ソウル オブ メロウ

雨の降る夜にかくれてあった
あなたは上着にあわないつっかけをはいて
私は薄着に白いタイツであった。
よろしくないことは何もなかった 上等な傘の中にいた2人は
ただ赤口でないと口もきけない 2人には夜の雨が最適なシャドウだった。
気付け薬をちゃっかりそれぞれにのんで
外では忍んであっても木と木の間ではこころ打ち解け 
素直に話すことができた。メロウな音につつまれて何層か繋がる灯りに照らされた林をなぜかはしゃいで走ったりした。そのあまいのとは裏腹に
身体は笑い はしゃぐ足 凍てつく水 尖った草等。
身も心もギシギシと声を立てて泣いていた。
きみが緑で僕がピンク 
甘い薬のなかには先祖のたしなんだ水が入っている
さてこのまま君といいようになってしまおうか
それとも若さのせいにして別れまた再び出逢おうか、
こはくはメロウ 君をいっそ閉じ込めてしまいたい
こはくのいく奥の時のなす硬さに君と僕をそっと
入れてしまえないか気が付けば策を練る。
ドン ヒカ ゴロン 
てらう君の横顔が鋭く光って心に刺さる
きっとよくない
僕の心の傷すら そっと両手で手懐けてしまう君を
てばなしたら後悔するだろう。