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10月はこれを見る!スイッチインタビュー「堂本光一×羽生結弦」EP2の感想 その1

 EP2も内容が濃かったですね。情報過多で纏まらないので思いついた順に感想を書きます。

①身体表現の追求
 身体が柔らかい→人よりも動いちゃう→軸がずれちゃう→人一倍真ん中を大事にしなきゃと語る場面は凄く頷きながら聞いてました。身体が柔らかい人って軸を作るのが苦手なんです。だからグニャっとならない動きの練習が人一倍必要なんです。が、もの凄くキツい。筋トレとして普通にハードだし、常に意識してないとフォームがすぐに崩れる。運動は学習って羽生くんが言ってたけど、学習する前にバテます。もともと身体が柔らかかった羽生くんはどんだけ考えて、どんだけ練習したんだろう?あの浮遊感あるジャンプの裏にある練習を考えると心して観なければと思うのです。

②孤独と孤高
 周りとの熱量の差、見えてるものが違うと語る場面で私の頭にはサブスク堂の星野源さんがチラッと出てきました。星野源さんも人と違う感性に孤独を感じていたよーな話をしてましたよね?そして堂本光一さんも羽生くんの言葉に「20代の頃そー思ってた」と返してますよね。やはり皆さん通じるものがあるのでしょーか?
 凡人が見た事ない世界を垣間見た人達って、その瞬間は孤独なのかな?誰でも孤独を感じる瞬間なんて経験あると思うけど、私の孤独と彼らの孤独は同じなのか?きっと違うな。彼らの場合は突き詰めた先にある孤高。対して私の場合は気がついたらぼっちな感じ。言ってて悲しくなってきたので羽生くんの話に戻します。
 「突き詰めないと納得できない」「自分自身と対峙して超えられるよーに」と語る羽生くんに「背負ってる」から始まる堂本光一さんのお話は深かった。20年以上を舞台に立ち続けてきた経験から出てくる言葉。なのに上からな感じが全く無い。羽生くんの思いを否定せず、言葉を選んで語るところに大人の魅力を感じました。堂本光一さんの言葉が素敵だったので抜粋します。↓↓

 以前はスタッフと意思疎通ができない時は「いいや自分で考えるから」って考え方だった。それを「任せてみよう」って思った瞬間があって、「違うんだよ」じゃなくて「そーゆう発想もあるのか」と、一回受け入れてみようとなった時にラクになれた。自分に持っていなかったもの(表現)の勉強になるし、今まで自分がしてきた表現とは違った観点を持つことが出来るよーになった。受け入れてやってみよう、そこからラクになった。周りを見るとすごく頑張ってくれてる。ありがとうございますってゆー感覚になっていった。そーするとチームが前に進み始めた。羽生さんもプロの中で見えてくる事、新しい視野がこれからどんどん生まれてくるかもしれない。

堂本光一さんのお話

 これを語る場面、サブスク堂で星野源さんが仰った「荷物みたいなものを渡せて、宜しくお願いしますって言えるよーになるって大事」とゆー言葉を思い出しました。そして、堂本光一さんの話し方に豊豊さんの包容力ある優しさを思い出しました。NHKの対談番組は人選が素晴らしいですよね。30分とは思えない濃い内容…だからスタイリストさんも頑張ってほしい。また神番組を期待してます。

③太陽と月
 「この社会を生きてる人たちも孤独を抱えてる、その方達に刺さってくれるよーな表現を追い求められたら」と表現について語った後の言葉が自分の心情に凄くはまったので抜粋↓↓

 太陽と月じゃないけど、僕は月で在れればいーなと思ってて、観客の方が自分ってゆー光を放ってて、それを見た時に「月がきれーだな」って思ってもらえるよーに、それって自分の光だよって思ってもらえるよーに

羽生くんの言葉

 素敵なものを見た時に素敵と思える人は素敵な人。だから羽生くんのパフォーマンスを素敵だと思える自分は捨てたもんじゃない。そー思ってる自分の心情にはまる言葉でした。自分をちょっと上げてくれる羽生くんの存在は私の光そのもの。ずっと付いて行くからね。

④僕の原点
 誰かが喜んでる姿が見たいってゆーのが僕の原点、期待してる人たちがいる限りは生の人間として追い込み切りたい。この言葉はファンへの愛の告白ですよね?
 羽生くんが人生を賭けて見せて(魅せて)くれるものを大切に受け止めたいと思ってます。でも人生を賭けて受け取るわけじゃない。羽生くんに心躍らせるのも応援するのも人生の彩りの一部。人生をちょっと上向かせるための応援であって、人生を賭けて応援するのは本末転倒なんだと思う。そー考えると、ファンが羽生くんを思う気持ちより、羽生くんがファンを思う気持ちの方が圧倒的に大きくて深いはず。私達は愛されすぎている。愛には愛で返さねば。
 推し活を恋に例える人もいるけど、私にはやはり愛の方がしっくり来る。恋は感情だから揺れ動くし薄れていくもの。だからリアコの方々がいつか担降りするのって世の習いだと思ってる。でも愛は意志だから。この人を応援しようって意志だからずっと続くものだと思ってる。リアコの方々がロスを経てなお応援すると思えたなら、それは愛ですよ。担降りは仕方ないと思ってるけど、戻って来てくれたら嬉しいです。たくさんの愛で羽生くんを応援したいです。

 ここまで書いて前半15分の内容にしか触れられてない。まだ書きたい事があるんですが、長尺なので一旦切ります。お読みいただきありがとうございました!

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