サイドFireを実現するために効果的だったこと
私は、２０２４年３月に会社を辞め、サイドFireを実現できました。
もしかすると、言葉の厳密な意味として、サイドFireというライフスタイルになっていないのかもしれませんが、個人的には、厳密な定義などはどうでも良いかなと思います。
とにかく、会社から解放されて、金融資産を裏付けに、会社に雇われないやり方で収益を稼ぎ生活できている状態をもって、サイドFireと思っています。
実際のところは、今のところ金融資産を取り崩さずに、生活しています。
個人事業での収益で生活がまかなえる限り、しばらくは金融資産を取り崩すことはしないようにしようと思っています。
それでは、ただの個人事業主では？！という話なのですが、
そうは言っても、もし仮に、金融資産がほぼゼロの状態だったら、
会社を辞めて、個人で仕事するという決断には至りませんでした。
ある程度の金融資産があり、もし仮に、個人のビジネスの収益が悪化して、
しばらくまともに稼げない期間があっても、その期間を金融資産の取り崩しでしのげば良いというセーフティーネットがあるから、会社を辞めるという決断が出来たのです。
この記事では、私がサイドFireできた要素について、
詳しく解説していきたいと思います。
1つ目は、明確な目標設定です。
私は、今から約３年前の2021年7月に、
マクドナルドで、以下の副業収入の目標を考えてみました。
2021年末までに、3万円/月
2022年末までに、6万円/月
2023年末までに、10万円/月
そして、2021年7月時点での資産を2023年12月末までに倍増させ、
月収10万円ほど稼ぐことができれば、サイドFireできるという目標です。
※実際は、月10万円の収益では厳しいかなとは思います。
2021年7月時点では、Youtubeの広告収入は、1万円くらいでした。
それでも、そこまで急激な収入増加の計画でないので、なんとかできるかなと思っていましたが、実際には、2021年末までの3万円/月も、2022年末までの6万円/月も達成することはできませんでした。
それでも、2023年末までに、10万円/月以上は達成することができました。
以下のグラフは、2023年末までのnoteの売上の推移です。
上記のグラフを見ると、2023年10月までは、１０万円に届いていないことがわかります。11月、12月で、一気に売上が増加していることがわかります。
資産倍増というのも、2023年12月には、間に合いませんでしたが、
2024年の3月には、倍増できました。
目標を決めても、思った通りに事は運ばないかもしれませんが、
目標があるので、それを目指して進むことで、多少タイムラグがあっても、ゴールにたどり着けるのではないかと思います。
なんとなくYoutubeの動画を上げていただけなら、今の状況はないかなと思います。
そして、他の要素としては、以下の３つがあります。
①不満な環境
②米国株への投資
③知識（スキル）のデジタル商品化
それぞれ、以下で詳しく説明していきます。
①不満な環境
私は、東京へ進学後、そのまま東京で就職し、20年ほど関東で暮らしてきました。その後、親がだいぶ年を取ってしまったので、実家のある新潟に戻ってきて、2013年ころから派遣社員として、10年くらい働いてきました。
派遣社員ということや新潟という地方であることから、給料は安月給でした。より良い環境を求めて、転職を試みた時期もありましたが、年齢が40歳を超えていて、転職活動は困難なものでした。
それでもあきらめずに、転職活動を続ければ、どこか転職先があったのかもしれませんが、そこまでして転職する意味あるのか？！と考え、
自分の中の結論として、転職したところで大差ないという考えにいたりました。
転職により、多少給料が上がるなどあったかもしれませんが、給料が上がったけど、忙しくなったなど、別のデメリットがあったかもしれません。
多少給料が上がった状態が、私の希望する理想な状態と言うわけではありません。
であるなら、今の職場の利点を生かし、本当に望む環境を手に入れるために利用しようと考えることにしました。
職場の利点として、残業もあまりなく、休日出勤はほぼなかったので、
毎日の夕方以降や土日、祝日を副業の時間に当てることが出来ました。
また、職場は検証環境や機材が充実していたため、自分でいろいろ装置を検証したりして、自らのスキルをアップさせることが出来ました。
その甲斐もあって、私のスキルはどんどん高まっていきました。
私は、身に着けたスキルを職場の人に共有して、生かしてもらおうと試みましたが、私の所属するグループの人たちは、それを生かすことなく、
スキルや知識がないことを理由に仕事から逃げ回っているような連中でした。
必然的に、難しめの仕事は、私が担当することとなり、それで報酬が増えるわけでもないのに、自分の負担がどんどん増えていきました。
そして、営業職の人たちは、スキルも知識もない人ばかりで、
自分たちにとって難しいことややりたくないことを押し付けてくるような人ばかりでした。
スキルが足りない部分を肩代わりして対応するのは、仕方がないにしても、押し付けた後は、自分が担当営業であるにも関わらず、知らぬ存ぜぬみたいな態度で、なにかしら、私が不備を指摘すると、文句を言われたととらえて、陰で悪口を言うような人たちでした。
たまたま、昼休みに、自分のデスクで、休んでいたら、
私がいないと思って、職場のおばさんが、一生懸命に私の悪口を言っていました。だいたいそういうおばさんにありがちなのですが、自分の間違いについては、なにも言及せずに、あたかも自分が被害者みたいな話をします。
そして、私が信頼をおいていたリーダー的な立場の人も、その話に同調していました。さすがに、これにはがっかりしました。
でも、逆に、もはやこの職場を去ることに、一切の罪悪感を持つ必要はないと思えました。私が辞めることで、おそらく、そのリーダー的な立場の人に、多くの負担がのしかかることになります。
それは、気の毒だな～と心配していたのですが、もはやそんな同情もする必要ないなと考えることができました。
私の働いていた環境は、とても不満を感じる職場でした。
でも、不満に感じる職場だったからこそ、サイドFireするために頑張れたのです。
これで、それなりに良い給料をもらい、職場の人間関係も良好だとしたら、Fireしたいな～と思いつつも、なんとなくだらだら会社員を続けてしまったかもしれません。
あなたが、今、ネガティブに感じていることはなんでしょうか？
そのことを別の見方をすることで、あなた自身のプラスへ生かすことは出来ませんか？
不満が大きいほど、副業をするためのエネルギーに変えることができます。
②米国株への投資
サイドFireの柱の１つである金融資産ですが、私の金融資産がある程度の額になったのは、間違いなく米国株投資のおかげです。
投資に負け続けてきた私が、あたかも投資の達人のような利益を出せているのは、米国株の強さのおかげです。
後ほど、楽天証券の口座の資産状況（資産合計・保有銘柄一覧）を掲載したいと思います。あまり自分の金融資産状況を公表するのは、よろしくないと思うので、有料記事部分で添付します。
私は、2005年くらいから、株式投資をやっています。
つまり約20年くらい株式投資をしているのですが、恥ずかしい話、
その期間のほとんどを損ばかりしてきました。
その間、日本の個別株への投資、信用取引、オプション取引、優待株への投資などをやってきました。株ではないですが、FXにも手を出したことがあります。いずれも、なんだかんだで、だいたい損していました。
そして、２回ほど、致命的とも言えるような１００万円越えの損失を食らったこともあります。これなら、やらない方がマシだった状態です。
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