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子どもの友達が家に遊びに来るときに思ったこと
日曜日に娘のお友達が遊びに来てくれた。
2年生になって最初に友達になった子である。
私自身は学校公開日に一度見た事があるだけで、もちろんお母さんには会った事がなかった。
数日前に娘が「お友達に渡すからお母さんの連絡先紙に書いて。」と言うので、名前、連絡先、よろしくお願いします、と書いて渡した。
連絡がなかったので、金曜日学校から帰って来た娘に「渡してくれた?」と聞いた。
「お母さんが連絡先いらないって言ってたって。教室に紙(私の連絡先)が落ちてて、他のお友達が拾って、個人情報落ちてるよーって言われた。なんでそんな事したんだろう?」
連絡先いらないって??
いや、紙を無くしちゃって、娘に嘘をついたのかも。。
「学校近くの公園で、2時から2時半に来るって。
うちは2時15分に行くねって言ったよ。」
すでに子ども同士でアバウトすぎる約束をしている。
真夏のような暑さの中、公園で待ち合わせ、時間の幅も取りすぎだ。
ほんとに来るかな?ちゃんと親に伝えてる?
娘は楽しみにしているけど、私は憂鬱になっていた。
親の顔を知らないというのは結構不安だ。
数時間とはいえ、万が一何かあった時に連絡が取れないなんて。
「この前、○○ちゃんの家に、○○ちゃんが遊びに行ったんだってー。」と娘が言った。
え?娘のお友達の家に遊びに行った?
早速、ママ友に連絡先を知ってるか聞いてみた。
そしたら、相手に確認をとってくれて、私の連絡先も知りたいって言ってたよ。と言って、連絡先を教えてくれた。
早速、LINEに連絡してみると返信が来た。
文面も丁寧で、きちんとした方だとわかって安心した。
やっぱり、連絡先を落としちゃっただけだろう。
土曜日、娘が「うちは狭いから、○○ちゃん、一軒家だったら小さいって思われちゃうよね。」とさみしそうに言った。
うちは賃貸マンションなので、娘は一軒家に憧れている。
「狭いお家だけどさ、すっごく楽しくしようよ。広いお家よりも楽しいお家の方が良くない?」と言うと、娘がしばらく考えてから、宝探ししたい!と言い出した。
「地図を書いて、四つに切って、ヒントを出していって、最後に宝があるの!」
「いいね!宝は何にしようか?」2人で考えてお菓子に決めた。
お菓子を買いに行って、娘がお菓子を3つずつ選んだ。
娘はお友達にあげるお手紙を書いた。
折り紙で飴を6個つくり、一つだけお手紙を包んだ。
折り紙の飴を入れる袋も折り紙で作った。
家を片付けたり掃除した。
「お母さん地図まだ作ってないから、明日早く起きて準備しようよ。私が早く起きたらお母さんを起こしてあげるね!お母さんが先に起きたら、起こしてね!」
娘がとても楽しみにしているのがよくわかる。
日曜の朝、2人で6時半に起き、私は地図を作り始めた。
地図は絵で描いて欲しいというので、どうやって描くか悩んだ。
うちは和室とリビングが隣り合っているので、まずA4の紙に和室の絵を描いた。色も塗った。
窓、クッション、ポスター、クマのぬいぐるみを描き、✖️を4箇所に書いた。
地図を四つ切りにし、一枚を残して、✖️の場所に地図を隠した。
最後はクマのぬいぐるみにして、お尻にメモをつけた。「ピアノの中を見よ」
ピアノの中にまたメモを入れた。
ジンベエザメの絵と「宝物をゲットせよ」
ジンベエザメのぬいぐるみの口の中に、
「宝物と交換せよ」と書いたメモを入れた。
これを作るのに、かなり時間をかけた。
仕掛けた通りにできるか一度試し、娘には、お友達が来るまで探さないでね!と言っておいた。
あ〜早く子どもたちに宝探ししてほしい!
午前中、めちゃくちゃ暑い中、娘を習い事に連れて行った。
その間に買い物を済ませて、また迎えに行き、家で昼ごはんを食べた。
お友達が来るまであと1時間、本を読んで待った。
時間ぴったりにお友達が来てくれた。すごく暑そうだ。
お母さんもLINEで感じた通り、きちんとしていて、いい人そうだ。素敵な手土産までいただいた。
家に入ると、すぐにかき氷をガリガリした。
暑い時にはピッタリだ。
そして、落ち着いた頃、宝探しの地図(1/4)を渡した。
2人でどこどこ?といいながら、2枚目の地図を見つけた。
またどこー?と言いながら探したが見つからず。
そのうち地図を合わせる事に気づいたようだ。
どこー?わかりづらいー!と言う声を聞きながら、私はほくそ笑んでいた。
一枚見つけると、地図をつなぎ合わせている2人の姿を横目で見て楽しんだ。
ジンベエザメから、「宝物と交換せよ」のメモを見つけたのでお菓子と交換した。
お友達には弟がいて、色々教えてくれた。
いつも弟から逃げる遊びをしてること、すぐ叩いてくること、りかちゃんの髪の毛がプラレールに挟まって切ることになったこと。
でもお菓子をひとつ食べると、「弟が好きそうだから、2つ持って帰ります。冷蔵庫に入れておいてください。」と言った。
弟想いですごくいい子だった。
娘にも兄弟を作ってあげればよかったなと、ちょっと思った。
娘もお友達が来てくれたことで、テンションが上がり、ずっとふざけていて楽しそうだ♪
ボール運び競走したり、りかちゃんで遊んだり。
私は本を読みながら、ちょこっちょこ様子を気にしていた。
お互いお手紙を交換し、時間ぴったりにお迎えに来てくれて、バイバイした。
お友達も楽しんでくれたようでよかった♪
娘とお友達が喜んでくれると嬉しい。そして、私もすこしは楽しみたいのだ。
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