転生したらマンドローネ弾きだった件


初めましての方は初めまして。
ブレーメン音楽団Twitterの中の人です。

この度ご縁ありまして、マンドローネアドベントカレンダーに参加させていただきました。
普段はマンドロンチェロを弾いております。

何の所以かマンドローネで演奏会に出演したことがありまして、その時に感じたことを書き記しておきます。


当時私は修士2回生で、修論作成に四苦八苦したり麻雀したり麻雀したり麻雀したりしながら自堕落な日々を過ごしていました。

そんな折、大学4回生の後輩指揮者(♂)から、「自分の振る曲にマンドローネで出演してくれないか」とラブコールが届きました。

めちゃくちゃレアな楽器という噂は聞いていたので、「マンドローネを弾いた経歴作れるやん」という浅はかな考えの元、二つ返事で出演OK出しました。

流石に練習無しで合奏参加は怖いので、夜遅くの学生会館でこっそり練習を始めました。 
そこで事の重大さに気づきました。

「そもそもローネってどうやって弾けばええんや?」

デカい癖に全然鳴らせないしチューニングわかんないし弦押さえられないし…
チェロと似たような感じでいけるやろと楽観視していたことを後悔しました。

何だかんだで演奏会は無事終える事ができましたが、マンドローネをもっと輝かせてやれたら良かったのに…と後悔しました。
ド素人が弾いても、これは良い楽器だなと分かるくらいの名器(意味深)なのは間違いないです。
ただ、扱い方が分からないから楽器倉庫の中に眠ったままになってしまうんだろうなと感じました。

そうして月日は流れ、TwitterのTLを眺めていたら、こんなツイートを見つけました。

見つけた瞬間、即リプを送りました。
誰か分からんけど、もしかしたらあの名器を使いこなしてくれるかも…
そんな期待をしてしまいました。

そして諸々あり、ブレーメンにもマンドローネパートが爆誕しました。
私が弾いた時とは比べ物にならないくらい、楽器が輝いて見えました。

その輝きをお届けする役割を果たすのが私たち社会人団体の使命かなと思います!
マンドローネの良さがイマイチ分からない…そんな方こそ2023年3月18日開催のブレーメン音楽団14thConcertにお越しください。
きっとまだ見ぬ新世界が貴方を待っている筈です\(^o^)/

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