光音座2 part.6

純女がきた


相変わらず化け物ばかりでうんざりしてきたのも事実である。映画館ではキレイに見えてもいざ、待合室で見るとシワだらけ、筋肉隆々、ということもよくあった。また、待合室で女装さんが飲み会みたいなことをやっているのを頻繁に見てげんなりしていた。また、この世のクズみたいな純男もウジャウジャいた。

自分自身、なんでこんな惨めなことを何年も継続していたのか、行き場のない性欲が問題なのではあるが、人並な人間関係が築けていなかったのも原因である。

ほとんど最近は行くこともなく、行っても金と時間の無駄になってすぐに帰ることもしばしばあった。

休日は仕事だが、久々に休日に行くことにした。休日にはさすがに綺麗な女装さんもいるだろうと。

当然のことながらそういったギャンブル的思考は失敗する。相変わらず常連のきつい女装さんが多い。前に興奮したホル乳女装さんにも今となっては興奮しなくなった。

やけに小さい純男がいるなぁと目にしてはいたが、素通りしたら、後で人だかりができていた。男性に扮装した女性だったのである。女装ではあり得ないレベルのクビレと胸、肩幅の小ささ、下半身を触るとマンコがあるではないか。もみくちゃにされて、胸とまんこを触りまくった。

次第に汚い純男がまんこを独占して触っていて、やはり持たない人間はこんなところで意地を張るもんだなと。そんなのに触られる女性もなんだかな、と白けてしまった。変態女性というと興奮しがちだが、現実は、惨めだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?