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Guyatone EB-25

Guyatone EB-25

基本仕様(spec)
EB-25
late 1960s?-1975
マッチングヘッド
NECK:Maple?
NUTS:Metal
NUTS WIDTH:38mm
RADIUS:10R
FRETBOARD:Rosewood
FRET WIDTH:2.0mm
FRET:20F(0F)
SCALE:Short Scale
LENGTH:30Inc
BODY:Laminate Wood
PICKUPS:Alnico Hambucker
NECK PU:12Ω
1 VOLUME:500K
1 TONE:100K
CAPACITOR:0.047
COLOR:Sunburst or Black

Bridge Guitarsにて現在販売中です。
https://www.digimart.net/cat03/shop5055/DS06170911/


GuyatoneのJB StyleのビザールベースEB-25です。

JB風ではありますが1ハムで微妙にプレベぽい形でビザールな雰囲気をだしてます。
詳しい資料がまだ手元になくあまりはっきりした事は言えないのですが60後半から1975年の製作だと思われます。
またPUがハムバッカーなのでひょっとする70年代から始まったベースかもしれません。

EB-25はプレベ寄りのEB-5と同じネックが共用されてます。他にも同じタイプのネックがあるかもしれません。
ネックの握った感じがEB-4等と比べてスリムになり大分現代的なシェイプでRadiusは10R、ナットも0フレットですがプラスチックではなく鉄になるんでしょうか?
PUも当時としては新しいハムバッカーが搭載されて、70年代に入って60年代半ばのビザールベース等に比べると現代的な印象です。
(60年代と比べると)
サウンドも良く言えば音の立ち上がりの遅さ等EBぽさも感じますが、もう少し音ははっきりして力強いです。


もう少しサンプルを集めたらビザールベースについての記事も書こうと思ってるのですが、

“ビザールベース”という楽器は個人的には最初あまり楽器として使い所が無いのではないかと思っていました。

なぜならスケールは基本的にショートスケール(例外もあり)PUは抵抗値の低いシングルピックアップ、
材は積層材の軽い物が多く、大きい音量や他のバンドサウンドでは埋もれてボトムを支えてる感が薄く使えないなと正直思っていました。

ですがお客さんが店で購入してくれたビザールベースをライブハウスで弾いてるのを聴いて、とても柔らかい良いトーンで、バンドの音楽性にフィットさせていて価値観がかなり変わりました。
あたり前ですが楽器は本当に使い方なのだなと思った出来事でした。


Bridge Guitars
タカザワ アキラ

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