スピリチュアルな領域

村松大輔著【現象が一変する「量子力学的」パラレルワールドの法則】を、あっという間に読み終える。

以前この著者の本を読んで量子力学の”さわり”を学んでとても感心したけれど、この本でも(復讐という意味も含めて)大いに感心した。ただ1つ気になるのは、特に後半でややスピリチュアルな領域に踏み込みそうになってしまっていたこと。

せっかく「量子力学的」に科学的根拠を(ある程度)用いて丁寧に説明しているのに、著名な宗教家の名前(僕は知らなかった)を挙げている部分を読んでしまうと「?」という疑問を持たざるを得なくなってしまう。

或いはスピリチュアルなほうが読者ウケが良いのかも知れないけれど、この法則にすがりたい或いはこの法則を役立てたい人(著者から知見を得て人生が変わった、という事例が多く載せられていた)から見るとここでも「?」

このように感じてしまうのは、そもそも僕がスピリチュアルな事象にあまり興味を持たないからなのだろうか?

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