ジェットコースター

備忘録にはなる。
しかしながら、いつも以上にまとまりがないような日々を過ごしてきた気がする……。
それは仕方ない事もあったし、そんな日々は自分で作り出してしまったと思う部分も多々ある……。
今日はそんな限界というボーダーラインを超えたり戻ったりしような話になりそうだ……。

話は9月25日からになる。
この日は大腸検査を受ける日であった。
予め下剤を1.5リットル程飲むように指示されており、味も不味いリンゴジュースのようで中々しんどいものではあった……。
また前日からの食事制限に当日は絶食と、とにかくしんどい一日だった……。
検査が始まるとすぐに麻酔を注射され、「今、麻酔を打たれた」と感じると意識を失った。
当たり前だが、次の記憶は起こされてからになる。
検査の結果としてはIBS(過敏性腸症候群)であり、様子を見るしかないと言う結論だった……。
とにかく体調も安定しないままに繁忙期の仕事をこなしていく……。
年間スケジュールに沿って動いていく事だけがせめてもの救いなのかもしれない……。
(ピークは10月なのだ。)

そんな10月は、久々に読書会のダブルヘッダーをこなす事から始まった……。
「何もしないよりかは良い」と気晴らしな考えだったかもしれない。
仕事面は想定通りにクライマックスと言っても過言ではないボリュームであり、こなす事だけしか考えていないのだが、割り込みも比例して多くなりイライラしてしまう……。
「長男でなかったらブチギレて、関係ない誰かを傷つけてしまったのかな……。」と今になってヒヤリとする……。
もちろん、長男だからそこは抑えてたし、周りもそんな僕に少しは配慮してくれた事もわかっている。
なんだかんだで上手く回したのだろう。
そしてプライベート面ではIBSの診断がついたことで、改めて腸について学びたくなり、腸の本を2冊と食に関する本を1冊買ってしまったり、この流れの速さの中で溺れゆく事に危機感を持ってしまい、原点回帰の意味でレイチェル・カーソンさんの「沈黙の春」を改めて買ってしまった……。
(ストレス解消に買い物をすることはないのだが、どうしてもペットボトルなどを買う頻度が増えたり、「いつか読もう」と本を爆買してしまったりする時がある。)
それらの本はまだ読み始めていない……。
実は夏からまた村上春樹さんの本にハマりだしており初期4部作(3部作+ダンス・ダンス・ダンス)に夢中になっていた事、そこまで来たらノルウェイの森を読まなければと読んでいたことが要因だ。
或いは「ここまで読んでノルウェイの森を読まないのはノーサイドなきラグビーと同等なくらいあってはならない」と思ったり、単にどこかでハルキストになりたいと感じているからかもしれない……。
さらに東日本大震災後にふとしたきっかけで知った四角大輔さんの新刊もリリースされた。(超ミニマルライフ)
本来ならば腸の勉強をしたいのだが、こちらは割り込みというよりは割り切れない思いが交錯して渋滞していた……。
しかしながら不思議なもので、読んでいた本にヒントが多く、食事もまずはグルテンを抑える事を意識したり、買う前に原材料を見るクセがついた。
なお喫煙はやめていない……。

さて仕事と読書だけならば、まだいいのかもしれないがやはりカメラも使いたい!!
定休日は守れており、無意識に撮影に出掛けたりと、とにかく空白の時間がなくなっていた……。
仕事と読書とカメラ
その全てを諦める気は1ミリもなかった……。

しかしながら1日が24時間しかない中でやりたい事が詰まり続ける日々が重なる上に体調不良はそこまで改善されない。
余談だが仕事は段取りを繰り返し、残業はほとんどしていない……。
それはそれで頭を使っているのだ。
ここまで来ると、よく分からない限界を軽く突破した気もする。
そんな僕に神様も救いの手を差し伸べようとしてくださったのだろう……。
15日(日)は雨だった……。
普段は外で過ごすことが多いので、ゆっくりすれば良かったのだ……。
しかし、年内に読み終えたい本や漫画を買いに出かけた……。
特に漫画「違国日記」は「読まなければならない」と使命を感じており全巻揃えた。
もはや、仕事と本とカメラに埋もれていたい日々なのだ……。
どこかで間違った限界を突破した気もする……。

そして今週に入る。
おそらく今年1番と言える仕事を終えたのだが、これがまた大掛かりすぎて、普段とは異なる対応を求められたり、守備範囲も広がる羽目になってしまった……。
(それならば手当をつけて欲しいとか、もう少し前もって声かけておいて欲しいとは思うのだが誰もが目一杯なのはわかりきっており、なおかつ長男なので何とか乗り切ったし、もちろんそんな事は一切言わない。)
さらに、自分の中で一番疲れているのは眼だと気づく……。
本が読めないし、読んでも集中できないのだ……。
ここは頂き物のめぐリズム(アイマスク)に助けられた!!
(なお完全に復活してはいない……。)
そして金曜日辺りから愛猫の具合が悪いと家族に言われる……。
両親が病院に連れて行ったところ、膀胱炎との事。
実は昨年に膀胱炎から尿毒症を併発してしまい、年末に(生物学的な意味として)死にかけた事もあり、こちらも心配の火種になって来る。
昨日に「明日、病院に連れて行ってくれないか?」と家族に頼まれる。
高齢の両親で、車も手放しからには5キロの猫を1キロ位先の病院まで連れて帰ってくるのは負担なのはわかってるし、先生の説明も理解出来ないかも知れないと思ったので了承した。
どういうわけだが吐き気も止まらないようで、あちこちに吐いておりなおさら心配ではあった……。
実は本日は読書会の予定があったのだが上記の理由で急遽キャンセルさせていただいた……。
申し訳なかったのだが昨年の事やそんな状況を見ると気が気でないのだ……。
本日の朝は早く起きた。
予定が飛んだので朝に臨時列車を撮りに行こうかと考えていたのだが体が動かない……。
大きい仕事を終えたこともあり、気が抜けたこともあったのだろう……。
気がつけば二度寝していた。
時間になり猫を病院に連れて行くと、なぜだか先生にすぐになつく。
先生は、穏やかそうな方で、うちの猫も実はよくなついており、獣医さんとしてはアドバンテージなのかなと微笑ましく思った。
(余談だが診察を終えて「帰るよ」とカゴに入れようとしたところ先生の方を名残惜しそうにチラッと見ていたからうちの猫も少しアホなのかもしれない……。)
診断の結果や相談した事として
・膀胱炎は軽微であり、どちらかと言うと残尿感でストレスを感じている。
・吐き気は単に食べ過ぎなだけ。ご飯の量を減らすのと時間(ずっと出しておく→1日3回だけ)で与えるようにとの事。
午前の早い時間で病院は終える。
猫も落ち着いていたので、やはり撮影に出掛けることにした。

「1秒でも早く仕事を終えたい、1ページでも多く本を読みたい、1回でも多くシャッターを切りたい……。」
そんな私利私欲(ストイック)な日々をどこかで好んているのだろう……。

食事もスーパーで簡単なものを買う。
今はグルテンを控えめにしたいと塩むすびにグルテンを使ってないチキンにたまたま置かれていたアーモンド効果(※商品名)を選んだ。
しかしながら、チーズタルトに惹かれてしまう……。
たまにはいいかと(制限を外す意味で)グルテンフリーな事をしてしまった……。
撮影は楽しいのだが今日はアメフトの試合もある。
贔屓のチームの試合経過を追いながら撮影していた。
そして帰宅し夕飯を食べていた時のこと。
母に「カメラはいつ買うの?」と聞かれる。
どうやらカメラを買った時に付くポイントでドリップ式のコーヒーメーカーを買って欲しいらしい……。
単価を調べるとカメラとコーヒーメーカーと両方買えるので「どうしても欲しいなら、それだけで買ってあげるし、何なら今から買ってこようか?」と答えると家族一同に「良いの✨」とリアクションされた。
長男だし、言い出しっぺだからと買いに行く羽目になる。
(買ってあげることは構わないのだが、まさかホントに買いに行く事になるとは思わなかった……。)
お店に入り、すぐに見つけると「これください」と声をかける。
早すぎて引かれたかなと不安にはなったのだが、丁寧な対応をして頂きました。

帰宅後は使い方を覚えるために実際に作ってみる。
ドリップが少しばかり割高に感じていたが、味は良くて、ちゃんと計算すると、一杯が100円しない位ではあった。そして手入れが楽になること。
(普通のコーヒーメーカーからコーヒ豆の処分やポットの洗浄の手間が消える。)
何よりも家族が喜んでくれたので、これは良い買い物だったと思う。

そんな日々を過ごしてきた。
年内は本の購入だけは控えめにしたいが他はまだまだフルスロットルになりそうではある。

今年も残りが少なくなったが、体調をこれ以上は悪化させない事、自分を見失わない事の2つには充分に気をつけて行きたい。

今年はジェットコースターのような日々だがどこかでそれを楽しんできた!!
年末にはお酒片手にそんな日々を振り返りながら笑っていたい……。







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