涙のディズニーランドからの結納
いよいよ、東京の自宅で結納を行うことになりました。
親戚のおばさん、本当に迷惑かけてごめんなさい!
はるばる、あちらの両親とあちらのお姉さまのお子様ふたりが
飛行機だったか、新幹線だったか、やってきて
その日は土曜であったが
彼は仕事があったため、いったん車で迎えに行くが
どうしても仕事に行かなくてはならず
孫ふたりと能面両親は、せっかく孫も来るし
ディズニーランドに連れていくことになっており、
その近くのホテルの予約もしてあり、本当ならば
私も彼も一緒に、ディズニーランドで遊ぶ予定でした。
なのに
彼は車で、両親たちが泊まる、ディズニーランドそばのホテルまで行き
荷物とチェックインをしたら
私を置いて、仕事に行きやがった、わけです。
ほぼ、コミュニケーションを取れていない私が、ひとりで
能面両親と、ちらっとしか見たことのない孫ふたり(小学生)を
おもてなし?
ありえなくない?????
しかし、仕方ないから、思い切り能面の両親たちに声をかけて
ホテルからの送迎バスでランドまで行きましたよ、その間も私には
一瞥もないんだしね
孫たちが楽しく遊んでいるから、それに合わせて
適当にランドを歩いていました。
天気、やばいなぁ。。。って思いながらです。
いっこうに楽しそうには見えない能面両親
土曜日のランドは大変な混雑
あ、30年前は、まだ平日の方が空いている時だったんですね
土日は今の平日よりも空いてましたね。
ほんとに、二コリともしない
私なんかにくれる笑顔がよっぽどもったいなかったんでしょう
別にほしくもないけど
それってもったいつけるほどのもの??
1ニコリ、いくらですか~
いらんけど
夢の国、東京ディズニーランドが、試練の時間と課す
いい加減、こっちも疲れてくるし、同じく能面になっちゃいました~
そのうち、雨が。。。。
けっこう大雨になってしまって
能面父が、こんな雨で孫らに風邪をひかせちゃならぬ~
って、まだ遊んでいたいと言う孫を連れて
もう出ようってことになりました
ランドに滞在した時間は、約、1時間半、よく覚えてます
入場券や乗り物券も、私たちがプレゼントしてます
彼がいいかっこしたいから、そうしたんです。
でも、そんなこと言っても大雨だしね
彼が車で私を迎えにくるのは、ランドで過ごす時間を見計らって
夕方の6時とか言っていて
その時の時刻。。午後、1時半過ぎ。。。
私の存在が、まるで見えてないようでしたし
もう、私もどうでもいいやと、怒りがこみ上げてきて
とにかく送迎バスでホテルまで戻り
私は、公衆電話から、彼が仕事をしている場所に電話して
「もう、ホテルに戻ったから早く来い!!!」と伝えたんです
そう、携帯電話もない時代でしたけど
公衆電話から、職場にかけて彼に繋がって良かったと思います。
繋がって当然ですけど
今考えると、ね、公衆電話って。。すごい不確かな感じです。ってどうでもいい
能面両親は特に私に何か言うわけでもなく
常に、口がへの字の状態、それって幸せになれないよね~
結納の前日のおもてなし、夢の国ディズニーランドが、涙の日に変わり
自分には
好きでもない人を適当にあしらうとか、ご機嫌とるとかって
できないんだなぁと実感しました。
明日は結納、私は朝から美容院に行き、晴れ着の着付けと髪を結ってもらうんです。
前日の屈辱にも似た涙の国事件で、すごくくたびれていたはずだけど
こんなもんか、まぁいいか、って
まだ、まだまだ
私は何かを信じて進んでいたのですね。
いよいよ、結納、ほんと結納ってなんやねん!
つづく
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