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こういうのってよくあること?

「裏切り」とは
人の思考の裏をかいて、他人の不利益に構わず自分の利益を得ること

そういう世界もあるには違いないが
私の触れている世界はそういう類で言い表せるものでもない

裏切り、なんていう、巧妙な手口を日常場面で使える人間がいったい何人いることだろう

よく言われる言葉達がある
「ずっと辛い戦場にいて闘ってきて」
「なんとか信じようとしたら裏切られたこともあったでしょう」

そう言われて労われる

救われる言葉たちを言って貰えること自体にありがたさを感じるが、
そこだけ不思議に思うのだ、なぜ「裏切り」なのか

違うのだ
相手が、(法律用語で言う)「善意」の無知で、
つまり過失で、
かつ、
自分の認識に絶対の自信を持ち、
こちらの話を聞かずに突っ走る
専門用語で言う「当事者不在の問題」である。
過失傷害・過失致傷
それでどのくらい瀕死になっても過失。
かれらは「当事者不在の問題」なんて知らない。
専門に学ぶ人では無いから。
素人には分からない。

かれらは裏切ってなどいないのだ。
なにひとつ。
むしろ彼らからすれば真摯に向き合っている。
そして、それを知っていて何も責められない私のことを
ことさら責め立てるというのをしてしまうだけのことなのだ。
悪意や故意ではない。善意なのだ。

扱いに困っている。
それだけ。
知識と経験が足らない。
それだけ。

だから、どんなにあらゆる暴力をふるってきたものたちに似ていても
誰も殺そうとしてはいけない。

落ち着いて眠れるのなら
籠る穴蔵はあるのだから。

そうやって、
私はあと何度
傷つけられ傷つけることに怯えなくてはならないだろうか

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