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ありのままよりあるがまま


言えない本当の理由はここにある
「言えない」「言いにくい」の根っこにあるのは、「あの人に言っても、どうせわかってもらえない」「私なんかが言っても、聞いてもらえるはずがない」という気持ちです。
「どうせ…・・・・」と思ってしまうのは、相手をきちんと尊重していないから。自分をきちんと尊重できていないと「私なんか・••••・」となってしまいます。この2つを払拭できなければ、言えないし、ちゃんと聞いてもらうことはできません。

「言える、伝わる、仕事が進む!アサーティブー
「自己主張」の技術」
大串 亜由美

「アサーティブ」=協調的で発展的な自己主張の技術。が、気になるし、世でとりだたされるのは、そう「言えない」「言いにくい」根っこがあるからなんです。
(根深い根なんですが、あえて、根深いとはここで思わないように努力!します)

「どうせ〇〇」と、人のせいにしてました。
「どうせ●●」と、自己憐憫。できない自分を盾にしたうえで人のせいにしたり。
なんてこと!


「尊重する」ということは、思ってた以上に
深くて、難しいことで、大事なことでした。

抽象的で難しい言葉でどこか、表面だけを
撫でてました。

「どうせ▲▲」とすることが、どのように、
「尊重してないこと」につながるのか?

お相手に対しては、
「ゆってもわからない、かわらない」という
あきらめ。
あきらめる、ということは、期待しないこと。
期待しないでいると、放置します。
放置してると、無関心になります。
やがてそれは、お相手の存在や、存在価値さえ
認めていないようなことに。
(自分はそんなつもりがまったくなくても、
 お相手にはそう映ってみえている)

愛情の反対は、無関心。
愛情は、尊重。

自分に対しては、
「どうせ自分はできないんだ」という
あきらめ。
あきらめることは、期待しないこと。
期待しないでいると、自分を放置することに。
放置してると、自分に無関心になります。
やがてそれは、自分の存在、存在価値を、
自分でなきものにしていっていることに。
(そのことに、自分でも知らず知らずに
 なっていることに、気づかないのがこわい)

まずは、できない自分を認めてあげること。

自分への愛情を失わないこと。

そう思うと、尊重とは、
「いまのあなたにも、価値がある」こと。
「存在していること自体が、尊いこと」だと
思うこと。

愚知らず、妬まず、欲張らず。相手も自分も”絶対評価”で尊重する
誰にでも弱みはあります。阻害要因も抱えています。でも、同じように誰にでも強みはあるし、チャンスもある。あるがままの自分をきちんと受け止め、本当に大事にしていれば、変なコンプレックスを抱くことも、自分を卑下することも、「WIN」を手にするために相手を引きずりおろそうとする必要もありません。

同上

弱みがあることを、認める。
弱みを突かれると「んなことない!」と
反発したくなる、してしまうのですが、
素直に、認めること。
それは人から言われたから、ではなくて、
認められないことを自分が認めないと、
自分を守ることができないから。

もっと難しくて尊いのは、
お相手にも、弱みがあることを、
そのまんま認めること。

ドラえもんが、のび太の弱みをまるっと
抱擁したうえで、一緒にいるように。
弱みを消したり、なくしたり、変えようとせず
ジャイアンやスネ夫や出来杉くんと比べず、
のび太にしかない良さや強みを
「絶対評価」してるんだと思います。

のび太くん、ぼくは君を絶対評価している

なんてことを言わないし見せない、ごく自然に
ドラえもんはのび太を尊重している。
(のび太のママはまた違う視点から、
 尊重していそう。相対評価はあるけれど)

「本当に大事にしてもらえている」と
思えることが、その人とその人生が、
尊重されていることになる。

自分と同じように相手のこともちゃんと評価・尊重できていれば、自分との違いを”違い”として認められるはず。
違いは「差”ではありません。同じモノサシで比べるから、違いが”差”に見える。違いを認識するために序列や上下を持ち込む必要はありません。

同上

違いは差ではない。

違いは間違いでもない。

上下もない。

違いを違いとして認めるには?

「違わないこと」を見つめること。

人より上手くできないこともあって普通。
人より上手くできることは努力と才能。
あなたは、この世に、生まれてきたこと。

その、できないこと自体を見つめるのではなく
だれしもにあるものだということを、
わたしもあなたも、認めること。
それは一方的にではなく、お互いにすること。



比べてしまうと「なんで俺だけ報われないんだ」という愚痴や、「アイツばっかりおいしい思いをして」という妬み、「どうせならアイツより少しでもたくさん」という欲が出る。
同じモノサシで比べて「どっちが上?」と考えるのは、いわば相対評価。アサーティブなコミュニケーションに必要なのは絶対評価です。
それぞれの持ち物・持ち味のあるがままを認め、あるがままを並べて純粋に「違い”を認める。それがアサーティブ・コミュニケーションの基本スタンスです。

同上


ありのまま、ではなく、あるがまま。

そういう方が、意思をかんじます。

在りではなく、在るという動詞。

I am perfect as I am.
You are perfect as you are.

同上

きょうもお付き合いくださり
ありがとうございます。

きょうよかった3つのこと
(を書いて、自分を尊重する練習です)

・チャットで文字で伝えるのではなくて、オンラインでもいいから口頭で、ここはこうしようって言えたこと
・周りの人の言葉に敏感に、あ、いまのそのいいまわし面白いなあ、とメモしたこと。メモできる心のゆとり
・えがおで言えたこと。言わないといけないことも、こわい顔とえがおとを使い分けられること

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