見出し画像

Step 3 ~self-promotion~

自分の持つスキルや特長を整理し、どのような価値を企業に提供できるかを考えてそれに裏付けるエピソードや実例を用意し、自己PRを具体的かつ説得力のあるものにします。参考までに下記のサイトを貼っておりますのでご利用ください。

強めのキーワードを使う

自信を持っているポータブルスキル(業種・職種問わず持ち運びできるスキル)は、書き出しで打ち出しましょう。例えば、「論理的思考力」「課題分析力」「交渉力」といったものです。特に、未経験分野に応募する場合、採用担当者に「自社でも活かせそうだ」と期待されるような強みを伝えると効果的です。求人情報から応募企業が求めているスキルをつかみ、それに合致する自身のスキルをピックアップしましょう。例えを2つほど紹介します。

・私の強みは、困難な事柄にも臆せず立ち向かう「チャレンジ精   神」です。

・私は「逆境から立ち上がる力」に自信があります。その力を発揮したのが、野球部退部後、3ヶ月で簿記2級を取得した経験です。

経験職種での実績を伝える

応募職種での即戦力性をアピールしたい場合、その職種での実績や成果から書き出しましょう。また、これまで異動や転職などで複数の職種を経験してきた方の場合、「応募企業で活かしたい職種経験」について、自己PR欄を使ってアピールするといいでしょう。例えを2つほど紹介します。

私は「やり抜く姿勢」を大切にしています。

私は「やり抜く姿勢」を大切にしています。
前職でメイン商品の値引き率改善を任されたのですが、競合他社が営業を強めているタイミングでもあったため、営業現場から強い反対の声が上がっていました。そこで、課題別に顧客を分類し、営業への説明会を開催しました。また、私も必ず営業同行し、値引き率改善の背景から伝えるようにしました。時には顧客に怒られることもありましたが、諦めずにアプローチを変えて説得を続けました。
結果的に利益率は〇%も改善し、社長賞をいただくことができました。やり抜く姿勢を貫いて、貴社の業績に貢献したいと考えております。

美容サロンの店長として、「行動力」に自信があります。

美容サロンの店長として、「行動力」に自信があります。積極的に人気サロンや流行の施術を体験し、SNSや口コミサイトなどもチェックして、自社サロンのサービスを充実させてきました。また、営業機会を増やすために自宅への出張サービスや体験会の開催など、サロン外でも接客を行うようにしたところ、会員数は10%以上増加しました。こうした行動力を活かして、貴社の事業拡大に貢献したいと考えております。

仕事へのこだわりを伝える

仕事へのスタンス・志向・価値観・人柄などをアピールしたい場合は、「仕事へのこだわり」から書き出しましょう。企業ホームページや採用ページなどで発信されるメッセージから、応募企業が重視しているポイントを掴み、それが自身と一致していれば、自己PR欄に記載しておくのも有効です。「自社の社風に合う人物」という評価につながりやすくなるでしょう。例えを2つほど紹介します。

私のこだわりは、「効率性」を考えながら自分を成長させていくことです。

私のこだわりは、「効率性」を考えながら自分を成長させていくことです。 私はサッカー部に所属していますが、学費のためにアルバイトもしていることから、限られた練習時間の中でどう成長していくかを意識しながら行動していました

私は「相手の立場に立つこと」が仕事をおこなううえで大切になってくると考えます。

私は「相手の立場に立つこと」が仕事をおこなううえで大切になってくると考えます。私は学生時代ボランティア活動に参加し、他者を思いやる人の周りには自然と人が集まり、良いチームがつくられることを知りました。社会人として働く時も、一緒に働く仲間、そして顧客のことを考え、より良い環境で価値のあるサービスを提供できるように心掛けたいと考えています。

などがございます。最後に簡潔に自己PRの流れを紹介します。

自己PRの基本構成

自己PRの効果を高めるためには、以下の構成を意識して文章を作成しましょう。

【1】書き出し

「私が強みとするのは、取引先および社内の複数部署との協調性です」など、アピールしたいキーワードを簡潔な一文で打ち出します。

【2】【1】を裏付けるエピソード

最初の一文で打ち出したアピールポイントについて、これまでの経験の中でどう発揮されてきたのかを読み手がイメージできるよう、具体的なエピソードを記します。
開示できる範囲内で数字や固有名詞なども盛り込むと、手がけてきた仕事の規模感やイメージが伝わりやすくなります。
ただし、長文をダラダラと書くと要点が掴みにくくなります。200~400文字程度にまとめてください。

【3】成果

【1】の強みが発揮され、【2】のプロセスを経て、成果が挙がったことがあれば記載します。
数字や周囲からの評価などを交えると、成果の規模や影響力が客観的に伝わります。

【4】締め

応募企業で働くことへの意欲が伝わるような言葉で締めくくりましょう。
入社後にどのような活躍・貢献がしたいかという意思表示をすることで、採用担当者の期待が高まります。

あと自分にはどんな職種があっているかがわからないという人も少なからずいると思います。
そんな方のために下記のサイトを紹介します。
15分で自分に合った職種を無料で診断してくれるサイトです。
参考までに使ってみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?