6/12は前職の最終出社日でした。
「会社辞めちゃいました。」
朝9時にとある大変お世話になっている方へショートメッセージを送りました。
大変お世話になっていると書きましたが実際にお会いしたのは一度だけ、ウェブ会議でも一度だけ、もうずいぶん前に構想策定というか私の妄想をお伝えする機会を頂いただけでした。
「今日ちょうどお昼に大丸のサヴァティーニにいるからおいでよ。」
お店に入ると一番奥の席でひとり座っていらして、穏和な笑顔でたわいもない世間話をした後で、思いもかけない言葉が耳のなかを通り抜けました。
「小沢くん、うちで社長やらない?」
「どうせなら新会社立てたらいい。最初の資本政策は整えておくから、いつから来れる?」
経営は意思決定の連続と言いますが、本物の経営者の意思決定のスピードを肌で感じた瞬間でした。
つづく
こじんまり、でも良い音鳴る新オフィス
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