I'm with Drew. わたしの備忘録~『ジョー・ブラックをよろしく』で学んだ英会話フレーズたち㉔
なぜここにいるの?と問われて
ジョー:I'm here to see you. 君に会いに…
スーザン:あなたの相手をしている暇はないのよ。だって、
I'm examining back-to-back patients until dinner
back-to-backは「背中合わせに/背中合わせの」あるいは「次々に絶え間なく/立て続けて/連続した」という意味。略して"BTB""BTOB"。副詞としてあるいは限定用法の形容詞として使われる。
病院で出会った一人の患者。彼女はジョーが死神だと気づく。
死の世界に連れて行ってほしいと願う程の彼女の苦しみを、つかの間、取り除いてやるジョー。人間世界での優しさを学んだのだろうか。
それにしても、死神が病院…とは…気づいたジョーはスーザンにこう言って去ろうとする。
I realize now my being here is not quite appropriate.
別れ際のスーザンのセリフ
Joe, I'm with Drew.
with という簡単な単語だけれどもこのスーザンのセリフには色々な気持ちが込められている気がする。
私、ドリューとつきあっているのよ、(「でもね…」とか…)
“with” 改めて辞書をひいてみた。
<Dualウィズダム英和辞典より>
原義は「…に逆らって(against)」だが、現代英語では「…と共に」の意が基本で…
えーっとびっくり… そんなこと、すっかり忘れていた!(ひょっとして知らなかった?)
play tennis [chess] with a friend 友人とテニス[チェス]をする
We are at war with terror. 我々はテロと戦っている
確かに… テロとなかよく戦っているのではなくテロと対立して戦っているということだものね。
語法として注釈があった。
withとagainst
withよりもagainstの方が対立がはっきりとしている. またfight with Aの場合は「Aと共に戦う」の解釈も可能
I fought with the farmers against the government. 私は農場経営者たちと共に政府と戦った.
なるほどと納得。
当たり前のように自分の中で思い込んでいる英単語の意味は時間に追われる生活の中ではなかなか調べようとしなかった。
今、改めて調べてみると、へ~そうだったんだと思うことが多々ある。そんな時、ただ覚えていただけだった言葉がストンと自分の中にはまる気がして嬉しくなる。
このシーンで言ったスーザンのセリフのwithは勿論、「対立」ではなくて「一緒にいる」の意味。「つきあっている」という意味だろう。
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