枝豆

楽しいのは、食べることと書くこと。アイドルと枝豆と空豆が好きです。

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記事一覧

【ネタバレあり】すずめの戸締まり感想〜あなたにとって〓〓とは何か〜

すずめの戸締まり、2回観ました。30年弱の人生で観た映画の中で、いちばん泣きました。 どうしても語りたいので、ネタバレをふんだんに含んだ形で感想を書き記します。大…

枝豆
1年前
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1st love宮城公演レポ/26歳嵐育ち、なにわ男子を観に行ってみた

なにわ男子Debut Tour 2022 1st love  宮城・9月11日夜公演レポ(ネタバレあり) 初めてのなにわさん現場。 正直、行くまではちょっと怖くてですね。 長年みてきた嵐の…

枝豆
1年前
12

ジャニオタとして「感動ポルノ」と批判される24時間テレビに向き合ってみようと思う

いつから日本で「感動ポルノ」という言葉が盛んに使われるようになったのか。この言葉を考案した人権活動家の意図はわからないし、問題提起としてとても貴重だけれど、今、…

枝豆
1年前
9

なにわ男子デビューの記録

怒涛の朝WS大阪からの生中継を見届け、カレーをコトコト煮込みながら「いまごろなにわさんは新幹線かな〜」などと思いを馳せていたら、知らないうちに彼らはプラチナのジェ…

枝豆
2年前
10

ありがとうを伝え続けた2年間。嵐の活動と私の記憶

人生の半分以上を捧げてきた国民的アイドルが活動休止するというのは、ものすごく大きなことな気もするし、何も変わらない気もする。わからないけれど、とにかく、2020年12…

枝豆
3年前
5

TIF北海道・東北予選振り返り

このハロコンの写真、だいぶいろんな人に使われている。需要に対して、「みんなのフォトギャラリー」にあるアイドルのイメージ画像が少ないんだろうなあ。 今日は東北に住…

枝豆
4年前
1

「それって◯◯の理論だよね」とか言うとそれっぽくなりそうなやつまとめ

「◯◯な現象に名前を付けたい」的なフレーズが生まれるくらい私たちは現象が一般化されて共感されることを好むわけで、何気ない会話の中で「その現象、先人が名付けてるよ…

枝豆
4年前
2

アイドルに、会えない

アイドルオタクの、危機だと思う。 感染症がもたらした未曾有の事態は、密な群衆が叫び合うライブという形態を否定し始めている。 私にとってアイドルは、ライブパフォー…

枝豆
4年前
5

20.6.14 kindleを買ったら、読むことが「作業」になった

紙が好きだ。紙に印字された縦書きの日本語が好き。 時代に逆行していることは承知しているが、著者が一字一字丁寧にしたためたものは自分で手にとってじっくり眺めたいと…

枝豆
4年前
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もう一度だけ、行きたい店#番外編 OSSE

#番外編  Shokudo & Cafe OSSE @伊勢 この4月まで経堂にあったOSSEが好きすぎて、移転先の伊勢まで行ってきました。 OSSE愛を語り始めると長くなるので、訪問記から…

枝豆
5年前
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もう一度だけ、行きたい店 #3 orange

通学の乗り換え駅、下北沢でふと降りてふらっと入ったワッフル専門店。ここが初めて好きになった東京のカフェ。 木を基調にした店内には大きなガラス窓からたっぷり光が差…

枝豆
5年前
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もう一度だけ、行きたい店 #2 クルミドコーヒー

#2 クルミドコーヒー @西国分寺 東京カフェの絶対王者は、都会の真ん中とは言えない西国分寺にいる。 食べログカフェ部門1位に輝いた、こどものための、そしてこども…

枝豆
5年前
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もう一度だけ、行きたい店 #1 LISBLANC

上京してからの4年半、400軒以上の飲食店を訪れてきた。都会が大の苦手な私にとっておいしいものは生きる源で、安心できる空間は生きる支えだった。東京を離れる前に、大…

枝豆
5年前
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【ネタバレあり】すずめの戸締まり感想〜あなたにとって〓〓とは何か〜

【ネタバレあり】すずめの戸締まり感想〜あなたにとって〓〓とは何か〜

すずめの戸締まり、2回観ました。30年弱の人生で観た映画の中で、いちばん泣きました。

どうしても語りたいので、ネタバレをふんだんに含んだ形で感想を書き記します。大まかに言えば「個人的にはめちゃくちゃ心を動かされたが、面白かったかどうかと言われるとわからないし、試みとしては失敗なのかもしれない」という感想です。

〜以下ネタバレあり〜

【追記】
はじめの投稿で鑑賞テンションのままに失敗とか成功だ

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1st love宮城公演レポ/26歳嵐育ち、なにわ男子を観に行ってみた

1st love宮城公演レポ/26歳嵐育ち、なにわ男子を観に行ってみた


なにわ男子Debut Tour 2022 1st love 

宮城・9月11日夜公演レポ(ネタバレあり)

初めてのなにわさん現場。
正直、行くまではちょっと怖くてですね。
長年みてきた嵐のライブとの差が気になってしまうのでは、とか。
全員年下のグループの、そのもっと年下もいる観客の、ノリについていけるのか、とか。母親目線で見るほど年上でもないしな、とか。
いろんなドキドキを抱えながら参戦した

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ジャニオタとして「感動ポルノ」と批判される24時間テレビに向き合ってみようと思う

ジャニオタとして「感動ポルノ」と批判される24時間テレビに向き合ってみようと思う

いつから日本で「感動ポルノ」という言葉が盛んに使われるようになったのか。この言葉を考案した人権活動家の意図はわからないし、問題提起としてとても貴重だけれど、今、日本ではものすごく暴力的な、思考を放棄する言葉になっていると思う。

24時間テレビを素直に見て、素直に泣く親の元で育った。私自身も壁を乗り越える数々のドラマに感動し、勇気をもらってきた。
10代も後半になってから、インターネットの海や同級

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なにわ男子デビューの記録

なにわ男子デビューの記録

怒涛の朝WS大阪からの生中継を見届け、カレーをコトコト煮込みながら「いまごろなにわさんは新幹線かな〜」などと思いを馳せていたら、知らないうちに彼らはプラチナのジェット(JALプライベートジェット)に乗っていたらしい。もうそれだけでこれはデビューなんだ、ジャニーズ事務所の命運をかけたデビューなんだ……と実感させられた。実感というか痛感した。喜びと不安と。CDデビューってそういうことなんだ。

実は推

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ありがとうを伝え続けた2年間。嵐の活動と私の記憶

人生の半分以上を捧げてきた国民的アイドルが活動休止するというのは、ものすごく大きなことな気もするし、何も変わらない気もする。わからないけれど、とにかく、2020年12月31日の思いを書き留めておこうと思う。

これは決して21年の活動の歩みを振り返るタイミングじゃないと思うので、休止を発表してからの2年間を振り返りたい。

◆2019年1月27日午後5時 活動休止発表私は1週間後に引き払う予定の東

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TIF北海道・東北予選振り返り

TIF北海道・東北予選振り返り

このハロコンの写真、だいぶいろんな人に使われている。需要に対して、「みんなのフォトギャラリー」にあるアイドルのイメージ画像が少ないんだろうなあ。

今日は東北に住むアイドルオタクとして必修なローカルアイドルのまとめ。

優勝・全国選抜出場 「FlowFlow」◆結成 2019年12月。と思ったら今年の12月に解散するらしい。

◆拠点 宮城県仙台市

◆スタイル こはる(リーダー)、みおか(青森出

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「それって◯◯の理論だよね」とか言うとそれっぽくなりそうなやつまとめ

「それって◯◯の理論だよね」とか言うとそれっぽくなりそうなやつまとめ

「◯◯な現象に名前を付けたい」的なフレーズが生まれるくらい私たちは現象が一般化されて共感されることを好むわけで、何気ない会話の中で「その現象、先人が名付けてるよ」って教養を見せびらかすのをやってみたいので自分用にメモ。心理学中心(随時更新)

◆コンコルド効果

そのまま投資を進めると損失が出ることがわかっていても、すでに費やしてしまった投資を惜しんでつい継続してしまうこと。経済学ではサンクコスト

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アイドルに、会えない

アイドルに、会えない

アイドルオタクの、危機だと思う。

感染症がもたらした未曾有の事態は、密な群衆が叫び合うライブという形態を否定し始めている。

私にとってアイドルは、ライブパフォーマンスが全てだ。ビジュアルや握手会やチェキ会が好きな人もいるだろうけれど、やっぱり私は、自分の魅せ方を研究し尽くした人々の歌とダンスとそれに高揚するあのライブの空気感が好きなのだ。

それがなくなった今、現役アイドルたちは動画配信をした

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20.6.14 kindleを買ったら、読むことが「作業」になった

20.6.14 kindleを買ったら、読むことが「作業」になった

紙が好きだ。紙に印字された縦書きの日本語が好き。

時代に逆行していることは承知しているが、著者が一字一字丁寧にしたためたものは自分で手にとってじっくり眺めたいと思うし、動画と音声が支配権を握りはじめて「活字がなくなる時代が来る」なんて言われるとそんな時代には生きたくないなと思ってしまう(だから正直noteも、読む側としてはとても好きなツールというわけではない)。

そんな私が昨年、kindleを

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もう一度だけ、行きたい店#番外編 OSSE

もう一度だけ、行きたい店#番外編 OSSE

#番外編  Shokudo & Cafe OSSE @伊勢

この4月まで経堂にあったOSSEが好きすぎて、移転先の伊勢まで行ってきました。

OSSE愛を語り始めると長くなるので、訪問記から…。

伊勢市駅を出て、外宮の方へ住宅街を歩いて行くと懐かしい文字が。

「こんにちは〜」と顔を出してくれたのは、管理栄養士の店主・ナツコさんとお姉さんのチカさん。経堂時代から変わらない、優しい笑顔の二人と優し

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もう一度だけ、行きたい店  #3 orange

もう一度だけ、行きたい店 #3 orange

通学の乗り換え駅、下北沢でふと降りてふらっと入ったワッフル専門店。ここが初めて好きになった東京のカフェ。

木を基調にした店内には大きなガラス窓からたっぷり光が差し込んでくる。
行列のできるパンケーキ屋さんとはちょっと違う、のんびりと穏やかな空気が居心地良い。

ここのワッフルは、ワッフルの概念を変えるおいしさ。
ナイフを下ろすとサクッと軽快な音を立て、香ばしい香りを漂わせる。焼きたてカリカリの表

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もう一度だけ、行きたい店  #2 クルミドコーヒー

もう一度だけ、行きたい店 #2 クルミドコーヒー

#2 クルミドコーヒー @西国分寺

東京カフェの絶対王者は、都会の真ん中とは言えない西国分寺にいる。

食べログカフェ部門1位に輝いた、こどものための、そしてこどもだった人のためのカフェ"クルミドコーヒー"。

まるで森の中の秘密基地に迷い込んだかのような、遊びごころたっぷりの癒やしの空間です。

(そういえば、ちゃんとしたカメラを忘れたので残念ながらスマホ撮影。)

お店のテーマは店名のとおり

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もう一度だけ、行きたい店 #1 LISBLANC

もう一度だけ、行きたい店 #1 LISBLANC

上京してからの4年半、400軒以上の飲食店を訪れてきた。都会が大の苦手な私にとっておいしいものは生きる源で、安心できる空間は生きる支えだった。東京を離れる前に、大好きだったお店の記録を残しておこうと思う。自分のための記録じゃなくて、みんなに伝えるための記録。
#1 LISBLANC @駒場東大前

渋谷から2駅とは思えない、静かで小さな街で私の東京生活は始まった。

車がぎりぎりすれ違えるくらい

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