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Guyatone LG-150T

Guyatone LG-150T

基本仕様(spec)
LG-150T
1967-
HEAD:3:3
NECK:Maple
NUTS:Plastic?
NUTS WIDTH: 43mm
RADIUS:9 1/2
FRETBOARD:Rosewood
FRET WIDTH:2.4mm
FRET:20F
SCALE:Medium(Gibson Style)
LENGTH:628mm
BODY:Laminate Wood
PICKUPS:Single coil (Fender Jaguar Style)
NECK PU:7.60
BRIDGE PU:7.74
1 VOLUME:(A500K×1)
1 TO:(100K×1)
CAPACITOR:0.025
SWITCH:Togle Switch
BRIDGE:Roller Bridge
TREMOLO:Jazzmaster Style
COLOR:White,Red,Sunburst


Guyatone LG-150Tはこの時代沢山あるモズライトコピーの中でとても独創的でコピーを超えてもはやオリジナルになってしまってる形が最高に格好良いビザールギターです。
数年前実際に手にしてかなり興奮したのを覚えています。

Guyatone LG-150Tはカラーが3種類あり、
PUが違うDXと現物はまだ見た事ありませんがPUが3つと4つのタイプがあったと思います。

またヘッドも少し湾曲した物と大きく湾曲した物と2種類あります。

Guyatoneはおそらくこの型番の150からネックやパーツの質等が格段に上がっています。(LG-250,350 etc,,,)

また時代的な背景もあるかもしれませんが、
ビザールギターはほとんどのフレットは2.0mm以下の物が圧倒的に多いのですが、LG-150Tから2.4mmになります。
(レスポール等と同じ)

自分はスタンダードなギターをあまり沢山弾いてきてないので “杢目が良い”=”良い音”という方程式をだせてないのですが、LG-145とLG-150のネックを比べてみるとかなり雰囲気が違います。
他にもスイッチがロータリーやシーソースイッチからトグルスイッチになっていたり、
ブリッジオクターブ調整が各弦が出来るようになっていたり、かなり現代的になっています。

ボディは薄く(38mm)
まだ積層材ですがジャーマンカーブが施されて、塗装もしっかりしており全体的に質が上がってます。

PUは抵抗値もビザールギターのシングルPUは4-6Ω前後の物が多いですが、8Ω弱でモダンになってきてます。
(ビザールギターの観点からみて)

カバーを外すとFender Jaguar風なヨークがついています。またサウンドもジャガー的でジャキジャキしてます。
個人的にはリアがハイがかなりキツいのでポットをオリジナルの500kから250kに交換してます。250にすると大分マイルドになるのでリアも良い感じになると思います。
Bridge Guitarsでもあまりに使うのに厳しそうなサウンドの場合ポット交換しています。

この上の型番の250Tは全体的にブラッシュアップされてた印象です。

改めて今回調整して細部を見ると型番がある程度、上だからか、60年代後半でちょうど過渡期だったのかもしれませんがかなり現代的に前進したギターだと思いました。

モズライト風ですがオリジナリティを感じるビザールギターです。

Bridge Guitars
タカザワ アキラ


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