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NISAで月10万円配当を得る方法



プロローグ


皆さん、こんにちは。私は53歳のサラリーマンで、日々の仕事に追われながらも、老後に備えて資産を築こうと日々実践しています。年金だけでは不十分な老後において、不足分を補う投資方法が見えてきました。その投資方法を実践するとともに投資の手法をお伝えするために記事を書くことにしました。

将来の安心は、今の行動で築かれます。ぜひ一緒に、老後を見据えた賢い資産形成の旅に出かけましょう。
このブログが一人でも多くの方のお役に立てれば幸いです。

現在の資産ですが、ゼロから1,000万円に到達しました。資産を増やしていく過程で得た知識や経験を、皆さんと共有し、未来をより豊かにしていきたいと思っています。

このブログは個人の感想や主観が入っております。銘柄や投資方法を載せていますが、推奨するものではありません。投資は自己責任のもと判断をお願いいたします。


1.これが実態

1-1 老後資金について聞いてみた

私は中小企業で長年働いております。大企業はベア〇〇%と騒いでいますが、うちの会社は年齢給が上がるのみで、世の中に取り残されている感はあります。まだ少しでも上がるだけ良いのかもしれませんが。。

とある日に社内プレゼンの機会をいただきました。プレゼンのスキルを高める一環でプレゼン大会のようなものです。そこで投資の重要性についてお話しました。一般的に老後資金が足りていなく、まずは支出管理が大事で、、とお伝えしたのですが、その瞬間全員の表情が曇りました。

皆さんはどういう状況ですか?と問いかけても話そうとしません。(当たり前ですけど)
不安を抱えているのは容易に想像がつきます。
ただ準備どころか考えもしていない(考えたくない)のが垣間見えました。
このままでは負け組(貧困層)になるでしょう。
このような負け組予備軍から一人でも救いたいと思い情報発信することにしました。

私は2023年に投資系のセミナーを受講しました。価格は100万円です。この世界では安いほうといわれましたが私にとっては大金です。そこで共感したのが「半径5mの人を幸せにしよう」という言葉です。
安くはないですが、受講して良かったと思っています。
物理的に近い方やSNSで繋がった方も私とご縁がある方は全員幸せになってほしいと思っています。
役に立つ情報を詰め込みました。
本書を手に取り金銭的に不安のないセカンドライフを送っていただくことを望んでいます。


1-2 公的年金だけでは暮らせない。月2.8万円の赤字!

老後の暮らしのためには一体どれぐらいのお金が必要になるのでしょうか。総務省統計局が抽選で選ばれた全国約9000世帯を対象に行っている家計調査から読み解きます。

家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年)※1」によると
高齢夫婦無職世帯の家計収支のデータによると、世帯の毎月の実収入は246,268円。そのうち年金などの社会保障給付の割合が79.3%を占め、195,401円です。

支出は、食料や住居、保健医療費などの消費支出が241,081円、税金や借入金の利子などの非消費支出が32,926円で、合わせると274,007円。毎月27,739円の赤字となっています。

一方、厚生労働省の「令和4年簡易生命表の概況」(※2)によると、2022年時点で日本人の平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳です。60~65歳で退職するとして老後を約20年間として考えるなら、その間の支出額は月27.4万円×20年間で6,576万円。(赤字を積み上げると666万円)およそ、これだけのお金を年金や貯蓄でまかなっていく必要があるというわけです。

※1 https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00200561&tstat=000000330001

※2 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/index.html


1-3 貯金は安心できない

銀行にお金を預けていれば安心という方が殆どではないでしょうか?
現金を減らさないのであれば銀行は最適かもしれません。
ですが、現金は価値を交換する道具にすぎません。現金が増えず一定のまま価値だけが上がっていったら
相対的に資産が減ったということになります。

例を上げて説明すると
5年定期の利息0.02%だった場合、例えば1000万円では年間2,000円の利息が付きます。
2023年12月現在では円安、エネルギー高騰の影響を受け物価が上がっています。
総務省統計局の発表では生鮮食品を除く物価は前年同月比で2.8%となっています。
例えば10万円の商品が10万2800円に値上げされたことになります。

総じて残高は減りませんが、支出が増えたので
「お金の価値が下がった=資産が減った」
といえます。


1-4 退職金は最後の切り札

厚生労働省や東京都産業労働局の発表では、退職金の平均はおおむね
 ・大企業(資本金5億円以上かつ労働者1,000人以上):約2000万円
 ・中小企業(東京都)              :約1000万円
 ※大学卒は22歳、高校卒は18歳で入社し、同一企業に定年退職するまで勤務した場合(満勤勤続)
となっています。

仮に60歳から毎月10万円を取り崩した場合は
 ・2000万円の場合、76歳8ヶ月(16年8ヶ月)
 ・1000万円の場合、68歳4ヶ月(8年4ヶ月)
でゼロになります。

それまでに投資をしてない方が大金を手にし、いきなり投資を始めて資産をなくすケースが多数あり、中には詐欺にあうケースも報告されています。

今まで見てきた通り、退職金の活かし方を今のうちに考えておく必要があります。
大切な退職金を運用すれば資産がゼロになる期間を延命できることが可能であり、資産を増やしながら生活することも可能なのです。


1-5 住宅ローンが重荷

持ち家であれば殆どの方が住宅ローンを組んで返済していると思います。現役時代に完済すれば問題ありませんが、リタイア後も返済し続ける方が多いです。

住宅金融支援機構公表の【住宅ローン貸出動向調査】によると貸し出し期間の平均は約27年となっています。日本の結婚平均年齢は約30歳(男性31歳、女性29歳)、結婚し、家族構成を見定めて5年後に家を購入したとしましょう。この場合、62歳で完済となり、定年後も返済を続けることになります。また借入金額は世帯年収の15%~30%がボリュームゾーンであり、例えば年収700万の世帯では年間105~245万円、月に直すと約9~20万円も返済し続けていることになります。

年金だけでは賄えないのは容易に想像できます。


2.これが最適解!

公的年金+NISA >生活コスト

「公的年金とNISA(ニーサ)を組み合わせることで生活コスト以上の収入を狙います」

公的年金だけでは生活できないことは先に説明しました。殆どの人はこれに該当します。
「公的年金をもらいながら、足りない部分を投資(NISA活用)で賄う」というのがこの記事の結論になります。

なんだ、NISA制度なら知っているよ!という方ももう少しお付き合いください。
NISAで月10万円が入ってきたらどうです?年金と合わせると生活にゆとりがでると思いませんか?

60歳までにNISAで月10万円を得る仕組みをつくり、その後20年間(60歳~80歳)受け取ると
 10万円×12か月×20年間=2,400万円
夫婦二人のNISA枠を使えると上記の2倍となり…4,800万円也!!
80歳で終了するのではなく平均寿命が80歳程度なので20年として計算しています。90歳なら30年ですし、100歳なら40年間ずっと月10万円受け取れるのです。

すごくないですか、これ!
高齢夫婦無職世帯が年金だけで暮らした場合、定年後の20年間で約666万円赤字というデータも発表されています。この方法を使えば20年間で約2,400万円、夫婦のNISA枠を使えば4,800万円を手にすることができます。しかも再現性が高くご自分のタイミングで始めることができます。

とはいえ、NISAは「投資」なので長期、分散、積立が王道。
しかし我々50歳以上(もしくは状況によっては30代、40代も該当)はコツコツと毎月投資している時間はありません。
次の章から具体的な手法についてお伝えします。

※NISA(ニーサ):少額投資の非課税制度のこと。よく分からない方は次の
章で詳しく説明していますのでそちらをご一読ください。


3.NISAについて

NISAとは?


初めにNISA制度について説明いたします。
「なーんだNISAなら知ってるよ」という方や、「50代ましてや60代、70代から始めても恩恵を受けにくい」と感じる方もおられるでしょう。安心してください。(履いてます^^)そんな方も有効な手法なのです。

NISAは2024年から新しくなりました。制度見直しが入り個人投資家にとって魅力的なものになりました。逆に言えば、政府は「もう年金だけでは賄いきれないら、自分たちで何とかして!そのために投資できる環境を整えたよ」というメッセージと捉えることができます。

そもそもNISAとは何でしょう。例を使って説明します。
 例)100万円投資し10万円の利益が出たとします。
   本来であれば利益10万円に対して約20%の税金がかかります。
   NISAであれば非課税となり利益10万円を手にすることができます。
   ※分かりやすく税率を20%にしてます

また、NISA制度には年間投資上限枠、生涯投資上限枠が設けられています。
今回のターゲットは「成長投資枠(年間240万円、生涯投資上限枠1,200万円)」です。
例えば…
 ・20万円/月を5年間投資すると生涯投資上限枠の1,200万円になります。
 ・10万円/月を10年間投資すると生涯投資上限枠の1,200万円になります。
 ・5万円/月を20年間投資すると生涯投資上限枠の1,200万円になります。


NISA(ニーサ)のメリット・デメリット

メリット1. 税制優遇の恩恵

NISAは、個人投資家のための税制優遇制度です。通常、投資で得た利益に対して20.315%(=所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)の税金がかかりますが、NISA口座で運用すれば非課税となります。つまり、投資で得た利益や分配金が非課税となるのです。この税制優遇の恩恵を受けることで、老後の生活が裕福になります。

メリット2. 長期的な資産の成長

老後資金を確保するためには、長期的な視点で資産を積み上げる必要があります。株式、債券、投資信託など、様々な選択肢を利用して、将来の資産価値を向上させることが期待できます。

メリット3. リスクヘッジと分散投資

投資を始めるうえで、リスク管理と分散投資が重要です。NISAを活用することで、異なる資産クラスへの分散投資が容易になります。(銘柄によっては分散せず集中投資できますが、ここでは分散銘柄のみを取り上げています)これにより、特定の市場の変動やリスクに対して柔軟に対応したポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)を構築することが可能です。

メリット4. 少額から始めやすい

NISAは少額から始めやすいという特長があります。初めての投資家でも手軽に利用でき、将来的に積み立て額を増やすことも容易です。

デメリット:相場の変動に対するリスク

どんな投資にも伴うリスクがありますが、NISAも例外ではありません。相場の変動によっては、投資元本が減少する可能性があります。特に株式などのリスク資産に投資する場合、価格変動に敏感であることを考慮する必要があります。

<まとめ>
NISAは将来の老後資金を築くための有力なツールとなり得ます。適切なリスク管理と資産配分、計画的な運用を組み合わせ、老後生活を豊かにするためにも積極的に活用することをお勧めします。

いよいよ次の章からNISAで月10万円を得る方法を説明します。


4.NISAで毎月10万円配当を手に入れる

作成中です。しばらくお待ちください 👷👷‍♂️


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