歯医者さんでソワソワ

今日は久しぶりに歯医者に行きました。
歯医者さんに行き、順番が来て呼ばれて、ユニットに座り、衛生士さんが準備をしてくれている間のあの待ち時間…
いつもソワソワしてしまいます。

待ってる間に、なんで私はこの待ち時間にソワソワするんだろう?とぼんやり考えてみました。
(自分を深掘りするチャンス!!)

まず、目線をどこにしたらいいか分からない。目を開けて前をじーっと見るのか、衛生士さんが準備している様子を見るのか、横に貼ってあるポップを見るのか。

いつも正解が分からず、目を閉じて待っています。

また、手はどこに置いておこうか。
横に垂らす?太ももに置く?どうするのがいいかな?といつも思いながらこれまた正解が分かりません。

じゃあ、なんでそもそもそんなこと考えるんだっけ?

そこで気づいたんです。私は「人からどう見られているか」が気になり過ぎるのかな、と。

なんで人の目が気になるんだろう。
以前も書きましたが、子どもの頃に「みんなはこうしてる」「こうするのが普通」とよく言われていました。

常に「みんなと同じじゃないと」「普通でいないと」と思い過ぎて、普通じゃなかったらどうしよう、という恐怖に囚われていたのかも…

だから歯医者さんに来て、あの人ちょっと変、と思われないように、普通に振る舞うにはどうするんだっけと必要以上にソワソワしてしまうような気がします。

だけど、私がもし衛生士さんならどうだろう。
もし、待ち時間に目を閉じて待っている患者がいたとして、「この人なんか変。」と思うだろうか。そしてそれをずっと覚えているのだろうか。

いやいや、他人のこといちいちそんなに覚えてないでしょう。

それに気がついたとき、ソワソワしている自分がなんだかおかしくなりました。
全然大丈夫よ、変だなんて思わないし、思ったとしても明日には忘れちゃうよ。ともう1人の自分の声がしました。

他人を気にし過ぎて、そこにばかり意識が向いてしまうことはもったいない。
だけど、短い待ち時間の間に、深く考えられたことでまた1つ自分を知ることが出来ました。

明日もまた、自分のことを見つけられますように。

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