先月、仕事しすぎてちょっとおセンチになってたときに書きかけてた文章(ポエム)を仕上げてみた(今あんまりこんなこと思ってません)

所謂社会人になって、3ヶ月が経った。

毎朝7時に目が覚めるようになった。惰眠を貪ることを体が拒否し始めてきた。
新しい友達が増えた。職場の同期は想像していたよりもいい奴ばかりで、ちゃんとこねくり回したキモい話ができそうな人たちもけっこういた。
使えるお金が増えた。ラジュっぽいインドカレー屋に昼時ふらっと入ったら、ラジュの1.2倍くらいのクオリティで2倍の値段のカレーが出てきても全然許せるようになった。
社会がどうやって回っているのか、少し分かるようになった。学生時代には机上の空論だった経営学の各論にも、実感が伴うようになった。”上司”という存在との距離感、コミュニケーションにも慣れ、ツボも分かってきた。
判断・決断スピードが格段に上がった。「とりあえずやってみて修正する」ことができるようになった。

友人と過ごす時間が減った。趣味に充てる時間も減った。平日は基本15時間くらい職場にいて、ここ最近は土日にも残り仕事が侵食してきている。自由時間の絶対量が圧倒的に減った。
スーパーに行かなくなった。野菜の値段を気にすることも、肉の日を把握することもなくなった。もう、「有り合わせの食材でちゃちゃっと一食作る」感覚は失ってしまったかもしれない。
「まあ納得はしてないけどしょうがないからやる」仕事を自分に対して許せるようになった。学生時代なら食ってかかってたような物事も、”時間と手間”に勝てなくなった。
じっくり考えることが減った。「限られた時間で考えつく最高のもの」までで、その先の思考に至らないことばかりになった。

果たして、これは成長なんだろうかな。「オプションでできることが増えている状態」だといいな、とつくづく思う。今までの自分がけっこう好きだった自分にとっては、少し寂しい感じもする。



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