Bboy EP.9 「natsuki」
【BREAKIN DOCUMENT 挨拶】
この度は、「BREAKIN DOCUMENT」~Learn for various bboys life~にアクセスいただきありがとうございます。こちらでは、日本中の多才なbboy(ブレイクダンサー)たちのインタビュー記事を掲載していきます。
私が出会った中には、サラリーマン・医者・農家・フリーランス・公務員など様々な方々がブレイキンというダンス・カルチャーを生活に取り入れています。彼らは、それぞれ美学をもちブレイキンをライフスタイルとして取り入れ、今もなお踊り続けています。
私は、彼らが何を思い踊り続けているのか、ブレイキンが彼らの生活の中でどういった位置づけにあるのか興味があり、このプロジェクトを始めることにしました。
本ブログでは、ライフスタイルにブレイキンを溶け込ませ今も踊り続けているbboyたちに焦点を当て、彼らの生きざまを記録し、発信していきます。そして、購読者様の「bboyマインドの形成及びライフスタイルを充実させるための考え方の引き出しとなること」、「これからブレイキンを始めてみたい人たちのバイブルとなること」を目的とし、協力者様の貴重なインタビュー記事を掲載させていただきます。
この活動を通じて、関わってくださった皆様の生活が豊かになることを願っております。
※なお、活動で得られた収益は、「BREAKIN DOCUMENT」の活動・イベントに使わせていただきます。
※ 記事内で使用させていただいている写真に関しては、インタビュイー様から承認いただき、ご提供いただいた写真を使用いたしております。
1. プロフィール
・bboy名:natsuki
・レぺゼン: B.O.S clan
・職種:ネジ屋商社の営業(22年3月退社予定)、ブレイキンレッスン及びプライベートレッスン、WEBサイトの運営
・年齢:25歳
・ダンス歴:7年(18歳~)
2.ブレイキンを始めたきっかけは?
始めたきっかけは、高校を卒業して春休みになったタイミングにテレビで見た、スタードラフト会議ですね。その時にBboy ISSEIが踊っているところを見て、かっこいいなって思いました。
もともと中高でバスケをしていて、大学はもうやらなくていいかなって思っていました。そして大学に入って、入学式が終わった後に、サークルのビラ配りをしていたんです。
そこでもらったビラに、ダンスサークルがあったんですよ。それでダンスサークルに入って、ブレイキンを始めた感じです。
そこからブレイキンをやっていくにつれて、色々できるようになっていくのが楽しくて、のめり込んでいきました。ウインドミルとか最初はできないんですけど、だんだんできるようになってくる喜びが大きかったです。
中高にしていたバスケは、何かができるようになったらそこで終わってしまう感覚があったんです。自分のポジションが決められていて、その範囲の中でやるべき動きをしなければならないんですよね。その中に少しは、自分の考えが入ったりもするんですけど、チームが点数を取る動きをすればいい感じでした。
自分は身長が小さかったので、バスケの中でも司令塔的なポジションでした。なので、決められたゲームメイクをするだけだったんです。ドリブル・パス・シュートができればいいだけなので、役割がもう決まっていたんですよね。
なのでバスケの練習は、永遠にブレイキンの6歩をしているような感覚だったんです。もちろんバスケで勝つことは楽しかったんですけど、今後大学でもバスケをやって成長を感じないと思っていました。
その時にブレイキンと出会いました。ブレイキンは、ウインドミルをしたら、次はトーマスみたいにどんどん覚えることがあったんですよ。その中で自分の動きを作っていくことも面白いなって思うようになりました。
あとやっぱりブレイキンは自由なので、その中に自分の表現を取り入れられるところにどんどんハマっていきましたね。なので、今は意外と踊っている時よりも、ネタを作っている時が1番楽しいかもしれないです!
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