天鳳位になるまでにどんなことをしたか

        どうもみなさんこんにちは。天鳳位のらんちぇすたです。自分でそう名乗るのは少し恥ずかしいのですが、せっかくいい企画のトップバッターを任されることになったので、インパクトのある見出しにしようと思いこんな感じになりました(笑)自分のこれまでの麻雀を振り返ってみたのでよかったら見てってください。


1:時期ごとの強さと取り組み

 まず三鳳を打つまでは大学の友達や先輩と三麻ばかり打ってました。最初から仲間内で敵なし・・・とはならず、もちろん初めはボコボコにされてました。負けては「もう二度としない」と強く決心し、一晩寝たらその思いを忘れて翌日昼間から雀荘にいくような生活をしていたら自然と強くなりました。このころはひたすら打ったり質問したり後ろで見たり本を読んだりしていました。
 そしてある程度強くなったころに天鳳をやりはじめました。きっかけはなんだったか忘れたのですが、新しいことをやってみようと思ったのかもしれません。最初のIDでは三鳳入りまではすんなりいったのですが、すぐにチャオるなど三鳳で勝つことはできず、レベルの高さを感じてました。そしていつかの飲み会でなぜか「しばらく禁麻するわ!もし打ってるところ見たら焼肉おごるわ!」といってしまい、酔いがさめた翌日に打ちたくなって新しく作ったIDが下にある最初のIDです。
  

 それを含めて自分には主に3つのIDがあります。それぞれの時期と戦績を紹介すると

テラバイト戦士   :3500戦安定7(2011~2013)

らんちぇすた    :6700戦安定8   (2019~2022前半)

らんちぇすたー   :3000戦安定9   (2022後半~2023)
 という風に変化しています。もちろん試合数からみてもわかるように短期の成績なので成績がぶれている可能性は大いにありますが、大体そのくらいかなぁといったところです。
 つまり、最初のころは凡庸な打ち手でした。みなさんの多くと同じように「天鳳位になる人って才能が違うんだろうな」とか、「自分には全く縁のない話だな」とか思ってました。今考えると大した努力もしてないのによくそんなこと思えたなって感じです。
 そしてしばらくはフリーやセットばかり打っていましたが、2019年ごろに久しぶりに天鳳を始めました。その時読んでた本のタイトルから「らんちぇすた」と名付け、再開した当初は強くなったのと運が良かったので勝ててたのですが、徐々に押しすぎなどが原因で勝てなくなりフリーとのルールの違いから「やっぱこのルールあわねーなー」とか思ってまた打たなくなりましたが、コロナの流行とともに外に出る機会がなくまた打ち始めました。その時は
「よし!このルールは守備的にいったらよさそうだな!ということで徹底的に守備を意識しよう!」
と考えかなり守備的にいって結果初めての十段になれました。ちなみにこれはかなり間違えた思考なのでマネしないでください。最適の押し引きがあり押しすぎは放銃という記憶に残りやすい結果(もちろん放銃が正解という場合もあります)なのに対し、引きすぎは結果に出にくく記憶に残りづらいというだけです。(そもそも当時は放銃したらミスったと思ってたので)局面局面で押すか引くか、どっちでもよさそうなどの正解はあります。
 で、なんだかんだ復帰して3000戦打ってフリーやセットをうったおかげである程度強くなり、安定8出せて喜んでたんですがここで一つ考えます。それが「今の打ち方ではダメだな。安定8出せてもそれ以上にはいけないな」と考え打ち方を変えることにしました。その時の自分の打ち方が「面前高打点守備型」という2>1>3のような感じだったんですよね(もちろん2>1>3型の強者はたくさんいます)。ということでもっと1着を増やすために副露を増やすか、後手を踏んでも前に出るかの選択でやっぱり放銃率の低さはなるべく維持したかったので(笑)とりあえず副露を増やし、さらに今まで押す価値のある手でも結構オリてしまっていたのでギリギリまで押すことを意識しました。それが2021の9月くらいだったと思います。

 そしてこれが結果的にいい転機になりました。
 もちろん麻雀をかなり根本的に変えなければいけないのでめちゃくちゃ大変で、この時期はかなり勉強してましたね。とりあえず鳴いてみて後から見るとクソ鳴きで反省して、とりあえず押してみては刺さってクソ打牌と反省して、新しい知識を得るために動画を見てなどなど・・・。
 でその後、プライベートのほうが忙しくなり、三か月くらい天鳳をやめてたのですが(その頃も牌譜見たり動画見たりとかはしてました)2022の2月に冬灯が昇天戦を打っているのをみて「あいつ俺と同じくらいやんけ!負けるわけにはいかん!」と復帰しました(ほんとの話です)。なので自分の昇天した時の相手が冬灯だった時は少し感慨深かったです。
 少し話は脱線してしまったのですが、このころから強くなるためにノート(ほんとのノート)をつけ始めました。ミスとか難しかった局面を整理して記録するためです。最初は試行錯誤しながら最終的に

一例

こんな感じでミスった場面や悩んだ場面を考えてそれを覚えるために記録していきました。1分で終わるのもあれば2~30分かかったり、さらにはそれ以上考えても結論がでないものとかありました。どのくらい量があるかはみなさんのご想像にお任せします笑。(ドン引きされると思ってほとんど誰にも言ってなかったのですが、企画の最初なのでそのくらいがちょうどいいかなと笑)
 で自信がつき、さらには「らんちぇすた」で5000戦打ってキリがいいので「らんちぇすたー」にアカウントを変えました。強くなったしいい成績でるやろなぁ・・・とか思っていたのですが現実は甘くなく、最初の500戦負け越してチャオ戦も4回やりました笑ただ結果は出てなかったですが、打牌はそんなに悪くなく、黙々と打ち続け途中8000戦ぶりくらいに十段になってさらにそれも含めて3連続で十段になったときに「天鳳位になれるな」と確信してました。

2:まとめ

 以上長々と書いていったのですが、内容を見てわかる通り特別なことをしたわけではなく、元々三鳳では普通くらいだった打ち手が努力を続けた結果、天鳳位になれたって感じです。
 ちなみに動画を作ったのは自分が勉強する過程で四麻天鳳位の動画はあるのに三麻天鳳位の動画もあればなーと思ったのがきっかけです。誰かの役に立てれば幸いです。

 最後にここまでやれたのは単純に三鳳が楽しかったからですね。さらには強いやつが沢山いて負けたくねぇと思いながら打ってました。
 今三鳳で勝てない人も、三鳳に入ろうと悪戦苦闘してる人も続けてればきっと強くなるので、ぜひ三鳳を楽しんでみてください。
 それでは失礼します。
  

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