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タモリステーションの感想

 遅ればせながら表題番組の感想です。
 昭和から令和まで多岐にわたるスポーツの歴史を紹介してくれたタモリステーション。もちろんフィギュアスケートについての紹介もあり、羽生くんについては「1人のスケーターによって伝説が生まれます」とレジェンド扱いで紹介してくれました。
 羽生くんと言えばオリンピック連覇ですが、19回の世界記録更新や330点超えのヒストリカルレコード、初のGPF3連覇を紹介してくれたのは素直に嬉しい。あった事実をそのままに、憶測や妄想、想像を挟む事なく報じてくれるって本当にありがたい。てゆーか、報道って本来はそーゆうものだよね。ソースも出せない、公益性のかけらも無いお話しは報道とは言いませんからね。
 すみません。日頃の恨みつらみが出ました。反省して話を羽生くんに戻します。
 「圧倒的に勝ちたい」はアマチュア時代によく言ってましたよね。勝利への渇望が挑戦に繋がり挑戦が伝説を生む。だけどそれは、いつか何処かで燃え尽きるもの。特にフィギュアスケートはプライムタイムが短く、燃え尽きるタイミングが他の競技より早くやって来ます。だから荒川静香さんの言うよーに、多くのフィギュアスケーターにとってオリンピックは競技人生をかけて挑戦する最終目標なんです。なのに羽生くんは幼少期からオリンピック連覇が目標だった。って事はですね、1度目のオリンピック優勝はスモールステップの1つなんですよ。平たく言えば「目標設定が高い」なんですが、発想が規格外。結果を出した後なら「さすが」って話ですが、結果を出す前なら「ナニイッチャッテルノ?」ってなりそう。だけど羽生くんには道筋が見えてたんだろーな。本当に頭の中がどーなってるのか見てみたい。羽生くんの思考・発想には驚かされる事ばかりです。
 そしてもう1つ。燃え尽きない事に驚かされてます。今まではプロスケーターと言えばピークを過ぎた印象がありました。が、羽生くんはアマチュアの上にプロが存在するとゆー発想でプロ活動を展開しました。結果、従来のやり方を踏襲しないアイスショー、いやエンターテイメントが誕生しました。新しいものを生み出す、0を1にする力はアマチュア時代のそれとは比べものにならないはず。その原動力はどこから来るのか?わたしが思うに平昌五輪以降の、特に北京五輪の悔しさが原動力になってると思います。誰かの作ったフォーマットを焼き回すよーなアイスショーじゃなく、「icestory」って発想は悔しい気持ちと真正面に向き合うから生まれたんだと思う。羽生くんの悔しさを想像すると暫くは燃え続けると思います。(期待)  そー考えるとあの4年間は無駄な時間ではなかった。「努力は嘘をつく、でも無駄にはならない」を今更ながら実感しますね。これからも応援し続けます!

番組概要

SEIMEIに続いてバラ1もUPしてくれたテレ朝様には足向けて寝れない。↓↓

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