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電気代が高くなっています。その原因は?

電気は去年と同じ使い方なのに、
節電して使用量は減っているのに、
何故?電気代が高くなってるの?

多くの人が実感されていることでしょう。
このnoteでは、今年、電気代が高くなっている理由をご説明します。

電気料金の内訳は

私たちが毎月支払っている電気料金は、
「基本料金」+「使用した電力量料金」+「再エネ付加金」の合算に
「燃料費調整額」を加えたり、差し引いた金額です。
ここ最近の電気料金高騰の要因は、、、

「燃料費調整額」

燃料費調整額って?

発電に使う燃料(天然ガス・石油・石炭)の価格によって変動する金額。
メチャクチャ分かりやすく説明すると、
燃料の価格が基準単価より安ければ差額が引かれ、
高くなれば加算される仕組み。

コロナウィルスの流行が始まった2020年から世界的に工場の操業停止、
ロックダウンが広まり電気の消費が減っていました。
その影響で発電用の燃料がダブつき、燃料費調整単価は低水準を推移していました。

ところが2022年。
ロシアがウクライナに侵攻すると、
世界的に燃料の供給不安から、その価格は急上昇しました。
それに加えて日本では記録的な円安。
発電量燃料を購入する費用が、余計に掛かるようになってしまってるんです。

その燃料費調整単価をグラフで見ると、、、

従量電灯Aは「規制料金」だから上限の2.24円で横ばい。
はぴeタイムRは「自由料金」だから、上限無しで高騰。
12月は10.15円で決定しています。

燃料価格は、しばらく下がりそうに無いので、
まだまだ節電が必要になりそうです。

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