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10月はこれを見る!スイッチインタビュー「堂本光一×羽生結弦」EP3の感想 その1

 遂に完結してしまった。どの回もあっとゆー間の30分でした。羽生くんの笑顔がいっぱい見れた最終回、感想を順に述べていきます。

①順調すぎると怖い
 梯子を使ったハードなフライングを「命を燃やす表現、キツければキツいほどそれが伝わる、キツい芝居をしても面白くない」と語る堂本光一さん。ショーにリアルなキツさを持ち込むの?キツくなくてもキツく見せるのがお芝居なんじゃないの?だって月影先生がそう言ってたもん。(←ガラスの仮面です)
 EP2の感想でリミッターが壊れてると書いたけど、もはや意図的に壊しに行ってるよね。「稽古で100%を越えるよーにしておいて本番で限界の先を出すのか?」と羽生くんが質問してたけど、あのフライングを観たらそー聞きたくなるわ。本番の映像はちょっとしか映らなかったけど、あれをリアルで観たらハマると思う。観てみたいと思わせる迫力がありました。
 それでいて、フライングをミスする練習映像を見ながら「順調すぎると怖い、ミスがあるとこれが本番でおきなくてよかったねって、検証できるから良い」と仰る。リミッターが壊れてるよーで超リアリスト。やっぱり羽生くんと同じ匂いがする。

②細かい仕草1つにもこだわり
 堂本光一さんが語るこだわりを抜粋↓↓

 この画角(モニターサイズ)の中だけで踊るのが流行ってるけど、自分の好きなダンスは点から点への動線を意識する。(中略) 間合いが大事。全てにおいて流れがある。

堂本光一さんの語る間合い、身体の流れ

 あんまり理解してくれる人がいないと仰ってたけど、羽生くんはめちゃくちゃ理解したと思う。羽生くんも「360度どこから見ても美しい動きになっているか」常に撮影して修正するって言うし(ELLEの動画で言ってた)、プロダンサーの方も動きの美しさを語ってくれてるし(特にはるきさんの解説動画)、間合いとか身体の流れは凄く意識してると思う。やっぱり同じ匂いがする。

③Show Must Go On
 コロナ禍のため20年間続けた舞台を一時中止。「何があってもショーは続けなければいけない」が作品のテーマなのに出来てない。その辛さは計り知れないとゆー羽生くん。でも羽生くんもワールド2020の中止は辛かったよね。
 あの時、負けに行くよーな試合と言ってなかったっけ?(←うろ覚え) それを鼓舞して、練習して、なのに中止が決定して、一瞬でもホッとした自分を許せなかったと思う。選べるならワールドに出場してスコアで負ける方を選んだよね。
 堂本光一さんと羽生くんでは状況が違うので同列に語るのは違うかもしれないけど、挑む事が許されないとゆー意味で苦しいのは同じ気がする。その時間を経て「立ち止まる事があっても、それを受け止めてまた一歩踏み出す事が大事。(中略) 逆に自分燃えるんですよ」と仰る堂本光一さん。羽生くんはこの言葉に激しく同意なのでは?嬉々として「ヘンタイですね」と返す羽生くん。共鳴する人と話す時はクシャッとなる笑顔が増えますよね。

④乖離していく自我
 「求められてる堂本光一、自分が求めている堂本光一、家に帰った瞬間からの堂本光一、(自我が)崩れたりしないですか?」と自我のバランスの取り方を問う羽生くんに対し「本物ってゆーのは普段からルーティーンもビシッと決めて、そこ(本番)に向かってガシッてやっていってると想像するけど、自分なんかズタボロ」と返す堂本光一さん。ここでも羽生くんは激しく同意だったのでは?そこからの2人の会話↓↓
羽:羽生さんそーだと思われてるんだろーな。
堂:そーだろーなと思ってます。
羽:羽生的には光一さんそーなんだろーなって思ってます。僕も日常はグチャグチャ。(中略) 乖離していきません?
堂:乖離してますよ。
自我の乖離を嬉々として語る羽生くん。メンタルの危うい部分を話してるんだけど、共鳴できる人との会話はよほど嬉しいのだろう。後半に向かうにつれクシャクシャな笑顔が増えましたよね。アマチュア時代(特に平昌後) はこんな表情をなかなか見れなかった。
 プロ転向を表明した時はこんな未来を想像できなかったけど、エンタメの世界には羽生くんに共鳴してくれる人がたくさんいる。堂本光一さんはその1人だと思う。何よりも笑顔が見れるのが嬉しいです。プロ転向して良かったね。
 
 ここまで書いて前半15分。今回は簡潔に纏めたかったのに長文になりそーなので一旦切ります。お読みいただきありがとうございました!

おまけ:西川さんのCMがオンエアされたばかりなのに「寝るのめんどくさ」と言ってしまう羽生くん。7月くらいの撮影だから鉄壁の羽生式放送コードに引っ掛からなかったのかな?ドンマイ!






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