見出し画像

現在・過去・未来

こんにちわ。すなちゃんです。
今年初めての投稿になります。遂に定年まで1年を切り10ケ月に。
勤めている会社はポジション変更の制度(アップダウンがあります)はありますが、役職定年はだいぶ前に廃止になりました。
今のところは定年到達ぎりぎり(1ケ月前?)まで現職のままとなりそう。
今まで通りに会社の仕事だけに寄りかかって、この1年を過ごし、いざ定年到達時に「えっ?今までぎりぎりまで全力でやっていたのに~」と梯子を外されたような気持ちにならないように、備えたいと思います。

気が付いたら定年日だったってなりたくない~

20年ぶりの仲間との送別会で

先日、一歳上の先輩の大送別会がありました。
集まった仲間はそれぞれ20年ぐらい前に化粧品で一緒だった先輩、後輩。
後輩と言っても既に50代に入りかけ。役員になった後輩や先輩もいましたが会話で忖度することはなく、好きなことを安心してバカ話をし思い出を話し、数年ぶりでしょうか、思いっきり笑いました。翌日声が枯れていました(笑)
ふと、「なんであんなに楽しかったんだろう?」と考えてみたら、みな辛い時期があり、お互いに支え合いながら乗り越えた大切な思い出を共有しています。あの時は日々降ってくる指示を必死になってやるだけで精いっぱいでしたが、懐かしい思い出しか記憶に残っていません。

私たちはよい思い出のために「現在」を生きている?

よく私たち50代~は思い出話や武勇伝を話すことが多いかなと思います。
たまに過去の栄光だけが全てのようなお話をされる方もいらっしゃいますが💦
話すときの目はキラキラ✨して、とっても活き活きとされている方のお話はついつい聞いてしまいますね。
私自身も50代最後の年齢になり、思い出は山ほどありますが、嫌な思い出は内容を含めて記憶が薄れ、よい思い出はいつまでもくっきりと色鮮やかです。
よい思い出があるから、今生きていられるのかなあと思うことも多々。
人間の脳はうまい具合にできているのかもしれませんね。

「トランジション理論」

そうそう、最近社内のイントラで「トランジション理論」について読みました。「トランジション」は過度期・転機・遷移などを意味する言葉で、人生やキャリアにおいての転換期や節目を指します。
この理論は上記の節目においてどのような心理状態になるのか、どのようにして対処するのかを考える理論との事。
様々な学者が考え方を提唱していますが、アメリカのウィリアム・ブリッジスの理論が紹介されていました。
【第一段階:終焉】
転機や節目。何かが終わる事から始まる。慣れ親しんだ環境や役割から離れることにより、多くの場合、喪失感を伴う。
【第二段階:中立圏(ニュートラルゾーン)】
これまでの環境・人間関係・仕事や役割の終焉を迎えることで混乱や虚無感を抱く。自分の進むべき方向が見えずただ立ち止まっている感覚になることで不安や迷いや自信の喪失が見られる。新たな自分の在り方を構成する大事な時期。
【第三段階:開始】
トランジションを抜けた、新たな始まりの時期。
新しい人に出会ったり、対応方法などを再構築していくことで目標や意欲が生まれて、新しい自分を確立していく時期。慣れ親しんだ環境から抜けることで発生する恐怖感で心に抵抗がでることも。

この理論を読んで感じたのは、まさに今の自分が「終焉」に入りかけていること。やがて来る「中立圏」が怖いと感じていることでした。
ただこの「中立圏」をいかに乗り切るかがトランジションのポイントとの事
ブリッジスさんは、この段階への対処方法も以下のように上げていました。
・一人になれる時間と場所の確保
・本当にやりたいことを考える
・自分の死亡記事を書いてみる(今死んだら心残りは何かを考える)
・通過儀礼(一人旅に出て自分と向き合う)

早く「中立圏」を抜けたいと思いますが、ここでじっくりと自分と向き合うことが大事なのでしょうね。
そして新しいスタートを切るために手放す必要があるものもあるのだと、感じています。
定年までのあと10ケ月は現役の最終コーナーを走りながら、今後の変化に向けて、怖いけど自分と向き合おうと思っています。

怖いけど、自分自身ですものね


きれいな風景を見ることもよい思い出に

未来はどうする?

人生百年時代、「60歳で定年」を迎えても、あと40年。
今の年齢から40年を引くと19歳。
前々回で書いたブログでは19歳は私には「どこにも所属のない暗黒時代」
19歳から59歳の40年間は中身がギューギューでしたね。
大学➡就職➡結婚➡出産➡介護➡定年手前
改めてみると、忙しいですね。
一般的なライフイベントを全部やった感じ。もう一回はできないな~
次の40年はじっくりと味わって楽しみたいですね。
これからもたくさんのよい思い出をたくさん作るために自分の殻から外に出て、いろいろな方たちと出会い、交流していきたいなと思っています。
自分は死ぬときは「+の人生だったな」と笑顔でいければなと思っています。(気が早い?)
ではまた~。次回は「終焉」にさらに近づいている私の近況をお知らせできれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?