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高卒18歳女。ポートレートモデルの仕事をやってみて正直な感想

2024年6月。
ポートレートモデルの仕事をもらい東京へ。
以前から被写体には興味があった。

一昨年、このチャンスを逃した。
どうしてもやりたくて家を出たら母に
捜索願いを出され、警察を呼ばれた。
(まじ大袈裟)

不完全燃焼で胸糞悪いこの感情を糧に
2年越しの今回、旅に出た。

昔から過保護な母が嫌いで案の定目的を言わずに出てきたから、ただの遊びだと思われてるらしくLINEでいつ教習所行くのなんやらって干渉が面倒くさいメッセージが来てた。

知らないとこで色々やってるんすよ。
分かり合えないだけで話してもメリットはないから黙って見守っててくださいな。

もう未成年じゃないし子供じゃないんだよ。
わたしはやりたいことやるのー!!!


と、いうわけで笑
2週間前、rememberというアプリを入れた。
カメラマンとモデルが出会えるアプリで
副業の人がほとんど。
お互いのやり取りが鍵となるため、リスクは自己責任だけど事務所を通すより手っ取り早いし、色々考慮した上で会ってみることにした。

オファーがあり4人のカメラマンさんと会った。

DMでやり取りをし、撮影場所、撮影イメージ、時間などを決め、1時間2000円のお手当をもらうことを条件に。

ここから素直な感想が続きます!!!




1人目は、神社や商店街を散策しながらスナップ
おじいちゃんで歴史が好きそうな人だった。
2時間4000円のお手当と、撮影用の🌻をお土産にもらった。
3日後に写真のデータを全て転送してくれた。

感想。
虫に刺されて足が痒かった。
池にいる亀が可愛くて癒された。
話を振ったが相手の反応が薄く会話が弾まず、撮影自体楽しくはなかった。沢山歩いたから疲れたというより、気疲れしてしまった。笑
ルートと時間をきっかり決めてきてくれたみたいでとても計画型な人なんだと伝わってきた。
わたしにとって撮影は初回だったため準備に気合いを入れて行った。しかし可愛いの一言もなく少し残念に思ってしまった自分がいた。別に準備に気合いを入れても入れなくてもお手当は一緒。写りがよくありたい気持ちは自分自身だけで相手にはあまり関係ない。つまり本当のところ、どれくらいの気量でやるかは自分次第だし、それが不満になるくらいなら難しいところではあるなと思った。
昔ながらの坂や瓦の壁、徳川家のお墓など、私はなかなか興味を持ちづらいものが多く、関心があるように維持するのが大変だった。笑
送ってもらった写真を見たら、ワンピースのボタンが外れてしまっていたことに気づいた。気づいていたのであれば教えて欲しかったし、表情も自然な感じで写っている物が少なかったのでコミュニケーションがとれる関係を築けていれば、より良い写真が撮れていたのではないかと振り返って思う。


2人目は、自宅兼スタジオでの撮影。宣材写真を撮って車で移動をし、公園でスケーターファッションの撮影をした。30代の男の人だった。
1時間2000円のお手当をもらった。
その日のうちに何枚かデータをくれた。
残りは後日送ってくれるみたい。

感想。
スタジオ撮影は、照明を使うため野外での撮影より写りがよくて撮っていて楽しく思った。
撮影中に表情を褒めてもらえた時が嬉しかった。
笑顔を引き出してくれる素敵なカメラマンさんだったし、ふわふわした雰囲気のわたしでもふわっと受け入れてくれて居心地がよかった。
移動中も会話が続いて楽しい撮影だった。
会う前は、相手の返信がなかなか返って来ず、家を出ようにも出れず予定通りいけなかったのと、それが引き金で直前になり面倒に感じて返信が遅いのを理由にドタキャンしたくなったりしてしまった実は。
けど、撮影を無事終えることができたし、心から行ってよかったと思えるような撮影だった。ドタキャンしようとした自分を殴りたい。笑
次回も会えそうな感じだった。
長野の撮影で行きたい場所を話してなんとなくイメージを膨らませた。
とても楽しい撮影だった。



3人目は、野外撮影予定だったが天候のためスタジオ撮影に変更し、ウェディングドレスの撮影をした。53歳のおじさんだった。
3時間6000円のお手当をもらった。
あとがつかえてるため、2週間後にデータを送ってくれるらしい。そのためまだデータはもらっていない。衣装のピアスやアクセサリー類💍と、差し入れのお菓子をお土産にもらった。

感想。
レンタルしたスタジオの撮影は比較的静かな空間での撮影でわたしは少しやりづらく感じた。
受付の人が監視で同室にいたため、かなり緊張した。
わりと気さくに話せるタイプだった。
笑顔が苦手な私を笑わせてくれた。
けど、気にさわる一言がしばしばあって純粋に撮影を楽しめなかった。
(ガチャ目なの?表情が硬いな。顎をもっと引いて。← 面長なの自覚あるけどその他の言動もあって私が大袈裟に捉えてしまった。私の聞き間違いかもしれないが、バカだなあって呟いた気がした。撮った写真に対してアングルはいい感じだけどなんかなぁ、、。← モデルがいけないように受け取れた。精神疾患など事情があり進学就職をしていない私に向かって、余裕ぶっこいてるの?など余計な一言笑笑があった)
ウェディング撮影のため、期待に応えられる作品にしようと髪型を調べてから難しいのを練習して早くに起きて綺麗に整えて行ったけど、褒めるどころか髪型にも触れず、自分のカメラの腕前ばかりを気にしている様子だった。
10時から始まり15時までレンタルのため、なるべく有意義に使おうと13時まで頑張ったが精神的にも体力的にも疲れた。
解散時、次はないと思うけどあればよろしくというような内容を言われた。わたしも同じくないと思っていたから安心した。笑
日程を決めてから会うまでの期間で、遅刻するやつめちゃくちゃ嫌いといったような内容のストーリーを載せていたのに私はなんとなく違和感を覚えていたから、素人ながらもカメラマンさんを選ぶのには、しっかりとした見極めが必要だなと感じた。


4人目は、
カフェや公園でスナップ撮影をした。
27歳の韓国人の男性だった。
2時間4000円のお手当をもらった。
カフェ代をほとんど負担してくれた。

感想。
友達みたいな感じで撮影しましょうと声をかけてもらっていたため気楽に撮影に臨めてよかったまじで気楽だった。
DMをしていて波長が合うのを感じていたから会える日が楽しみでいられて精神的に楽だった。
人柄もふわふわしている人で仕事の堅苦しさをあまり感じさせず、一緒にいて気疲れしなかった。
レンズを覗きながら、可愛いなと言ってるのを見てお世辞でなく本心に感じられたし、頑張りで期待に応えられた気がして嬉しかった。
撮影しながら初めからプライベートな話がお互いずっとできるくらい仲良くなれた。
そのあと一緒に韓国料理を食べて散歩をした。
韓国の雑学を沢山教えてもらって知識が増えてめちゃくちゃ嬉しかった。
せっかくだからと改札まで見送ってくれた。
人情に溢れた優しい方だった。
次回も会えそうな感じだった。


4回の撮影を通してわかったメリットとデメリット。

メリット↓
褒めてもらえると嬉しい
写真写りがいいと自信がつく
自分磨きを頑張ろうと思える
美容に気を使うようになる
相性が合えば人脈を広げるチャンスになる
関わりを通じて自分の視野が広がる
撮った写真がもらえる思い出になる

デメリット↓
写真写りが悪いとショックを受ける
相性が合わないと精神的ダメージが強く何日も引きずってしまう(私の場合)
表情やポーズなどを調べたり衣装を決める事前準備。また、早起きをして準備をすることと、行き帰りの移動など当日準備に時間を使う
労働時間外の負担が大きい

ざっとこんな感じかな!


初めての経験を通して良くも悪くも、色々感じたことがあった。

今後、ポートレートモデルの仕事は
自分から積極的にしません!

たまに息抜きとしてできるくらいが楽しいかなと思うのと、ガチカメラマンさんとは、楽しくやりたい私にとってお互い相性が合わないと思ったから、やるなら趣味感覚で楽しくできる人と繋がりを持ちたい。

昔より痩せて綺麗になった私でも、ノーマルの写真を見るとコンプレックスは目立って見えた。

特に、面長な輪郭と笑った時に見える歯は痩せても変わらないからきっと変えるにはお金と手間がかかる。

肌は白い方が写りが良いから、毎朝全身にクリームを塗って準備してたけどそれが大変。

あと、二重幅が不安定だから調子いい日はそのままいけるけど、悪い日はアイテープで調節しないといけないし、目瞑りショットが綺麗に写らないのが難点だし、大変すぎる。

正直、
お手当と労力が割に合っているか判定し難い。

メイクする行為は好きだけど相手のためを思うとプレッシャーから負担を感じてしまうことに気が付けた。

整形をしたりマインドを変えたりして自分を受け入れる努力をするのもいいと思う!
だけど、私はそこまでしてこの仕事を選びたくない。
甘ったるい気持ちではやりがいが比例してくる仕事じゃない、と思ったのが現実かな。

写真を通して自分を見てもらえるという私の需要にあった素敵なお仕事だと思っていたけど、やってみたら想像とは違った事実を発見できた!

私ってやればなんでもできちゃうし笑
もっと自分らしさを活かせる仕事があるはず!
だからモデルの仕事は本業にしない。

今回のでめちゃめちゃ思ったのは、
カメラマンさんと相性が合わないとばか疲れるしメンタルぼろぼろになる!笑笑

精神面よわよわな私にできる仕事が見つかるのかよ!とツッコミたくなる気持ち、かつ不安が付き纏う。

まだ漠然とだけど
次はまた違った挑戦をしてみたいと思う。

とりあえず今回は試しにできてよかった!!
何事も経験だよー!

今は、帰りのバスでこうしてつらつらと
思ったことを記録として綴ってきた。

帰路につくとふと、母親の存在を思い出す。
顔を合わせるとどこ行ってたの何してたの誰といたのと、また面倒くさいことになりそう、、

目標を見つけてさっさと家を出て一人暮らしできるようになりたい!と早まる気持ちを抑え、冷静に着々といこうマインドを保持。

ゆっくり自分のペースで、
見失わない。
厳しくしすぎない。

一歩踏み出せた自分、おつかれさまでした。


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