終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 1話感想

せっかくの夏休み、何か泣けるアニメが見たいと言うことで、前々から気になっていた「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 」(略称『すかすか』)というアニメをイッキ見することにした。
とりあえず見てて思ったことを書きなぐる。


ラストに繋がるであろう描写が終わって、その後で最初に受けた印象としては、序盤のヴィレムがクトリを助けるとこでなろうの系譜なのかな?という感じだった。…けど、思ったよりヴィレムが人間味溢れてて可愛かった。クトリを塔に連れてく時もヴィレム側の方がずっと困った顔してたしね。

それでまず出てきた作品内の大きな要素なのであろう種族差別…今作はどうやら人間のみみたいだけど、差別の仕方がなんかリアルで良かったね。(良くは無い)
「人間のくせに…」とかでもなく、「毛皮も無いヤツが…」みたいなこと群衆が言ってたが、される側から見れば「なんだその基準???」ってなるような要素で差別されてるのめっちゃリアルだった。あと証だか印だかも気になるけど。それはまぁ後々明かされるのであろう。
あんま関係ないけどケモ類から人間への差別ってなるとリアタイでも「贄姫と野獣の王」ってのやってるよね。まぁアレは差別は相互で一方的じゃないからマジで関連性そんなないんだけど。

そして「兵器」に関しては…まあ正直途中から何となく察してはいたけど、またアレか…命が消費されていく感じの…?
この手の設定に関しては自分は魔法少女特殊戦あすかを思い出すな。
そしてクトリはまぁ〜ストレートに可愛い。最後の方のヴィレムの部屋でのシーンなんかね。あんなふうモジモジしてる女の子が嫌いなオタクなんているわけないんだから。笑
でも正直、自らを「兵器」なんて自覚してる少女があんなふうに普通に感じて普通に話してるのを見ると、兵器という消耗品であることを本人が当たり前のように受け入れてるという世界観の残酷さが見えて今後の展開が怖くなったな。
クトリは見た目や様子だけで判断すれば、若くても10代後半以上位の精神年齢はあるようだけど、ちびっ子四人衆のような幼子まで兵器なんだとしたら、本人たちはそれを知ってるのか知らないのか…
知ってるなら知ってるで、さっきも言った通りそんな幼い子ですら兵器であることを受け入れてるの残酷すぎるし。
知らないなら知らないで、それを知らせず兵器として利用するのも残酷すぎるし…どちらにせよ倫理終わってるの逃げ場ねぇなコレ
まぁ、本作の世界観において「兵器」がどれほどの意味を持つかも分からない段階でこんなことを案じても仕方ないのはそれはそう。

…ってとこまでをエンディングを見ながら打っていたのだけど、Cパート!まさかのいきなり500年超前はびっくり。
クトリが兵器ならヴィレムが数少ない(クトリ達兵器が人間とすら扱われてないと仮定したら、場合によっちゃただ1人の?)人間てな感じかと思ったけど…そういう訳でもない?回想にでてきた少女を見るに食事してる男がヴィレム(若)っぽいし…てかお父さん?それにしては若くない?最後のナレーションによればその後死んでるし…
まだわからんことだらけだ

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