーベル、トウシンマカオに先着して快勝。追い切りでも上がり1Fは10,9とかなり良い動き。
ただ追い切りにてアクシデントがありトモの踏ん張りが今ひとつと松岡騎手がコメントしておりその点がどうレースに影響するか。
大外枠はマイナス。

🐎ダノンスコーピオン🐎　14番人気想定
相互評価C
前走セントウルS12着。
前走は上がり2位の33.1をマークしたが負けすぎな印象。1200m戦は2度目となるが
メンバーレベルも上がる今回ではどうか。

🐎ヴェントヴォーチェ🐎　15番人気想定
総合評価B
前走高松宮記念8着。
靭帯損傷により約1年半振りの出走。
ルメール騎手鞍上でこの人気は魅力だがまずは無事に走り切って欲しいところ。
能力があることは証明済みだが。

🐎ムゲン🐎　16番人気想定
総合評価S
前走シャティン芝1400mプレミアカップ1着。この時の2着馬カリフォルニアスパングルはG1で2勝している実力馬で斤量差はあったものの先着は評価。
カリフォルニアスパングルはロマンチックウォリアーと僅差の3着のレースもあるほどで実力はかなりのもの。
2走前のシャティン芝1200mシャティンヴァーズでは4着に終わったもののビクターザウィナーには先着。
また3走前の稍重で行われたシャティン芝1200mチェアマンズスプリントでは3着に好走。ビクターザウィナーは7着でここでも先着しており能力はかなり高く同じくこのレースに出走していたマッドクールは11着に敗れている。
遠征となるが帯同馬アイランドサプライズを連れてくるとのこと。
帯同馬を引き連れてくるのは安田記念1着のロマンチックウォリアーと同じパターンで勝負度合いは高め。
脚質は追込みで展開待ちになってしまうがピューロマジック、ビクターザウィナーなハナ争いで速いペースとなればこの馬に展開が向く可能性が高い。
ビクターザウィナーとこの馬があまりにもオッズが乖離しており妙味はある。