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貴方を思う私の心のうち



私には好きな人がいる。

ずっと好きな人。

いつまでも好きな人。




気づけばもう14年も前、
その人を見かけてからずっと心の中で好きでいる。


昔はよく目と目を合わせて話したり
電話をしたり手紙を書いたりしていたけれど、
今じゃ連絡するのも怖いくらい。



なぜ怖いのか、それすらもわからない。
勝手に壁を作って連絡を絶ったのは
まぎれもない、私自身なのだ。



今何してるだろうか


何を見て何を感じているだろうか



それすらもわからない。


きっと今更連絡をしたところで
彼は困惑するだろう。


最後に連絡を取り合ったのは、たしか7年前。


この7年の間で世間や私自身、
きっと、彼にも色んな変化があっただろう。


それさえも愛おしいくらい
私は彼の声が聞きたいと願ってしまう。


浅はかな甘えだ。




彼が私のことを思い出すことは
多少は、いや。1ミリもないかもしれない。



手紙もなければ電話がくることもない。


それが答えなのかもしれない。



いつか2人でみたあの本の話や
映画の話、食べ物の話や
お互いの近況を話したい。



けれどもきっとそれは叶わない。


きっとではなく、必ず


絶対に叶わないと思う。



だからこそ、彼が愛おしいのだ。


彼の声が聞きたいのだ。

彼の姿を見たいのだ。



私はあれからずっと自分の本心と葛藤している。


あなたらしい姿で元気でいてほしい。


ただそれだけ。


またいつか、会うその日まで。


n.

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