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水捌けと土つくりとの間で。

中庭の瓦礫の撤去作業を始めました。
石や瓦礫などを取り除いても、雨は浸透しません。
土の粒は一見均等な大きさですが粘土質で、薄汚れたグレー色をしています。
そして臭い。ちなみに土壌のphは酸性。
いやphどうのというよりまずは瓦礫の撤去です。

掘って分別、ふるって戻す。ひたすら繰り返し疲弊しました。
掘り返している敷地は9㎡ほど。深さは1mくらい。
捨てられるゴミは1平米掘るごとに、レジ袋(S)くらい出ます。
戻せない捨てられない石たちは庭の端に堆く積まれています。
石や瓦礫の分だけ容量が減って、庭土が減ってきました。
…もう自分では無理。瓦礫避けても土がこれでは…
人間疲れるとロクでもない考えに走ります。
昔友人が「しんどい時には決断するな」と言ってくれたのに
それをすっかり忘れていた私は、ネットで楽になる方法を探しました。
そこで暗渠に辿り着き、土の入れ替えと暗渠で見積もりをもらう始末。

庭の土を買いたくなくて土づくりに着手したのに?!
…そうでした。入れ替えた土はゴミになる。
ゴミを増やす人間にはなりたくありません。
あぶないあぶない
自分が、色々忘れることが多い人間なのを忘れていました。

気を取り直して問題点を考えました。
□水捌けをどのように改善するか?
□どのように土を再生するか?
もちろん予算が限られていますから、コストはかけられない。
よって暗渠は却下。庭木が買えなくなっても困ります。

元々ズボラですから手の込んだこともしたくない。
これなら簡単にできそうと手に取った本がこちらです。

この本には、米ぬかと黒土と土のう袋を使っての土づくりの方法が載っています。
熟成させたら庭に埋める方法も手軽で気に入りました。

できることからやってみるしかない。
土を作っていけば水捌けは改善するでしょうと楽観的に考え、
瓦礫を取り除きふるいをかけたところから使って作り始めました。

一方で別の問題に苦しんでいたのですが、
それはまた次に。

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