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ストレイテナー「Silver Lining Tour」仙台公演に参加して夢を叶えた話

2024年2月3日、仙台Rensaにて行われたストレイテナー「Silver Lining Tour」に行ってきました。

個人的には去年10月15日に行われた武道館以来のストレイテナーでした。(シンペイさんに関してはファンミに行っていたのでそれ以来)

一言で言うと
ストレイテナー、最高!!!!!!!!!!!!!(映画の試写会でよくあるアレのノリ)

だったのですが、ここでこのnoteを終わらせるわけにもいかないので感想をつらつら書いていこうと思います。
普段はこういった感想など全く書かないのですが、今回のライブは書かざるを得ないレベルで言葉にできない思いが奏でまくっており、自分一人で抱え込むにも行かず今このnoteを書いています。
長くなってしまいますがよろしくお願いします。

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地元の駅から新幹線に乗り仙台に着いたのは午後2時過ぎ。
そこからRensaの最寄り駅である勾当台公園駅まで移動して隣にある三越の中のカフェで一旦休憩。(カフェの窓からテナーのグッズを身に着けた方がちらほら見えていてここにはテナーを見たい人たちが沢山集まってるんだ!とわくわくした)そしてRensaへ移動。
Rensaに行ったことがある人ならわかると思うのですが、Rensaといえばもはや名物であろう地獄の階段移動
ビルの7階にある会場に向かうためぞろぞろと登っていくのですが整番が良いほど上で待たなければいけない(=一気に階段を登る)システムなため周りの人たち皆息が上がっていました。ライブ前なのに疲れてしまう…。

そして4時、開場。
最初は一番ずつそれぞれ呼ばれていたのですが私が入るときは230番代までの方どうぞ〜〜〜!!!!とかなりざっくりして呼ばれました。どうして……
どこらへんで見るか決めて、開演を、STNR ROCK and ROLLが鳴り響くあの瞬間を、今か今かと待ちわびる。あの曲聞きたいな、セトリは前から何曲くらい変わるのかな、MC何話すんだろうと他愛のないことをひたすら考えながら。
少し話は変わりますが去年のツアーにも参加したときに開演待ちのSEがテナーがトリビュートで参加した楽曲だったのが、今回もそれでした。ホリエさんの歌う孤独な旅人、良いなあ。

以下セトリネタバレあるため見たくないよ!という方はブラウザバックをお願いします。
全ての曲に対しての感想ではなく、覚えているものだけ感想を書いていきますが悪しからず。





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1.ネクサス
ここは去年の武道館か!!?!!!!?!!!と思わず思ってしまった一曲目。いきなりネクサス始まりなのどういうことなんですか…?あと初日横浜のネタバレを見ていたため、横浜の一曲目がネクサスなら変えてくるかな〜(前回ツアーの一曲目はKILLER TUNEとDISCOGRAPHYで交代交代だった為)と思っていたためまさかの同じ曲。
ホリエさんが横浜で歌詞が飛んだのも知っていたので思わずハラハラしながら見てしまいましたがちゃんと歌えていました。
武道館のときにやっていた最初はゆったりとしたアレンジから始まってサビを歌いきってから一気に加速するアレンジを今回もしていました。
四人の演奏が一気に重なって一つの音になっていくあのアレンジ、聞いていてぞくぞくするんです。

4.Melodic Storm
来ました定番曲。個人的にメロストは最後らへんにやるイメージがあるのでかなり序盤に来たなと思いました。思えば武道館でも最初の方にやりましたね。
皆でオイオイしながらサビを大合唱するのが本当に楽しいんですよ。
ホリエさんが目を瞑って耳を塞ぐ〜という歌詞のところで耳を塞いでたのがかわいかったです。
メンバーが3人だった頃からずっと演奏されてきた曲。ストレイテナーを象徴するかのような曲。何回聞いてもストレイテナーって最高だ!と思える曲。大好きです。

その後何曲かやったあとにテナーお馴染みゆるゆるMCタイムに突入。
このライブが行われた2月3日は節分当日だったのですがホリエさんは「こんな日にライブ来てていいの?今日は一年で一番大事な日なのに」「節分は旧暦で大晦日だから今日はカウントダウンジャパン」と安定のホリエ節健在。どの話をしてもすぐ節分の話題に結びつけてしまうホリエさん…。
ひなっちがカウントダウンジャパンの話から繋げて「節分フェス仙台でやろうよ」と言っていたのが印象に残っているので是非に実現してほしいなと思いましたね……。来年やりますか?
その後もひたすら節分の話をしひなっちやシンペイさんもそこに乱入してきて収集がつかなくなったときにOJが「だめだよこのMC」と一言申していた😂それに対して確かシンペイさん?が横浜も酷かったでしょとツッコんでたのがさらに面白かった。

10.宇宙の夜 二人の朝
イントロのひなっちのゴリゴリのベース音が聞こえた瞬間、来た!と思いました。武道館とかでも聞きましたが本当にこの曲は4人の演奏が心に響くんですよね。
アウトロでホリエさんがピックを咥えてキーボードを弾く場所がありますが最近はあまりピックを咥えないという情報を見ていたのでどうかな?と思っていましたが咥えていたのでひたすらガン見していました。ピックを咥えたホリエさんから出るあの雰囲気好きなんです。

14.インビジブル
武道館でいきなりお披露目されたときはあれ?この昔の曲だっけ?とまんまと策に乗ってしまった曲。聞いてる途中でまたこの人たち何も言わずに新曲やりだしたな…と気付いた瞬間のことを思い出してしまいました。
武道館のときはそんな感じで全く曲に集中できなかったので今回は配信された曲を聴き込んでかなり落ち着いた状態で聞けたのが良かったです。



少し飛ばして、20曲目に演奏されたのがこれまたお馴染みシーグラス。
今年最後の海(最初の海でもある)に行けてそろそろ終わりかなと呑気に考えていたそのとき。
唐突に聞こえてきたギターのイントロ。
あれ、これ何の曲だっけ?と思ったのもつかの間
ホリエさん「WALK THE ROAD TO NOWWHERE〜」



MAGIC WORDSだ〜〜〜〜!!!!!?!?

あれ、あなたさっきまでそこにいませんでしたよね?どこから来たんですか?と思うくらいに一気に人がわらわら集まりかなりもみくちゃにされる。
2013年の武道館の映像を見て、この曲いいなーいつか聞きたいなとぼんやり思っていたのが目の前で演奏していて、上のツイートにも書いたとおりたまたま朝聞いていて、自分一人の世界であるイヤホンで響いていた曲を四人が演奏してくれている。
その光景が少し信じられませんでした。
今私がいるのはライブハウスじゃなくて朝ひとりぼっちで曲を聞いていた自分の部屋なんじゃないか?とも思ってしまうくらいでした。
でもテナーがMAGIC WORDSを演奏してくれた。現実なんだ。
ふと前を見るとLINEARのツアーTシャツを着ている人がいた。
そういえばYouTubeに無断転載されていた幕張の映像を見たときにこの曲でシンペイさんが客席に向かってダイブしていたのを思い出した。
今はもうテナーはダイブ禁止なのでシンペイさんがダイブをすることはないこの曲。(2013年武道館でこの曲をやったときはそれっぽい動きをしてくれていた)
あのTシャツのお兄さんはあの魂の篭ったMAGICWORDSを、一体何を考えながら聞いていたんだろう。

多分MAGIC WORDSをやった瞬間の仙台Rensaはこの日史上一番沸きまくっていた気がする。
それくらいこの曲が演奏されることを心待ちにしていた人が多かったんだと思った。
終わったあと「MAGIC WORDSやってくれてありがとうーーーー!!!!!!!」と叫んでいる人がいて、本当にその発言に心から賛同しました。
やってくれてありがとう。

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本編終了してアンコールに突入。
そしてホリエさん、なんと鬼のお面をつけて登場笑。
最後まで節分を引っ張る男、ホリエアツシ…。
さすがに最後までつけずに途中で外してましたがこのためにただひたすらに節分MCをしていたのかと思いましたね。盛大なフリすぎる。

アンコール1.AFTER THE CALM
確定曲。いつやるのかな?と思ってたんですがアンコールでやるんですね。
ホリエさんのピアノの音がひたすらに染みました。
最初はしっとりとしたリズムで始まるのに途中から激しくなるこの曲。そんな曲を四人の高すぎる演奏力で完成させていくのが本当に堪らなかった。

アンコール2. BERSERKER TUNE(STOUT ver)
私がこの世で一番好きな曲であるバーサーカー。ずっとずっと聞きたかったけど聞けてなくていつになったら聞けるんだ?と思ってたバーサーカー。
遂に聞けました。
シンペイさんが突然おもむろに話し始めた時点である程度察しましたがほんとに!!?!?!嘘だろ!?!!?!?となったところで

シンペイさん「仙台Rensaのバーサーカーに捧ぐ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

( 'ω')ギャアアアアアアア

わたくし、普段はぺそん協会というシンペイさんのYouTubeメンバーシップに入ったりわざわざファンミーティングに行くために東京行ったり常日頃から配信を見まくっているただのシンペイさんファンなのですが、そのきっかけはテナーファンなりたてで円盤を買おうとしたもののどれを買うか悩んでいたときにたまたま見た2019年幕張メッセワンマンの試聴映像でした。

いきなり冒頭から幕張メッセのバーサーカーに捧ぐ!!!!と叫びまくっているこの映像を見て、なんだこの人!?そしてなんだこの曲!?バーサーカー!?かっこいい!!!!!と衝撃を受けたのがちょうど去年の3月頃。
それから1年も経たない間にツアーに行き、武道館に参加し、ファンミに行ってチェキを買い、Tシャツなどのグッズを買いまくる立派なストレイテナーファンが爆誕してしました。
そう、この曲がなければ多分今の私はいないのです。
ですが今まで行ったライブではやったことがなく、未だに聞けていませんでした。
どうしても聞きたくてシンペイさんのファンミで本人に叩いて欲しい曲をリクエストするのもこの曲、今回のツアーの目玉であるセットリスト投票企画でもこの曲に投票、好きな曲なに?と聞かれればこれと答えるほど思い入れというか愛が深すぎる曲だったのです。
それが遂に聞けました。夢が叶った!
今回のnoteのタイトルである「夢が叶った話」はこれが由来です。
嬉しくて、楽しくて文字通り狂った戦士になったかのように暴れてしまって、最後の最後まで飽きさせることのなく、ファンを楽しませてくれるストレイテナーってなんて最高なバンドなんだ!と改めて思う次第なのでした。

そしてアンコールが終わり4人が客席に向かってお辞儀をしてステージから去っていく。だけどあそこまで素晴らしいライブを見せてくれてここで終わるわけにはいかないとダブルアンコールを待ち望む拍手が次々と起こり始めました。
しばらく粘ったものの場内アナウンスが流れて「本日の公演は終了いたしました。」と聞こえてくると周りのお客さんがああ、終わりかという雰囲気に。

どんどん人が帰っていく中、名残惜しくてぼうっとしながらステージを見つめる。
さっきまでそこにストレイテナーがいたなんて信じられないくらいにぽっかりとした穴がステージの上に浮かんでいる気がした。 

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ストレイテナーというバンドは止まることを知らない。
いつだって真っ直ぐ進み続けて、いつの間にか私達の側にいてくれて、心の中にすっと入り込んでくる。

〝何処へもぼくは行かないぜ〝
〝名前呼んで〝

いつまでもその名前を呼び続けるよ。
「ストレイテナー!」



最高のライブ、ありがとうございました!


長文となりましたがここまでお読み頂きありがとうございました。

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