弾き語り（自曲）　～照らされて～

悲しい夢を見た朝は
すぐに動き出せなくて
天上の模様を眺めながら
半乾きの涙を拭う

弔ったはずのあの日が
ふいにやってくる事
どうしたいわけもないのに
苦しくなってしまうんだ

あてもなく歩いてきたけど
永遠なんてなかったよ
いつか君と答え合わせがしたくて
僕はまだここにいる

朝日みたいになりたいな
空と地平が交わるように
雲の行方を見守りながら
乾いたシャツを取り込む

過ぎ去った日々を祈って
また眠らせて
繰り返す日常の隙間に
君がいるから

あてもなく生きてきたけど
正解なんてなかったよ
いつか君と答え合わせがしたくて
僕はまた明日へ向かう

君は空を泳ぐ
僕は地平を歩く
朝日はまた昇る
照らされて
照らされて